【~連載~静岡の歴史を学ぼう147】 Ote Gomon Gate 大手御門
※この記事は「静岡移住計画Facebook」に掲載しております。
江戸時代のサムライ気分で駿府城まで行ってみたいなら、ぜひこちらを通って下さいね。
県庁東館の脇にその跡があります。葵区役所から御幸通りを横切ったお堀の間にある道に看板を見つけてくださいね。
Ote Gomon Gate
大手御門
Ote Gomon Gate was the first formal entrance to the Sumpu Castle.
大手御門は駿府城への最初の正式な入り口でした。
If the visitors wanted to go to the Honmaru Palace (the most inner and important palace), they had to go through four gates, including it.
もし、本丸御殿(最も内側の重要な屋敷)に行きたいのなら、これを含め、4つの門を通らなくてはいけませんでした。
The gates were Ote Gomon Gate, Ninomaru Higashi Gomon Gate, Higashi-Kuichigai-Gomon Gate, and Ogenkanmae–Gomon Gate.
それらは、大手御門、東御門、二ノ丸東喰違御門(にのまるひがしくいちがいごもん)、そして御玄関前御門でした。(大手御門から二ノ丸御門、そして御玄関前御門に進むルートもありました)
In Japanese castles, the entrance system through the castle is also called 'gate'.
日本の城では、門を通る入り口自体のことも「門」と呼びました。
At Ote Gomon Gate, visitors used to pass an earthen bridge across the Sannnomaru bori (moat) and turn to the right to pass the Watari Yagura Gate, which was a watch tower gate.
大手御門では訪問者は三ノ丸堀にかかっている土橋を渡り、右に曲がって渡櫓門を通っていました。渡櫓門とは見張り塔の門のことです。
The route was 'L-shaped' for security purposes.
通路はセキュリティー目的のため、L字型をしていました。
Today, there are different colored pavement blocks to highlight the remains of the pillars.
今、道にはかつて柱があったことを示す、色違いのブロックが置かれてあります。
And the site portrays the reverence of the Edo period in Sumpu.
そしてその跡地は駿府の江戸時代の面影を映し出しています。
参考資料:静岡市発行パンフレット「駿府城は実践向きな城?!家康の攻防の工夫を要チェック!」