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メモの魔力に取り憑かれる

最近、「書く」といういことに注目している。

ちょっと前に「メモの魔力」なんていう本が話題になっていたけど、メモに関する本を読んでいると、いわゆる「成功者」なんて呼ばれる人の中にはメモを取る習慣のある人が多いらしい。

私は(…というか、人間はそもそも)怠惰な面を持ち合わせているので、メモを取るという行為自体が「めんどくさい」と思っていた。

それに今はこれだけデジタル化が進んでいるので、わざわざノートやメモ帳に手書きでメモをするという人は少ないように思う。

私も買い物メモとかはスマホのメモ機能を使ってるけど、日記を書いたりメモを取ったりと自分の手を使って「書く」ということは日常的にはあまりない。

ただ、メモに関する書籍をいくつか読んでいるうちに、

どうやらメモにはとんでもない力があるようだぞ。

という考え方になってきた。

そこで私は、「メモを取る」という行為を日常的に行ってみることにした。

最初は日記のように頭に浮かんだことなどいろいろメモに書いてたんだけど、なんだかメモに書くことで、日頃なんとなく流してしまいがちな自分の頭の中にある考えとか疑問とかについて、ちゃんと向き合って考えるようになった。

そこでふと気付いた。

あ、私、今まで考えることをたくさん放棄してきていたなぁ。

人間、めんどくさいことからは避けたいと思うものだけど、私も何かを考えていて考えるのがめんどくさくなったときはいつも、考えるのを「やーめた」って放棄していた。

でもよくよく考えると、人間、考えるのをやめたら終わりだ。

考えるのをやめたら自分の望む未来は手に入れられないし、願望を叶えることも目標を達成することも出来ない。

考えるのを放棄したその一瞬は楽になるかもしれないけど、考えることを放棄した末に待っている結果は…きっと悲惨だろう。

自分の今抱えている問題にしっかり向き合い、
しっかり問題に対する解決策を考え出し、
解決策を実行したらどうなるかを仮定し、
実際に行動を起こしてみて結果を見る。

そうやって一つ一つの問題や不満と向き合って解決していかない限り、自分の望む未来なんて永遠に手に入らないだろう。

…なんてことを、メモを取り始めたことをきっかけに考えるようになったので、やっぱり「メモを取る」という行為はなんだか良さそうな気がする。


私が参考にしたメモに関する書籍


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