【1人でできる】ハイブリッド配信のやり方
こーんにーちはー!!!
うるせぇよ!!
先日、生の錦鯉(芸人さん)に会えて感激した静岡マーケティングサロン主宰のザキさんです。
こちらのツイートに多くの反応を頂いたので、noteにまとめてみたいと思います!
ハイブリッド配信セミナーとは?
まずここを整理します。
今からここで言うハイブリッド配信とは
会場にきた参加者
オンラインでの参加者
の両者に届けるセミナー(ビジネスイベント)を指します。
ハイブリッド配信のメリット
当日会場に来られない方にも届けられる
ズバリ、これです。
こちらのセミナーは「ママさんフリーランス向け」としていましたが
開催時間が平日の19時半開始だったため、家事や子育てのゴールデンタイムで会場に来れない方が多いと予想したので、ハイブリッド配信にしました。
ママさんの他にも、全国どこでも、耳だけでも、アーカイブだけでもなど
参加のハードルが下がり、参加者を多く集めることができます。
ハイブリッド配信のデメリットと対策
これがかなり重要なポイントです。
要は、デメリットが結構あるんです。
参加者の満足度が下がる
会場設備の条件が増え、選択肢が狭まる
事前準備が大変で運営コストが増える
当日の進行、ファシリの難易度が上がる
といった具合です。結構あるでしょう(^^)!?
では一つずつ、私がしている対策とともに解説しますね。
1.参加者の満足度が下がる
なぜかというと…
「誰に向けて話すか」がぶれてしまうので、登壇側が届ける情報や価値が薄まってしまうのです。
リアルセミナーなら会場にいる人だけに
オンラインセミナーならオンライン参加者だけに
100%全力でお届けできたほうが、より濃く温度感高く伝えることができます。
また、オンラインを用意することで多くの参加者を集められる代わりに、
参加者の参加姿勢、モチベーションにバラツキが出てしまいます。
高い熱量を参加者に揃えたい場合は、ハイブリッドはおすすめしません。
2.会場設備の条件が増え、選択肢が狭まる
ハイブリッド配信をするには会場の環境が重要となります。
安定したWiFi環境
コンセントの位置
マイク無しでも会場参加者に届くか
以上のような環境がある会場を探さなくてはいけません。
とくにWiFi環境が安定した会場は、私の拠点の静岡市でもあまりなく、地方だと会場探しに苦労するかもしれません。。。
3.事前準備が大変で運営コストが増える
事前準備が重要です。これで成功か失敗か、8割決まります。
私がしている準備は以下です。
イベントページにて保険をかける(※これ重要)
ZoomやYoutube配信設定
オンライン参加者用入室リンクの送信(※忘れがち)
アーカイブ用録画の設定
セミナー開始時に録画ボタンを押す(※忘れがち)
会場にてスライド共有、マイク、スピーカーの事前確認
終了後、アーカイブやアンケートのメール送付
これらの準備をするためには時間を持って会場に入る必要があります。
4.当日の進行、ファシリの難易度が上がる
これも大変です。
会場、オンラインそれぞれの参加者に気を配る必要があります。
私はどのようなスタンスで進行しているか、解説します。
私の場合は、「オンライン参加者に向けて話している」を基本にしています。
イメージで言うとラジオの公開生放送です。
ラジオの公開生放送でも、あくまでラジオの前のリスナーさんに向けて話して、その様子を観客の方が見守っているというスタイルですよね。
私のスタイルはそれに近いです。
オンラインセミナーを会場にいる方もそこで聞いてもらうイメージです。
これを聞くと
「わざわざ会場まで足を運んでくれた参加者さんに悪くない!?」
と思う方もいるかと思います。
私もそのように思っていた時がありましたが
リアルに向けて話すと、オンラインの人が置いてけぼりになってしまうんですよね。
ただこれが反対に、オンラインに向けて話すと、リアルの人は置いてけぼりになりにくいんです。不思議ですよね。
これは私なりに分析すると
オンラインのほうが顔が見えづらくて、話し手に反応が伝わりにくいんですね。なので、伝え方を注意する必要があります。
一方、会場にいる方は反応が見やすいので、その場でフォローしやすく、ある程度ざっくりしたコミュニケーションでも、登壇者の意図が伝わりやすいのではないかと。
また、リアルの人はセミナー終了後に登壇者と直接交流できる時間があるので、その分でチャラになるかなって、勝手に思っています(^^)
↑上記はあくまで、私のスタイルです。
自分のやりやすいスタイルを、ぜひ見つけてください!
具体的にどうやっているのか?道具や準備など
①Peatixイベントページはオンライン配信設定にする
これをやることで、直前にPeatixで申し込みがあった場合にも、自動でZoom参加URLが参加者に送られるので、直前に「URLがわかりません!」みたいな問い合わせが入って、慌てることを防止することができます。
②ハウリングを起こさないヘッドセットを使用
私のおすすめはこちら!3,000円台なのに、かなりコスパいいです!
ハウリングを起こさないためには
「対談相手の声や周りの音を拾わない」ことが最重要になります。
ただ、会場が広くて、マイクを使わなくてはいけない場合は営業が出てしまうので、距離の近い会場かリアル参加者を絞る必要があります。
③パソコンで何を開いているのか?
ハイブリッド配信中に私のPCで開いているもの
Zoomでスライドの画面共有
Zoom(もしくはYoutubeライブ)のチャット
Xのハッシュタグコメント
参加者リスト
進行アジェンダ(ない場合も)
こんなところです。
では私がファシリしている間の頭の中はというと…
時間配分は順調か?
参加者がわかりにくいところはないか?(センサーが反応したら代弁して登壇者に質問)
チャットやハッシュタグ投稿は来ていないか?オンライン組も盛り上がっているか?
スライドは話している内容をしっかり映しているか?
会場参加者のうなずき、表情、どこでメモしているか?
まとめ
今回のnoteで伝えたかったことは以下のとおりです。
ハイブリッド配信にはメリットもデメリットもある
デメリットやリスクを理解したうえで、対策する必要がある
準備で成否は決まる。
そして最後に私が言いたいのは…
セミナー主催をし、ファシリテーションをしているとこんなに良いことがありました!
最前列でマーケティングやブランディングの学びを吸収できた
自分が話してみたい人を呼んで、対面することができた
静岡でマーケティングのイベントと言ったらザキさんというブランドが築けた
大変だけど楽しい仕事。コミュニティ運営、セミナーファシリ。
ぜひ、ご興味がある方ご連絡ください〜!
レッツポジティブマーケティング✨
お!これは助かった〜!と思ってもらえたら、お気持ちいただけたら嬉しいです(^^)3人の子どもたちに駄菓子を買ってあげようと思います。いつもありがとうございます。