全ペア制覇達成「ミュージカル ガールフレンド」に通い続けた日々…パート3

【ネタバレ】【シアタークリエ】【配信も円盤もないって本気ですか】【BLじゃないよ純愛だよ】【浮気じゃないよ純愛だよ】
【個人の感想、ただの芝居おたくの戯言】 

 まだまだ偏見をもっていて、苦手意識があって、特別なもの異質なものって考えてる人はいっぱいいる。残念ながら。でもそういう価値観を一瞬で一新させることなんかできない。でもすぐにやってくるよ、ラブに性別がつかない時代。だってこの作品は、同性愛もBLも使わない。作品のチカラだけでただただ「愛」を語ってる。ただただ純粋な「好き」を、それに伴う「感情の揺れ」を描いている。だから、純愛。

それを否定するってことはもう、昔話なんだよって、教えてあげたい。



シャッフル1 島・木原・・・仲良し怪獣コンビのあり得ないハーモニー

 始まって数分、このペアのリピートを決定した。スケジュール的にいけるし、もう一回聴きたいなって。しっかし、中の人の仲の良さがハンパない。ずっと絡まり合ってるカテコ。1回目に手でLHI作ってて、それがグループ名って知って、検索しちゃったよ、、、これ以上沼増やしたくないんだが?笑
木原マイクがとにかく自由で天然炸裂。自分の好きな映画を「ひどい映画」言われたときの、ながーーーーーーーーい間。個人的にいちばん好き。これ誰相手にもできることじゃないし、他でやってないし。ちゃんと芝居で返す島ウィルもね、あぁこのじゃれあいをずっと見ていたかったよ。歌は、、、もうみんな言ってるからいっか。とにかく安定感がナンバーワンです、言わずもがな。


シャッフル2 井澤・萩谷・・・ゆったりめマイペース。歌のアレンジ多め、、、

 すっごい落ち着く二人。なんかもう、癒しのパワーが溢れてて、まったりのんびりできた笑
声のトーンが近くて、ハーモニーが心地いい。やっぱ萩谷マイクは、アメリカドラマの典型的プロムキング。ビバヒルならスティーブ。(ググって笑)
アメフトしてそうだもん。ちな当時のアメリカではアメフト部がカースト最上位。つまりは本気でオリジナルに近いのが萩谷マイクだと思われ。そしてウィルを見つめる目が...色気ですぎ(褒めてる)最高。ピュア系ウィルとの対比が素晴らしい笑
二人とも優しさのオーラあるから、じゃれてるとこは可愛くて、シリアスなとこは、胸が痛くて。


シャッフル3 高橋・木原・・・なんか、兄弟みたいだよね。どっちが兄かは置いといて

 そして典型的ツンデレ高橋ウィルと、典型的人気者の陽キャ木原マイク。なんか木原マイクの「哀愁」は薄くて、二人でおるとき楽しそう。「俺、面白いものが好きなんだ」にしっくりくる。笑顔、になる相手。陽キャなのに「映画はひとり」って、もうそれちゃうのよな…。ツンデレウィルのいいとこは、ガールフレンドの話に機嫌わるそうなのが「嫉妬」に見えてかわいい。高橋くんがかわいいと評判の理由かな笑
カラオケで何時間も練習に付き合った木原くんとの歌は、、、前半はいいんだけどね、後半気が抜けちゃうときあるよね、、、

がんばれ高橋くん!心から応援する気持ちになったよ。萩ちゃんさんの言うとおり、本当にみんなを味方にする不思議な人だなと、あらためて。


シャッフル4 井澤・吉高・・・圧倒的な声質の異色コラボ、ここが1番もう一回観たい

 高め透明感のある吉高マイクに、低めで幅と奥行きのある井澤ウィルの声。この不思議に異色なハーモニーは、破壊力が最大級。全ペア中でも、混じり合ったときの化学反応が大きい。
井澤ウィルの芝居は、相変わらず重くて深い。だから、吉高マイクもそれに合わせて、すべてが良い。そして、ちょっとでもドキドキさせたい(リードしたい)ってマイクの、仕草が多め。志音くんが頑張ってるとこが、本当にかわいい。まぁ最年少&最年長ペアだし。しかも相手が不思議な引力ある俳優さんで、頑張らなくちゃ!って感じが、、、はい、とっても素晴らしかったな、、、ホントなんで全通できてないん?二回しかないってなんなん、、、一回しか観れてない不思議だこれ。東宝様、次のシーズンは、最初からシャッフル前提でおねしゃす。基本とかメインとかじゃなくて、もう総当たり?何度でも好きなペアをリピさせてくだされ。なにとぞ。
そして井澤ウィルの全力のさよならに、声をあげて泣く吉高マイクは、、、あなたのせいですけど?責任とってください。(ありがとうございますオタクの全力土下座感謝)その後のマフラーの歌も、声を震わせるミスターパーフェクトに、オタクの心も激震っすわ、、、ねぇ、このペア本当に、、、再演まだですか?


シャッフル5 高橋・吉高・・・ツンデレに翻弄される優しいイケメン

 すみません、たまにSNSで話題になる高橋さん、志音くん相手にどうするん?って思ってました。正直。あぁでもキャリアの差、見せつけてくれちゃって、、、来たよベタ褒めタイム笑
ちょっとフライングで呟いちゃったんだけど、全3回泣かされたんよなぁ...別れのシーンで。もうさ、傷ついた芝居、文句なしのストレートにココロ直撃です。高橋さん自ら「ミスターパーフェクト」と言い放った吉高志音相手に、あんなに後退りさせるんすもん。。。すごい。志音くんとの1回目観てないんだけど、想像はつくよな。これを待ってた、このシーンなら、、、って思って爆発させる「さよなら」・・・トークショーで2回も「学生時代は人気者だったから」を言うくせに、劣等感と置いてかれる者の痛みを表す言葉、、、芝居が上手いってだけじゃないよ。わかるよ残念ながら。壊れてない真っ直ぐな「もうムリ・・・」は、ちゃんと別れと痛みを知らないと届かないんだから。
そして、カテコでリードしようとする志音くんを振り回してくれてありがとう、高橋くん。ちなみに言うと、あなた以外のウィルは、ちゃんとリードさせてあげてましたよ?でも志音くんが楽しそうだからいっか!って思いました。今後とも仲良くしてくださいね、ママくらいお姉さんオタクより笑

シャッフル6 島・萩谷・・・理想的な関係、甘え許し支えて生かす

 包容力があって、ウィルに「かっこいいとこ見せたい」って頑張る系萩谷マイク。それに全面的に甘える島ウィルだよね、、、実際の関係性を「尊敬するお兄さん」っていうくらいだから、本当に頼り切って自由に楽しそうに演じてるのが分かる。そして、全部を任せるわけじゃなくて、積極的にアレンジも加える。ここまで島ウィルを6回、、、すべての回で「笑い」をおこす・・・本当にすごいことです。リピートしてるファンも、一回限りのゲストも、丸ごと彼の「笑わずにはいられない間」と「最大限に楽しいを表現するテンション」に陥落する。その瞬間を会場で観られる、、、最初はここにいられることに感動したけど、今日は震えた。簡単に天才だなんて言ってしまい(書いてしまい)申し訳ない気持ちになる。彼の才は、天性のものだけではない。確かな稽古と綿密な準備、そして会場の空気を掴もうとする、繊細な感性。すべてがそろっているから、できることなんだと改めて、、、何度も震えた。

島ウィルあと2回しかないってマジですか。ちょっと現実に戻る勇気がないです。ずっとここにいたい。ずっと。

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