欲深い
ガチャガチャガチャガチャ
300円のガチャガチャ
100円玉2枚入れたところで詰まる。
あー!!電話しよ!電話しよ!
店員さん来てくれる。
「壊れちゃってますねーどうしますか?
あと100円足して、好きなの選んでいいですよ♡」
カプセルの詰まった箱を開けてくれる。
「えーー!!いいんですか!?やった♡やった♡
イノシシかコツメカワウソがいいです!
もぐらはヤダ!!絶対ヤダっ!」
『好きなの選んだらさ、ガチャガチャの意味なくなーい?』
《金の無駄だ、やめろ!やめろ!》
「違いますっ!コレはもぐらですっ!
カワウソがいいですっ!」
カワウソは、、、
、、、コレですか??
「違いますーっ!コレはイノシシですっ!
あ。でもやっぱり!イノシシもかわいい♡」
『早くしてーお腹空いたー。イノシシ?でいいじゃん!ほら、2匹いるよ?かわいいじゃーん』
《もぐらもカワウソも一緒だから!!》
「コレですっ!カワウソ!
コツメカワウソ!かわいいです♡
ありがとうございます!」
『え!?もう開けるの?ここで?』
《早くー店選ぼうよ!》
「やったー♡得した気分♡
だってもぐらだったらイヤだし
あ、絶対コレ出たらヤだな!が出るんだもん。
1番出たらヤなやつが出るんだもん。」
『えー。なんでガチャガチャやるの??』
《金の無駄!無駄!》
「だって欲深いから♡」
『意味不明だわ』
《イタリアンでいい??》
『お寿司以外なら何でもいいよー』
「あーっ!!
目つぶって選べばよかったかな!?
ガチャガチャ!!」
コツメカワウソを手に入れたわたしは
余裕ぶる。
今日のランチは2人に選ばせてあげよう。
↑結局♡全部かわいい♡↑
モモンガも欲しいな♡
あー。欲深い♡
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