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喜びをもっと大きく

通学、通勤、その他生活するにあたっての毎日のルーティン。
毎日毎日同じことと思いますが、毎日毎日違います。
ひと仕事終えての感想はいつも「疲れたなあ」になるかもしれませんが、今日一日を振り返ると色々な出来事が発生していてそこで大小様々な感情を抱き、その日でしか味わえない経験があります。その出来事が気にならない人や思い出せない人は自分の感情を無意識にセーブしています。
そう、今日も昨日までの生活とあまり変わらない一日になるだろうと思い込み、いつもの冷静な自分のペースで感情を管理することに集中していますね。外部で発生した出来事には感情をあまり乱されない利点があります。
この日常生活での対応は素晴らしいです。
イライラ、ハラハラ、タジタジ、ビクビク、メソメソ……色々なマイナスな感情はありますが、その影響によって本来の自分の望ましい立ち回りができなくなることを避けるために感情を最初からあまり抱かないように努めるための技術です。
これにより、毎日を安定した質と量で仕事をこなすことができます。
しかし、そこには犠牲となっている感情があります。プラスの感情です。
 朝起きて、身支度をして家を出るところから一日が始まるとします。通学や通勤途中の景色や天候、人の流れ……目的地に到着した後で会う同級生や同僚たちの様子……授業や業務が始まった後に起きたこと……昼食の様子……午後の様子……授業や業務が終了した後の様子……帰宅後から就寝前までの様子……毎日二十四時間の時間が流れ、その中で起きたことや受けた感情はいつも違います。
 その一日の中で自分が抱いたプラスの感情を抜粋して引き延ばすことができれば、無感情で毎日を過ごすよりももっと有意義な毎日を送ることができると思います。
 自分はどんなことに興味心をくすぐられるのか、どんな状況に面白味を抱くのか、楽しく思えるのはどの部分なのかといった自分のパターンに気づけば、受動的なものでなく自分からプラスの感情を作り上げることができます。その積み重ねによって、マンネリの生活を新鮮なものに変化させられたらいいですね。
 毎日の変化がないように見える日常生活の中に新たな楽しみと新たなあなたの魅力が隠れているかもしれません。
 ただ、物事にはその時その時で優先順位がありますので、直接のアクションを起こす場合には無理なく徐々に変えていくのが無難だと思います。

 

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