free「ガラガラのこだまで遠征じゃなく旅行」

　元職場だった頃から、平日日中の自由席がお気に入り。本気でガラガラ。もう自分の部屋くらいの勢いで、我が物顔してると思う。くつろぎすぎ。

　でもここしばらく、のぞみばっかりだったのは、利便性と「時間」の貴重さを知ったから。そして忙しすぎた。最短時間での移動を選択するほど、余裕がない人生だったと、ふと反省しきり。移動時間も楽しいのが、遠征なのになぁ。いろんな準備したり、本を読んだり、話をしたり。まぁ誰かと一緒なら。そして、今回は遠征じゃなかった…！ついつい、新幹線イコール遠征という思考になってしまうのも、反省だな。長年オタクなんぞやってるから、目的地以外には目もくれない「遠征」民になってしまった。…そういえば、電車に乗ることが目的の鉄オタだった時代もあったのになぁ、、、人間は変貌する生き物だな、つくづく。そして変わり過ぎの自覚もある。…でもそんなとこも嫌いじゃない。自分天才、自分可愛い……テンションが旅行により異常なのはご勘弁です何卒。

　……とまぁ、謎テンションで現実からトリップするこだまの中。本当に静かで、私のキーボードの音しか響いていない。いいのかこれ。うるさいと思われてないだろうか、、、といらぬ心配もしてしまう。たぶん、新幹線の中で「本当に静か」と思う人間はそうそういないから。大昔も20㎏もあるワゴンを押しながら、その静寂の中に響く自分の声が好き、と思ってたっけ。…新幹線に乗ってるだけで嬉しかった鉄オタ時代と、あまり変わっていない部分もあったみたいだ。猛省しよ。