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和紅茶の市場推移を推定する

静岡県のある茶業界の人に頼まれて和紅茶の市場の推移、有望性の調査を依頼されました。
動画はこちらです。

ただ、調査中に思ったのは「和紅茶市場のデータがない」こと。
そこで生成系AIの力を借りて、推定値を算出することにしました。

和紅茶市場推定の過程は以下の通りです。

和紅茶市場推定の過程は

AIに学習させるRAGデータは全国地紅茶学会の地紅茶マップ2023を参照。
ここには金額ベースではなく生産者農家数がかかれています。
さらに2019年は310t生産で売上は30億円とあったのでそこから推察させます。
■現在の市場規模の推定

2023年度の売り上げ規模は40億円くらい

2023年度の売り上げ規模は40億円くらいという結論。

■将来の2030年までの市場規模の推定
GeminiのOCR機能を使って、CSVデータを作ります。

まずはグラフからCSVデータをえます

このCSVデータをAIに読み込ませて、推定をするのです

ここで重要なのは「2009年と2021年の空白データです、ここにNUNをいれる」NUNとはデータがないことを表す目印です。これをやっておかないと、AIが動かないことがある。

2030年の市場規模(農家数は1414件)

ここから2030年に和紅茶市場現在の市場規模の1.4倍になることがわかります。
現在が40億円ていどでしたので、おそらく64億円と推察されます。


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