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松尾大介監督 退任ブログ

[松尾大介監督 コメント]
今シーズンをもちまして静岡大学サッカー部の監督を退任させていただくことになりました。任期中の3年間は本当に多くの方に支えて頂き、心から御礼申し上げます。
振り返ると、自分の力不足を悔やみ、選手たちに何か残すことができたものか?という自責の念が先立ちますが、その一方で、多くのものを貰ったと感じています。

1年目。5月5日の名古屋産業大学戦の勝利によってチームとしての闘い方が定まりました。これでいくぞ!という思い込み、確証を得たゲームでした。
総理大臣杯予選での四日市大学との延長、P K戦も思い出深い。そして、奪ってカウンターという得意のスタイルから静岡産業大学に勝利を収めることもできました。

2年目。4月に常葉大学に勝利。その後はギリギリの戦いを落とす苦しい時期が続きました。総理大臣杯予選での岐阜協立大学戦。救急搬送2名のまさに死闘。悔しさに溢れ、更なる成長を覚悟した試合でした。名古屋大学との試合ではゲームの流れ、相手の戦い方から、ハーフタイムにゲームプランを変更。カウンターからポゼッションに変えるといった貴重な経験もできました。1部残留をかけた岐阜協立大、中部大学との試合ではメンタル面、集中力が大きくパフォーマンスを上げることを再認識できた試合となりました。

3年目。開幕から苦労が続きました。G K不在。怪我人多発。それでも前を向いて戦いました。格上である四日市大学にまさに静大らしい戦い方で勝利できたことは少なからず自信となりました。名古屋経済大学戦後半では、ポゼッションも取り入れながら3点取るという目標に立ち向かい、選手の成長を実感できました。

ここに挙げていない試合や毎回のトレーニングも含め、本当に素晴らしい時間でした。そうなったのも、選手みんなのお陰であると深く感謝しています。そしてその選手をサポートしたマネージャー、学生コーチ、水谷先生、西野先生、平嶋先生、藤田さん、杉本さん、大竹さん、O B会の皆様、その他関係者の皆様の力があったことも忘れません。本当にありがとうございました。

関わった選手のみんなには、やはり「最高の人生」を歩んで欲しいと願います。常に自分の現状の外側に目標を設定し、殻を破り続け、誰でもなく自分自身が最高だと思える時間を過ごして欲しいと切に長います。自分もそうある覚悟です。お互い頑張りましょう。
3年間、本当にありがとうございました。