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【受験生必見👀】住むならココを見ておこう!現役静大生による静岡暮らしのてびき①


静大公認マスコミサークル「しずおかキャンパる編集部」がお送りする、新入生新生活応援シリーズ第一弾!

今回は一人暮らしを始める静大生へ、物件選びの参考になるアレコレをお教えします。

筆者も四国からこの静岡に舞い降りた、一人暮らし歴4年の経験者です。

今回は編集部だけでなく、同じく一人暮らしの友人たちにご協力いただき、静岡大学周辺に住む際に気にかけた点や、
住んでみてよかった点、
そして後悔している点を聞いてみました。


では、一人暮らしの静大生の生の声、お聞きください。


はじめに---静岡市って住みやすい?自転車があれば困らない!コンパクトな街


静岡大学へ通うため、一人暮らしをするとなると住むのは静岡市!
静岡市は3つの区によって構成されています。


JR静岡駅や県庁のある繁華街から、「オクシズ」と呼ばれる山間部にまで広がる葵区

エスパルスの本拠地として、またちびまる子ちゃんの舞台として有名な、旧・清水市を含む清水区

そして静大生の多くは、静岡大学の所在する、海に面した駿河区に住んでいます。

特に平坦な駿河区は、静岡市の中でも住みやすい!

【交通面】
静岡市の中でも、海岸や山地付近以外は特に傾斜もない駿河区。

自転車があれば、平坦な道なので買い物も苦労しません!実は自転車で大学からJR静岡駅まで、20〜25分程度で行けちゃうんです。

渋滞状況によっては自転車がバスよりも早い時もあるくらい。

ちなみに歩きで何分かかるかも、編集部が調べてみました。
そんな機会はないと言ったそこのアナタ。終電・終バスを逃した飲み帰りの静大生は、自らの足で駅から歩いて帰るのです…。
(詳しくは次の記事を読んでみてね)


【気候面】
「静岡県民は雪が降るとパニックになる」という言葉でお馴染みですが、こちらは迷信ではございません。

駿河区のような静岡県の平野部となると、雪は積もるどころか一年を通して降らないことが通例。
温暖で、冬でも過ごしやすいのが特徴です。


また降水量は全国平均より少し多めですが、雨の日は連続して続かない印象。

部屋干し苦手派の私は、4年間で何とか1回も部屋干しをすることなくここまで来れました。
もちろん、コインランドリーも大学近くに3.4つほどあるので、急ぎのお洗濯に活用するのもいいですね。

【インフラ面】
「コンパクトシティ」の名にふさわしく、大きな商業施設やイベントホール、公機関が一つにまとまる静岡市。
遊ぶにしても、JR静岡駅に出ればショッピングも楽しめ、映画館やおしゃれなカフェも立ち並びます。
大学周辺にもいろいろなスーパー、コンビニ、ドラッグストアは近くに点在するので、贔屓にしているお店の近くにお家があると嬉しいですね。
(筆者はセブンイ〇ブン推し)

自転車があれば、生活に困らない(4年・女子・小鹿)

運転免許の取得や、学年に応じて、原付や車を購入する静大生もいます。
しかし一人暮らしの静大生だと、部活や趣味の関係で持つ人以外は、それほど車は持たない印象。

生活をしていく上では、自転車があれば困らない。

静大生の一人暮らしはこの言葉につきると思います。



住むならエリアは「小鹿」と「大谷」


こちら駿河区の地図。
赤線のエリアが小鹿と大谷です。
引用元:みんなの行政地図


静大生が住むのは、駿河区でも「小鹿」と「大谷」エリアがほとんど!
ちなみにそれぞれ読み方は「おしか」「おおや」です。

【小鹿エリア】
・JR東静岡駅に近い (頑張れば徒歩で行ける)
・大学からは少し遠い
・大きな道路(SBS通り・小鹿通り)や商店街もあり、夜は明るい
・コンビニ以外に24時間営業の牛丼屋とドラッグストアがある
・学生マンションは少なめ
バスに乗る時のメリットが多い(後述)


【大谷エリア】
・大学からとにかく近い
・学生行きつけのリーズナブルなご飯屋さんが多い
・街灯が少なくお店も少ないため、夜は暗い
・学生マンションは多め
・学生が多く住んでいるため、友達同士で行き来ができる

ざっとまとめると…

小鹿 大学からは離れる分、比較的その他の生活の便は良い
大谷 大学に近く、学生ならではの生活ができる

エリアごとでは、静大生はこのような感覚を持っています!


ただし…注意!
静岡大学の静岡キャンパスが「山」「坂」「天空の城」という言葉で語られるように、
その周辺の小鹿・大谷エリアでもに行くほど傾斜が出てきます。
一部エリアはかなりの坂です。かなりの。

しかしその分、立地以外の条件が良く、お家賃が低めの物件が並ぶのも特徴。

小鹿エリアの東名高速道路近くに住んでいます。家までは坂が続きますが、電動自転車を買ったので、あまり困ったことはありませんでした。(4年・女子・小鹿)

坂の上に住んでいる静大生は電動自転車の保有率が高めです。

このように対策すれば快適に住める方法もあるはず!
内見に行った際には、坂のレベルと対策に注目してみてください。


筆者がまとめた、物件選びの際にみてほしい点は次に続きます。


【注目ポイント①】大学からの近さ

授業の30分前まで寝れます。空きコマで帰宅して昼寝できます。雨の日も徒歩で行けるからほぼ濡れません。(1年・女子・大谷)

朝起きられない人はま!じ!で!大谷がおすすめ!(1年・女子・大谷)

さっそく一人暮らし歴1年の1年生から、大学に近いメリットを紹介いただきました。授業がつめつめな低学年だと、1日中、学校にいる日もたくさんあります。

その時に、ぎりぎりまで寝て体力を温存すること、また空き時間に睡眠時間がとれるメリットは大きいですよ!
(4年生になって改めて思います。90分授業は集中力との戦いです。)

授業中に寝てしまいがちだったアナタには、大谷をおススメします。

また、雨の日の大学は憂鬱。
小鹿住みの筆者は大雨の日、バスに乗って大学に行ってみたのですが、

雨の日はバスも大混雑。ドアが閉まらないほどの満車具合に、かえって気分が悪くなってしまいました。

それ以降、雨の日も自転車で大学に通っていましたが、
到着したころには靴下までびしょびしょです…。

大学へ徒歩で行けるというメリットは、雨に日にも発揮されるようです。

そしてなんといっても、大学から近いと、遅刻の心配が少ないことが大きいですよね。

遅刻や欠席が一定数続くと、単位が出ない授業がほとんどです。
せっかく頑張ってテストを頑張っても、出席関係で減点されるともったいない!

大谷に住んで、目指せ!無遅刻、無欠席!


…と言いたいところですが、
近すぎるがゆえのデメリットもあるのです。

大学まで近いから、油断して寝坊することが多くなった。大学に近ければ近いほど、遅刻する人が多いような気がする。(4年・男子・大谷)

―大学から遠い人ほどタイムスケジューリングを厳密に行い、
 近い人ほどギリギリを攻めるようになる―


これもよく聞きますね。
ちなみに空きコマの時間に家で昼寝して、寝過ごして授業に来なかった人を筆者は何人も見てきました。

油断は大敵なのです。
アラームで必ず起きられる自信まであると、大学近くに住んでも安心ですね。



【注目ポイント②】バス停の近さ

静大の周辺(静大生がよく住むエリア)を走るバスは、
しずてつジャストライン「美和大谷線」の一路線のみ。

JR静岡駅まで乗り換え無しで20〜30分ほどで移動でき、平日の日中は多い時10分おきに便があります!

遊びに、バイトに、帰省時に、静岡キャンパスの静大生なら利用する機会が何かと多いJR静岡駅。まさにライフラインのバスは、使いこなせるとだいぶ便利ですよ。

そこでミソになるのは、ズバリ、物件からバス停までの近さでございます。

帰省する時、キャリーケースを転がしながら、歩いて15分先のバス停に行くのは大変でした・・・。途中で雨も降ってきて、先に買っていたお土産も濡れてしまって散々な思いをしました。(3年・女子・大谷)

夏休みや春休みには、キャリーケースを持った帰省する静大生でいっぱいになるバス。どうしてもバスを使わないといけないとき、大荷物でバス停まで移動するのは結構大変です。

また駅で遊んで帰ってきたとき、歩いて帰る夜道は短いほうがいいですよね。

筆者は大谷の東側、つまり坂が急なエリアに友達を送っていったことがあるのですが、
あまりの暗さに帰りは半泣きで帰りました…。
バス停から20分くらいかかったんです(´;ω;`)

そして大谷に住まうことをお考えの方、バスでは1つ注意していただきたい点が…。

気をつけて!「小鹿」と「大谷」のバス事情

大学周辺に似た名前のバス停が多くて、1年生の時は何度もバス停を間違えてしまった。(4年・女子・大谷)

「堀之内」からルートが分岐して、「井庄」で合流する!


静大と静岡駅を結ぶ路線は1本ですが、
始点・終点と、経由するバス停によって、通る道が微妙に違うのです…!

間違えやすいのは「片山」がつくバス停と、「宮川」がつくバス停。頭に「静大」がつくかどうかで大学前の道を迂回するかどうかが決まります。

正直、黄色で示した静大周辺のバス停は徒歩圏内なので、

静岡駅から乗った便が最寄りのバス停で止まらなくても、時間があるときは焦らなくて大丈夫ですが…

JR静岡駅に行くときに、せっかく時刻表を調べても、バス停を間違えてバスが来ないという事件を、大谷住みは1回は経験します。

一方、小鹿エリア。
結局のところバス停が分岐するのは「堀之内」からなので、この便によるルート分岐の影響を受けることはありません。

そして小鹿エリアにうれしいのはバスの料金!

JR静岡駅間のバス料金は、小鹿と大谷エリアで結構違うのです。

「小鹿」⇔「JR静岡駅前」 片道190円/往復380円
「静岡大学前」⇔「JR静岡駅前」 片道300円/往復600円

往復にしてみると、かなりの差が。
大谷住みの静大生でも、料金が変わる「小鹿公民館前」まで歩いてバスに乗ることもしばしば。

休日遊ぶとなると、駅周辺に出ることが多くなる静大生。

4年間でこの運賃の差をどう埋めるかが、節約のカギでもあるのです。



【注目ポイント③】お店の近さ

安さや品ぞろえには差はあれど、スーパーは小鹿にも大谷にも点在しています。

そこでミソになるのは、自分のよく利用するお店が近くにあるか。

無人の古着屋と、某ファッションセンター「しま〇ら」が近くにあるので、服には困らない。(1年・男子・小鹿)

お店の多さに定評のある小鹿ですが、
食関係だけでなく、少し足をのばせばユニ〇ロもあるので駅に出ずともが買えちゃいます。

また、いつでもどんなときでも利用できるコンビニも、お気に入りが近くに欲しいところですよね。

大学周辺はファ〇マかミニス〇ップしかないので、小鹿が羨ましい。
(3年・男子・大谷)

確かにセブン〇レブンや〇-ソンがあるのは小鹿。コンビニの種類も充実しています。


しかし筆者的には地元にミニス〇ップがなかったため、期間限定のソフトクリームがいつでも食べられる大谷の周辺住人が羨ましく思いますよ。


【注目ポイント④】学生らしさ

こうみると確かに(小鹿住みの筆者のひいき目もあって)、生活の便は小鹿のほうが良いように見えるのですが、

圧倒的に「学生らしい生活」を送れる要素は、大谷に詰まっています。

大谷のほうが大学の友達と一緒にいられる時間が長い!(1年・女子・大谷)

大学に近いからこそ授業の合間に、終わりに、サークルの活動に、友達を家に呼びやすい。
友達を早く作りたい、早く仲良くなりたい新入生にはうってつけかもしれません。

また、長く静大生に愛されてきたご飯屋さんも、大谷にたくさんあります。

↑こちらは静岡市の観光PR・Vチューバ―「葵桜玖耶」さんの記事。

一昨年の店舗全焼を乗り越え、今日もボリューム満点のご飯を振る舞う定食屋『まるやま』さんです。


また、大谷には静大生行きつけの居酒屋『がん・さん』もございます。

行けば必ず知り合いがいる、そんな静大生に根付くお店たち。
アナタも大谷に住めば、きっと通えちゃうはず。


現役学生の「生の声」が、みなさんの物件選びに
少しでも参考になればうれしいです。


これからも
しずおかキャンパる編集部は
あなたの静大ライフを、
魅力的な情報発信で、
応援しています!

↓【過去記事】新入生向けコラムはこちらから。


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