収入が少なくても豊かに暮らすコツ
誰もがこんな風に思ったことが一度はあると思う。
でも実際に働かずに遊んで暮らすのは、かなり難易度が高い。
それに働く時間を短くしようとすると、大体の人は収入が下がってしまうと思う。
働かずに遊んで暮らすとなるとそれなりのお金が必要になるけど、じゃあ逆に収入が少なくなったとしても働く時間を短くして今と同じくらい、もしくはもっと豊かに暮らす方法はないのだろうか?
ある。
実は収入が少なくなっても豊かに暮らすことは十分可能なのだ。でも意外とこれに気付いている人は少ない。
大体の人は、「豊かに暮らす=収入を増やす」と考える。
でも収入を増やすのは簡単なことではないし、それなりに時間もかかる。
だから収入を増やすのではなく、支出を減らすのだ。
収入を増やす、お金を稼ぐことに関してはみんな興味を持つのに、なぜ支出を減らすことに関してはあまり興味を持たないのだろう。
収入を増やすのは時間がかかるのに対し、支出を減らすことは今すぐにでも出来る。
私は現在パートを掛け持ちして生計を立てているんだけど、正社員としてそれなりの給料をもらっていたときよりも、今の方が豊かに暮らしている。(決して贅沢をしているという意味ではない)
今回はそんな私が少ない収入でも豊かに暮らすコツについて、いくつか紹介していきたいと思います!
少ない収入でも豊かに暮らすコツ①家賃を下げる
支出を大きく減らすコツは、固定費を下げることだ。
固定費の中でも多くを占めるのが、家賃だと思う。私は家賃を下げるために、家賃が45,000円の家に引っ越した。
ちなみに私の住んでいる地域は都心で交通の便が良く、最寄り駅からは徒歩10分圏内だ。
こんな立地で家賃45,000円というのは、かなり安いと思う。
なぜこんなに家賃が安いのかというと、
この2つの条件のせいだ。
これまで私はユニットバスが絶対嫌で、セパレートは絶対に譲れない条件としてずっとセパレートの部屋に住んでいたんだけど、家賃を下げるために思い切ってユニットバスの部屋に引っ越してみた。
住めば都なんて言葉があるけれど、人間のいいところは「慣れる」というところだ。日本人としてお風呂はなかなか外せない条件とはなるが、ユニットバスにも慣れてしまえばそこまで苦ではなくなる。
それにお風呂に入れないという不満も、家賃が下がることによって得られるメリットで十分補える。
少ない収入でも豊かに暮らすコツ②通信費を抑える
固定費の中で案外大きいのが通信費だ。
私は以前、ネット代で月々5,700円程、スマホの通信代でも7,000円程毎月払っていた。
スマホの通信費を大きく下げる一つの方法が、格安SIMだ。
携帯会社の料金も昔に比べると下がっているんだろうけど、それでも格安SIMの安さには及ばないと思う。
私はもともとソフトバンクで契約していたんだけど、楽天カードをメインカードとして使っていたので、楽天モバイルに変更した。そうすることで、月々のスマホ代は2,000円程度で済むようになった。
そして自宅に敷いてあるネットもソフトバンク光から楽天ひかりに変えた。
楽天ひかりのすごいところは、楽天モバイルを使っている人なら楽天ひかりをの通信費が1年間無料になるというところだ。
2年目からは通信費が4,000円程度かかるんだけど、それでもこれまで払ってきた5,700円に比べると1,000円以上も安くなる。
少ない収入でも豊かに暮らすコツ③自炊する
私は基本、外食はしないのでご飯はすべて自分で作っている。
自炊しているというと「すごい!」とよく言われるが、自炊しているとはいえ毎食作っているわけではない。
というのも、一度に大量に作り、それを小分けにして保存しておくので、2、3日に一度料理をすればいいだけだ。
基本的に自分で作ったものしか食べないので、コンビニにも行かないしお店で売られている出来上がった料理を買ってくることもない。
パンもパスタもピザも自分で作れるものはすべて作るので、外食しなくても自宅でいろんな料理を楽しむことも出来る。
料理が苦手という人もいると思うけど、私だって最初から何でも作れたわけではない。
料理は才能のある人が上手で才能のない人が下手なのではなく、ただ単にどれだけの回数料理をしたかの違いだ。
だから料理なんて誰でも何回も作っていれば、自然と上手になるし何でもある程度は作れるようになる。
自炊はめんどくさいから嫌だという人もいると思うけど、自炊することによって得られるメリットは想像以上にデカい。
少ない収入でも豊かに暮らすコツ④積立投信をする
私は毎月、2万ずつ積立投信をしている。
積立投信の費用はカード払いにしているので、自動的に毎月2万円分の投資信託が購入されるようになっている。
積立投信はかれこれ10年くらいやっているんだけど、長期で運用することを考えると確実にプラスになる。
今は銀行にお金を預けていても利子はほぼゼロなので、それなら積立投信をした方がマシなくらいだ。
積立投信は長期で運用すればするほど、リスクは下がる。
積立設定さえしておけばあとはほったらかしでOKなので、楽だし勝手にお金が増えるのでやらない手はない。(もちろん、元本割れのリスクはあるんだけど、長期で運用するならリスクはかなり低くなる)
積立投信は月々数千円からでも出来るので、貯金がない人や収入が少ない人でも気軽に始めることができる。
少ない収入でも豊かに暮らすコツ⑤楽天経済圏で生きる
節約本などにもよく書かれているのが、「楽天経済圏で生活する」ということだ。
生活におけるいろんなものを楽天に集約すると、かなりお得になる。私が使っている楽天のサービスは、
となっている。
基本的に買い物は楽天カードを使い、ペイペイやクイックペイに登録しているのも楽天カードなので、何かを購入するときは主に楽天カードから引かれるようにしている。
楽天カードで購入すると、ポイントが貯まる。そしてこのポイントで私は積立投信を購入している。ポイントで金融商品が変えるなんて、なかなか凄いなと思う。
楽天モバイルは楽天の会員レベルによって、割引率が上がるようになっている。私は日々の買い物+光熱費を楽天カードで支払っているので、会員ランクは最上級のダイヤモンドになっている。
そして楽天ひかりも上で既に説明したように、楽天モバイルを使っていると1年間通信費が無料になる。
楽天銀行でもステージというものが上がり、取引数や預け金額によってステージが上がるようになっている。ステージが上がると他行への振込手数料が無料になったりするので、これも結構お得である。
楽天のサービスを使えば使うほど楽天市場で買い物する際のポイント付与率も上がるので、楽天経済圏で生きるといろいろお得にサービスを利用できるようになる。
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ということで今回は少ない収入でも豊かに暮らすコツを5つ紹介させてもらいました。
人間には現状維持バイアスがあるので、家賃を下げるために引っ越したり、スマホのキャリアを変更したりするのはどうしてもめんどくさく感じてしまうが、少しの手間をめんどくさがってやらないのと、一時的なめんどくさを受け入れてやるのとでは長期的に見ると出ていく金額がものすごく変わる。
めんどくさがってやらないということは、もはや豊かになるのを諦めているということだ。
一時的なめんどくささを受け入れるのか、それともこの先ずっと金銭的に不自由な暮らしを続けるのか、長い目で見るとどっちがいいのかは一目瞭然だ。
支出が少なくなると、たいして働かなくても生活できるようになるので、生活のために嫌な仕事を無理して続ける必要もなくなる。
豊かになりたいと願うなら、お金を稼ぐことよりもまずは支出を減らすことから考えてみるのがオススメです。
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