神は想像の産物であり 神話もフィクションであったはずなのだが、 福島1Fでは 祟る荒神を現世に実体化させてしまった 人の営みなど意に介さぬ とこしえに祟る80トンの無貌の神 遮蔽壁の社と冷却水の供物で 宥め鎮めるべき異神の臨在と実在 ノンフィクションとしての神話 神話の時代をぼくらは生きている気がする