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まちなか安否確認訓練レポート

まちなか安否確認を行いました。
日時:2020年10 月24日(土)9:00-11:30
場所:地域全域

《防災減災事業のゴール》
新東三国地域は自助ー互助ー共助ー公助のバトンがつながる状態をめざします。

まちなか安否確認訓練2020時程表5

《訓練想定(上町断層帯地震を想定)》
発災日時:10月24日(土)9:00 
災害規模:マグニチュード7.5/震度6強/津波の恐れ無し
地域の自然災害と災害リスクに基づいて想定しました。

まちなか安否確認訓練2020時程表2

《9:00  訓練発災》
9:00  住民全員でシェイクアウト!身の安全を確保する訓練を行います。
   地域役員は本部を立ち上げ、LINEで状況を各町会自主防災組織参集メン
   バーに知らせます。

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《9:05 地域災害対策本部設置》

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《公助へのバトン:無線で淀川区災害対策本部との通信を開始します。》

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同時に各町会自主防災組織にラインで共有します。

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《9:30-10:30  タオルでの安否確認状況報告》
安否確認状況が次々に入ってきます。

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Googleマイマップに写真を挿入していきます。

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ラインで送られて来る写真をプリントアウトしてタオル数をカウントしていきます。

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《10:30 安否確認終了》
本日は1時間で安否確認訓練を終了します。

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ライン後、集計を見直したところ、1時間で計806戸の安否を確認することができました。これ以上タオルは掲揚されていたと思いますが、今回はこのような結果となりました。

《10:30  振り返り》
安否確認終了後振り返りを行いました。
終了後、当日の振り返り会では、多くタオルを掲揚してもらった町会の訓練までの準備や周知方法の秘訣を伺い、次回以降他町会でも参考にできれば良いなと思いました。

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今回の訓練はたくさんの方々に見学に来ていただき、講評をいただきました。
山本淀川区長様よりは、やはり地道な声かけがたくさんのタオル掲揚につながる一方でラインやGoogleマイマップを活用しての新たな防災訓練の取り組みに対し評価していただきました。

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淀川消防署の宮本司令からは、災害が起きたときは共助の力は大きいということを過去の災害写真を投影していただいて説明していただきました。

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大阪市危機管理室の勝井アドバイザーさまからは、みんながやるべきことを理解して協力していたことを評価していただきました。

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最後に当地域の地区防災計画を担当してくださっている大阪市立大学の生田先生より、安否を確認することはとても大事だけれど、安否確認をする人(今回は町会自主防災組織参集者)の安全も大切、そのためにも安否確認を最大限に入手できる安否確認ポイントを見つけて効率よくカウントしていくことも推進してもらいたいとの講評をいただきました。

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実は取材もしていただきました。
当日は阿倍野区まちづくりセンターアドバイザーの出水様が、当地域の訓練を取材に来てくださいました。阿倍野区は大変防災意識が高い地域が多いようなので、私たちもぜひ情報共有していきたいと思っています。

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助っ人君に感謝!
今回の訓練では、史上最年少防災士の出水眞輝くんがずっと本部情報班でタオルをカウントしてくれました。
避難所はできることをできる人が手伝うことでスムーズな運営ができます。
自発的に自然に手伝ってくれた眞輝君の行動は素晴らしいと思います。
今後地域でも小中学生と一緒に避難所運営訓練を重ねて地域の防災減災力を高めていきたいと思います。

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まとめとして
まずは、自分のいのちを守る(自助)。その後は自分の状況を近所に伝える(互助)。近所ではそれを自分のいのちを守りながら地域本部に伝える(共助)。地域本部は区の本部に伝える(公助につなげる)。私たちのこのミッションを集まらないで行うためのツールとして、ラインやGoogleマイマップを活用しました。このスタイルは実際の災害時でも活用できるよう、今後も精度を高めていきたいと思います。

地域住民の皆さん、お疲れ様でした。

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