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久石譲さんサントリーホール

本日は大川さん(映画 千と千尋の神隠しの音楽プロデューサー)のお供で、久石さんのサントリーホールへ。

氏のサウンドには心から心酔してますが、ここ数年、麻衣さんと武沢さんと共作させて頂いた
"A merry Christmas to you"のご縁もありコンサートを鑑賞させて頂く事も多い。

今回は、新曲、世界初演の素晴らしさとともに本来は室内楽で構成される宮崎映画の地中海サウンドの"魔女の宅急便"を交響組曲で堪能した。小アンサンブルの世界をオーケストレーションに置き換えるアレンジは、オーケストラの一つ一つの楽器の特性を理解してなければ到底成り立たない世界だが、それを実際に表現できる氏の凄さは圧倒的である。

あとは、一部の最後に演奏された宇宙をテーマにした
universum。宇宙の表現に於いては、ホルストやジェフ・ミルズが世界的には有名だが、氏のミニマルサウンドを基調にしながら、空間自体を捉えてピアニシモとフォルテシモが、静かにリリース音を残しながら
交錯する世界は圧巻だった。
まさに宇宙の静けさと誕生を感じる宇宙の旅だった。

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