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心理士 ”とく(桃来)” の      『から・ころ・ラボ』

はじめまして。
心理士の ”とく(桃来)” といいます。
これまで、医療、産業、教育、福祉などの分野において、
心理臨床のキャリアを積んできました。

ひとの<こころ>について、
ひとの<からだ>について、
ひとの<こころ>と<からだ>のつながりについて、
なんで、こんなことになっちゃうんだろう・・・?
どうしたら、こんな痛みや苦しみがやわらぐんだろう・・・?
どうしてこんな厳しい状況下でも、あるひとはより良い方へ
またあるひとはさらに苦しい方向へ向かっていくんだろう・・・?
自分自身の<こころ>と<からだ>を探究しつつ、
他者の多種多様な<こころ>と<からだ>の在り様を観察し、
ときには苦境を脱する手立てがないかと試行錯誤してきました。

対象は、生まれて間もない赤ちゃんから幼児さん、小学生、中学生、高校生、大学生、成人の方も80,90代の高齢の方まで、その時々で身を置く現場それぞれさまざまでした。
思えば、同じ「子育て相談」といっても、ひとつとして同じケースはありませんでした。「不登校」といっても、どれひとつとして同じケースはありませんでした。全てのケースに独自の過去があり、はじまりがあり、経緯があり、今につながるひとつの結果があり、そして、未来がありました。

日々、次々と湧き上がる疑問の数々に、明確な答えが得られることはそうそうなく、ああでもないこうでもないと思案し続けているのは、子どものころから、心理の仕事についてからもずっと続いていて、昔も今も変わらない癖というか、趣味というか、もしかしたら職業病ともいわれるものなのかもしれません。

思えばこれまで、<こころ>や<からだ>について、そしてそのつながりについて、あれこれ思いめぐらしたことを、誰かに向けて発信する、ということはあまりしてきませんでした。聞かれればなにがしかの返答をしたり、身近な同僚や知人と、たまたまその場限りで意見交換するということはあっても、コンスタントに自分自身の考えや思いを文字にする、言葉にするという作業は少なかったかなと思います。

でもここにきて、自分の内に積もり積もった思いを表現してみたい、それによって、自分の世界も視野も広がるんじゃないかと期待する気もちが生まれてきました。自分を表現することによって、求める答えがちがう角度から得られるのかもしれないという期待もあったりします。

自己と他者の<こころ>と<からだ>について、ひとの成長や変化について、探究・研究・実験してみるプラット・フォームとして、
『心理士 ”とく(桃来)の から・ころ・ラボ』
と名付けてみました。

人生初の試みになりますので、なんだかちょっとドキドキしますが、とにかく楽しみながら、自分なりのペースで続けていけたらいいなと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。

第1回目の投稿は、日頃カウンセラーとして出入りしている保育・教育現場のひとコマについて書いてみたいと思います。

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