『レッドカーペット』と僕 〜その2〜

来ました、芸人自伝第20回。
ちゃんと数えたわけではありませんが、合計で10万文字以上は確実ですね。
僕みたいなものでも、芸人としてそれなりに歴史があったということと捉えてもいいんですかね。
でも、書けていないものがまだまだございます。
もしかしたら、死ぬまでに書ききれないかもしれません。(笑)
僕だけでもこれだけ書けるんですから、他の芸人さんがこういった自伝みたいなものを書いたとしたらそれはそれは膨大なものになることでしょう。
この自粛期間中は今までやってこれた芸人としての仕事がなかなかできておりません。
ただ、そんな中でもnoteを書くことによって芸人という職業と改めて向き合うことができているのも確かです。
逆に、今みたいな状況にならなかったらここまでお笑いのことを考えることはなかったかもしれません。
このコロナ禍は良い意味で芸人人生におけるターニングポイントとすら思っています。
note自体もそうなんですが、そこから派生して始められた仕事があります。
それはバッファロー吾郎A先生とやらせてもらっている「◯◯に聞く」シリーズです。
こんな機会だからこそ、ゲストに迎えた芸人さんにお笑いのことを真面目に聞くという趣旨のものです。
実はこちら、A先生が僕のnote記事に反応してくださりそこから生まれたコンテンツです。
今活躍されている芸人さんから沢山の金言を聞かせてもらうことができるこのトークライブ配信、これがコロナ期間中の最大の収穫です。

初回では、A先生が僕にしずるのコントについて沢山のことを聞き出してくださいました。
そして、そこからはゲストの芸人さんを迎えてここまでずっと続けてきております。

オジンオズボーン 篠宮さん
R藤本
小籔さん
千鳥 ノブさん
ザコシショウさん
ガリットチュウ 福島さん
シソンヌ じろう
友近さん(アーカイブ配信中)

ヤバヤバのすご過ぎるラインナップ。
そして、今後の予定もございます。

6月27日(土) 麒麟 川島さん
7月4日(土) もう中学生さん
7月8日(水) ジャンポケ 太田
7月12日(日) ピース 又吉さん

チケット詳細など諸々の情報はこちらのツイッターまで。

このトークライブ配信があるだけで僕の生活は大変豊かなものになっております。
7月、8月…とこれからも続けていきますので、何卒宜しくお願い致します。

さぁ、前回は2007年に「レッドカーペット」の放送が始まり、僕たちしずるがそのスピンオフとなる深夜特番「ピンクカーペット」に出演することになったというお話でした。
大袈裟でなく、その出番直前に僕たちの人生が大きく動き出しました。
その時の記憶から、レッドカーペットへの道のりを今回も話していきたいと思います。

ピンクカーペット収録当日、しずるの出番前に本田朋子アナと松尾翠アナが綺麗に声を揃えてこう言いました。

「甘酸っぱい青春コント！しずる！」