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劇場版「CITY HUNTER」またやるってよ!

寝耳に水!青天の霹靂!お友だちから一通のLINE。

「シティーハンターまたやるね」

なんのことかと添付URLを開くと、2022年劇場版製作決定との文字が!!

なんだってぇーーー?!?!?!

一大事だぁぁぁ!!!

私のテンションMAX!!!

小学四年生の頃「もっこり」の意味すら知らない幼気な少女だった私は、アニメのシティーハンターにどハマりして、

「将来私は声優になる!」

「大人になったら歌舞伎町で遊ぶ!」

という誓いを立て青春時代を過ごした。

大好きで好きすぎて、テレビ放送はビデオ録画。貯めたお小遣いでCDやコミックを買い、映画はレンタルをひたすら待って借りる。

カセットテープに録音したお気に入りの話を睡眠学習のごとく何度も聞いた。二次作みたいな小説をたくさん書き、美人の依頼人をたくさん描いた。

そうして大人になった私は、東京の大手印刷会社に寮付きで入社し、ひたすら声優になる学校の資金を貯めた。

合間をみては憧れの「TOKYO新宿 歌舞伎町」に足繁く通った。シティーハンターの画面で見た風景はここで間違いないと嬉しくなった。

学費も貯まって、渋谷と恵比寿の中間に建つ「アミューズメントメディア総合学院」に通うこともできた。名だたる有名声優の方々から学ぶことができた。

できたという達成感で、声優への道はそこで終わってしまったけれど。

歌舞伎町で遊ぶことは、憧れから当たり前に変わっていった。

私の知っている歌舞伎町は、コマ劇場を中心とした複数の映画館と、クラブと、飲食店。ボーリング場とダーツバー。中二階のあるたこ焼き屋。寮の開門まで時間を潰したファストフード店。

区画整理によってなくなった店や、移転してもう昔の面影はない。街の変容とともに私の歌舞伎町への思いも昇華された。

それが、2019年劇場版アニメとして復活した。奇跡だと思った。本編のコミック連載は終了し、テレビアニメシリーズとしての復活はないと思っていた。

パラレルワールドとして描かれた後作品は設定が受け入れられず見ることができないままでいる。

総合的にみて、現代に、私の知っているアニメーションの形で見られるとは思ってもいなかった。

2019年劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズは試写会に当選。舞台挨拶付きで鑑賞し、去りゆく神谷明さんと握手までしちゃった。

生きててよかった。

こういうときに言うんだろうと思った。

そこから三年。

今年、再び銀幕にシティーハンターが帰ってくるってよーーーーーー!!!

大人になった私は思う。余程前回の興行収入がよかったんだなと。キャンペーンにいろんな企業が参加していたもんなと思い出す。

それを差し引いても!!

愛してやまないシティーハンター。(私の人生の半分はシティーハンターへの思いと、思い出で作られている。)

再び劇場で観られることをしあわせに思う。

人生2回目。生きててよかった、を体験することになるだろう。



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