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スポーツは、勝つ事。芸能は人気を得る事。音楽はずっと聴いてもらえる事。

プロスポーツという世界はわかり易い。個人競技なら兎に角、自分に先ず打ち勝つ事。そして誰よりも良い成績、具体的には、タイムや記録を作る事。

団体競技に於いては、チームワークはとても大事だが、同時に個のチカラ、一人で局面を打開する能力が無いといけない。サッカー、バスケなど球技が良い例だ。圧倒的に結果を出し、得点を取れる人をエースと呼ぶ訳だが、兎に角、対戦相手や、対面しなくともライバルの成績に勝つ事が絶対命題である。

事、プロ芸能に及べば、ほぼほぼ個人事業主の集まりなので、勿論卓越した芸能力は、必須だが、何より人に好かれて人気が無いといけない。その人をどうしても観たい、会いに行きたいと思わせる、正に魅力や、人気が必須である。

事、音楽となると、メインのコンサートライブでは、マイスター職人の技術による演奏力と表現力が必須だが、矢張りその元となる作詞作曲による作品力や、
レコーディングによるコンテンツの魅力が、必須で、
何度も何度も聞いていたいと思わせる音楽となる事が必須である。

これらを纏めると
1.数字的、統計的に限りなく1位に近い結果を出す事。勝敗がかかる試合では必ず勝つ事。

2.良い人とか悪い人とか常識の価値観とは、別に、そういう物差しを超越した人としての魅力を醸し出し。人気を得る事。

3.兎に角何度でも飽ることなく聴く事の出来る
作品を演奏できる事、また作品を創りあげる事。

これらに尽きるということですし、これら全てを熟せる人こそ天才であるとという訳です。

伝統格式の概念や伝統芸術のスタイルとは少し違った、浮き世の話です。

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