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【ハン検準2級対策】単語を楽しく覚えるコツ

ハン検3級に合格した人で次は準2級を狙うという人も多いかと思いますが、ハン検準2級は3級に比べるとグンと難易度が上がることで有名です。

出題される単語や慣用句、四字熟語の数もかなり増え、覚えないといけない語句もすごく多くなります。

でも、単語を覚えるっていう作業、正直つまんなくないですか?

単語帳とかテキストを使ってひたすら覚えても時間が経てばすぐに忘れちゃうし、「あんなに一生懸命勉強したのに、全然頭に入ってない!」なんてこともあるあるです。

そこで今回は、私が実践している「楽しく単語や慣用句を覚えるコツ」をご紹介したいと思います。

覚えるのに効果的なのはインプットよりもアウトプット!

単語を覚えるというと、ほとんどの人がインプットの勉強法を取り入れていると思います。でも正直、インプットの勉強よりも、アウトプットの勉強の方がより頭に定着します。

私は単語や慣用句を覚えるときは、こんな風に勉強します。

まず、「抗議」という単語「항의」を覚えるとします。

この「항의」という単語を見たとき、みなさんはどんなことを考えましたか?私はこう考えました。

「日本語と全然音が違うやん!」

韓国語って日本語と似たような発音をする単語も多いじゃないですか。でも「抗議」に関しては韓国語では「ハンウィ」となるので、全然違いますよね。

で、この自分が思った感想をそのままノートに書くんです。


항의 
日本語と全然音が違う!

こんな風に。

その次に、「항」を使った他の言葉、「의」を使った他の言葉を思い浮かぶうだけ書いていきます。例えばこんな感じ。

반항=反抗
저항=抵抗
회의=会議
의제=議題

もし思い出せる単語がなかったら、抗議の抗がつく日本語、抗議の議がつく日本語を思い浮かべ、その単語を韓国語でなんというかネットで調べて書き出していきます。

このように「感想を書く」「同じ文字を使った他の言葉を思い浮かべる(調べる」という行為がアウトプットになるので、インプットだけの勉強よりも頭に定着しやすく、何より勉強が楽しくなります。

ところでなぜ自分の感想を書き出すことでその単語が覚えやすくなるのかというと、感想を書くことで次にその単語を見たときに、その単語を勉強したときの状況をより鮮明に思い出しやすくなるからです。

「日本語と音が全然違う!」と思った記憶を思い出すことで、「抗議」という韓国語を思い出すときに、「音が全然違ったから、カ行ではないな」ということが分かります。

分からない単語は文字単体で考えてみる

韓国語が日本人にとって勉強しやすい理由の一つが、ハングルにはすべて、それに当てはまる漢字があるということです。

例えば「人生」の「人」の漢字はハングルで「인」になるし、「生」の漢字はハングルで「생」になりますよね。

このようにその漢字に当てはまるハングルを知っていると、分からない単語が出てきても読み取れます。

では、「画報」という韓国語は何になるでしょうか?画報という言葉自体は日常生活ではあまり使わないので知らない人も多いかもしれませんが、一文字ずつ漢字を見ながら訳していくと、簡単に答えが分かります。

まず画報の「画」から考えてみましょう。
「画」を使う他の言葉で自分が知っている韓国語を思い浮かべてみます。渡しの場合、「画面」という韓国語なら知っていたので、「화면」という韓国語が思い浮かびました。ということは、画報の「画」は「화」になるということが分かります。

次に「画報」の「報」を考えてみましょう。
「報」で思いつく韓国語といえば、「報告」がまず浮かびました。報告は「보고」なので、「画報」の「報」は「보」になるということです。

そしてそれぞれのハングルを組み合わせると…

화보

となりました。
つまり、画報は韓国語で화보になるということですね!

こういう風に知らない単語が出てきても、ゲーム感覚で考えながら解いていくと、ただインプットするだけの勉強とは違い、楽しみながら勉強することが出来ます。

インプットの勉強法よりも、アウトプットの勉強法の方が楽しく長時間勉強できる

勉強がつまらないと感じたり、長時間集中出来ないのは、インプットの勉強ばかりやっているからです。

インプットの勉強法ってただの「作業」のようになってしまうので、つまらないのも当然ですよね。

でもアウトプットの勉強法を取り入れれば、勉強しながら「出来た!」「分かった!」という瞬間を経験することができ、勉強のモチベーションが上がります。

そして勉強ノートに自分の感想やそのとき思ったことを書き出すことで、頭の中にある雑念とか不要なものも外に出すことが出来るので、頭の中がスッキリしてより効率良く勉強できるようになります。

私が勉強で使用しているノートは、全然綺麗じゃないしまとまってもいないし字も汚いです。歴史の勉強をするとかであれば、ある程度整理して書かないと覚えにくいとは思いますが、単語を覚えるのにはノートを綺麗にまとめる必要はないからです。

大事なのは、自分の言葉で自分の思ったことを自分の好きなように書くこと。

その単語を見て自分はどう思ったのか?どんなことを思い浮かべたのか?どういう例文が思い浮かんだのか?

そんな風に自分の思考と単語を組み合わせるとより頭に定着しやすくなると思います。

そしてアウトプットの勉強法を取り入れると、自分でもビックリするくらいあっという間に時間が過ぎます!「え、もう1時間経ったの!?」って思うくらいあっという間なので、長時間の勉強も今までより苦なく出来るようになりました。

「このまま勉強頑張ったらもしかしたら試験で満点取れるかも!?」なんてことを考えながら、私は今日も楽しく勉強しています(笑)

どこかにいる誰かのために、少しでもお役に立てると嬉しいです☆