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【遊戯王】【考え抜かれた1枚1枚】クソデッキ紹介

どうも、しじみぷれいやぁ です。

今回は遊戯王についての記事です。

"カードゲームは勝つだけが全てじゃない"
遊戯王ocgは複雑なカードテキスト、さらに1万を超えるカードの種類もあり一つのデッキ組むのも無限の組み合わせや可能性があります。

今回は勝利以外楽しみ方、デッキ構築ギミックを考える楽しさについて知ってもらおうと思い、最近作成した自信作のデッキについて解説しようと思います。

まずは自己紹介の意味も含めてこれを見てください
数年前の作品です。

マジエクデッキ、究極形態
『竹光暗黒界シャドールマジエク』です。

《ライフチェンジャー》規制後かわりに《残骸爆破》を入れたもので、懸念点としてデッキをほぼ掘り切らないといけないところでした。

ですが、シャドール、暗黒界、竹光、それぞれ別々のテーマが織りなす無数のシナジーにより、成功率80%を超え最も楽しい1人回しデッキとなったわけです。

また、80%と言う成功率が中毒性があり『ミスったら止まる』『運が悪いと止まる』などのマイナス要素が1人回しをよりエキサイティングな物にしあなたを虜にします。

実際、このデッキを貸して1人回しをさせた友人の後ろ姿は筐体のレバーをぶん殴るスロッカスの後ろ姿を彷彿させました。

まるで1枚の絵

** 故に、『芸術作品』**




そんなcrazy🤪なデッキを作った私の最新作

それがこの『ヴォルカニックカウンターバーン』です。


このデッキの勝ち方は至って簡単、《ヴォルカニック・カウンター》の戦闘ダメージ反射で8000削ります。

効果モンスター
星3/炎属性/炎族/攻 300/守1300
このカードが墓地に存在し、自分が戦闘ダメージを受けた時に発動する。
墓地のこのカードをゲームから除外し、
自分の墓地に「ヴォルカニック・カウンター」以外の炎属性モンスターが存在する場合、
自分が受けた戦闘ダメージと同じ数値のダメージを相手ライフに与える。


勝利するための課題がいくつかあり、それをすべてクリアしないといけません。

①《ヴォルカニック・カウンター》を三枚とほかの炎属性モンスターを落とした状態で2600ポイント以上の戦闘ダメージをもらう

②《ヴォルカニック・カウンター》が強制発動のため致死量以外のダメージを受けてはいけない

①の条件はデッキから墓地の送るカード《おろかな埋葬》《ブレイズキャノン・マガジン》の(3)の効果とそのマガジンを墓地に送ることができる《おろかな副葬》たくさん積み、手札に来てしまったカウンターは《手札抹殺》《暗黒界の取引》《ブレイズキャノン・マガジン》(2)の効果の弾にするプランで解決できました。

永続罠
「ブレイズ・キャノン・マガジン」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、魔法&罠ゾーンに存在する限り
「ブレイズ・キャノン-トライデント」として扱う。
(2):自分及び相手メインフェイズにこの効果を発動できる。
手札の「ヴォルカニック」カード1枚を墓地へ送り、
自分はデッキから1枚ドローする。
(3):自分及び相手メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「ヴォルカニック」カード1枚を墓地へ送る。

②の条件に必要なのは防御札で、防御札といえばまず最初に《聖なるバリア -ミラーフォース-》などの攻撃反応系が思いつきましたが、相手による妨害によりプランが成り立たない可能性が高いため採用しませんでした。

次に考えたのが《バトル・フェーダー》《速攻のかかし》などの手札誘発です。手札誘発はかなり成功率高いのですが他のカードとのシナジーが全く在りませんでした。

そして行き着いた先が、《超電磁タートル》《光の護封霊剣》といった墓地で発動するカード達でした。①の条件達成の方法が墓地に送るなので、①の条件とシナジーするカード達を採用することによりデッキを綺麗に回すことが可能になりました。



気づいたか?
デッキには墓地で発動するカードばかり

そんな状態でデッキからカード5枚墓地に送ったらどうなるかをヨォォォォォ!!!!

一見ぱっとしない二枚のカードだが、ヤツのデッキの相性により超強力なカードパワーを引き出している…ブルーアイズと肩を並べるほどのな

こんなもんじゃないぜ、オカルトデッキはよォ!!
こいつをおみまいしてやる!!!!

《一撃必殺!居合ドロー》

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
相手フィールドのカードの数だけ自分のデッキの上からカードを墓地へ送り、
その後自分はデッキから1枚ドローし、お互いに確認する。
それが「一撃必殺!居合いドロー」だった場合、
それを墓地へ送り、フィールドのカードを全て破壊する。
その後、この効果で破壊され墓地へ送られたカードの数×2000ダメージを相手に与える。
違った場合、自分はこの効果でデッキから墓地へ送ったカードの数だけ、
自分の墓地のカードを選んでデッキに戻す。


このカードは革命的で、このカードを使う前に墓地にカードがあれば、大量にカード墓地に送りながら《ヴォルカニック・バレット》《ヴォルカニック・バックショット》など再利用したいカードを選択しデッキに戻すことができます。相手の盤面に依存するため後攻をとる理由になります。
あと、手札を捨てて発動なので手札のカウンターを捨てることができます。


以上で理論上は綺麗に回るデッキとなりました。


次は、不採用カードについてです。

・ヴォルカニック・ロケット
召喚時に《ブレイズキャノン・マガジン》をサーチできるため見かけ優秀に見えますが、召喚してしまうと直接攻撃を受けることがてきません。そのため《光の護封霊剣》で身を守ることができなく、カウンターが強制発動してしまうリスクが高まります。

・チキンレースや成金ゴブリンなどのドロソ
相手、自分ともにライフ管理がシビアなデッキです。
回復させてしまったがゆえに削り切れないはよくあることです。
あとこのデッキにおいての1枚ドローはそこまで評価は高くありません。

・光の援軍
光の援軍のサーチ先のライトロードモンスターが他で仕事をしないため入れませんでした。あと他のカードでサーチ先のカードが先に墓地に置かれてしまうとこのカード自体も腐ってしまいます。

・マジックシリンダー
カウンター使い終えた後の奇襲をかけることができるため、採用するか考えましたが、同じ役割のカードで速攻魔法で発動タイミングが自由な《異次元からの埋葬》を代わりに採用しました。


次は実践で起こりうるありきたりなアクシデントに対してのケアです。

・相手が殴ってこない

これは《ヴォルカニック・バレット》で解決できます。
墓地に落ちていれば回収してそのまま相手モンスターにどつきに行けばOKです。

・相手が高打点を出してこない

これはシナジーしませんが《怒炎壊獣ドゴラン》をいれました。
ラヴァゴと違って通常召喚権を使わないのでドゴラン投げつけた後、そのままバレットを拾ってどつきにいけます。


実践しました

対ABC×

無理です。条件整えてバレット殴りに行ってもバスターで除外されてしまいます。

対サンドラ〇

案外いける。バックショットでダメージ稼いでから超雷龍に殴りに行けばOK
バレットのサーチができないため、特攻係の温存が必要。



そして、あることに気づく



勇気と無謀は違うのだよ


いくつものプランを考え一枚一枚採用カード研究し、デッキの完成度をあげたが、すべてこのカード一枚の前では ”無”



夢を見る
  叶えるため努力する
       そして終わり方はあっけない





これぞ



 人生。




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