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行こう、あの、好きな場所へ。

傘屋 ひと時
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新しい靴。 眠り眼(まなこ)で。

夢、うつつで、買ったあの靴で。

自分の好きな、あの場所へ行こう。

こんな重い心の荷物、抱えて逢っているなんて。

誰にも、分からないのだから。

迷惑にならないといいな。

はるばる、バスで1時間乗って、15分~歩いて。

市内から町はずれの山のcafeに向かった。

cafeで、ランチを食べて。

気持ちは なんだか、沈みがち。

でも、それでも、周りのお客さんや。

山と川の自然や。。

店長さん、スタッフさんの人の好さが

にじみ出ている優しい、cafeの雰囲気が、

心地好かった。

勇気を出して、店長さんやスタッフさんや

お客さんと一緒に この場所で。

この時を過ごせること。

はっきりと伝えられない、濁った悩み話を

私が店長さんに持ち掛けても。

笑って、 ゆるしてくれたこと。

若いスタッフさんと たわいのない、、

おしゃべりをして、目と目で会話したこと。

その日、偶然、出逢った、ひとりのお客さんとも、
緊張したけど話せたこと。

その全部が とてもとても嬉しくて、嬉しくて

たまらなかった。

その前日の夜、cafeに行くことに緊張して、

"このままの自分で逢っていいのだろうか„

と あまり眠れなくて。

実際は、疲れてきてしまって、居心地が少し
悪くなって逃げるように…

cafeから帰ってきてしまったけど…。

cafeから帰った次の日、思い返してみたら、

その時のその時間が、心が空っぽになりかけてた

わたしにとって、心から嬉しくて、

宝物のようだった。

新しい靴は、実際、歩いてみたら。

よく靴擦れを起こす靴だった。

それでも、わたしは、また歩き出そう。

今度は、もっと私に合った靴と巡り合おう。

でも、ちゃんと、大切な人に逢えたよ。
やっぱり買ってよかった。

良い人ぶっている。。

そんな私、それでも生かされていることに、
   ありがとうって、いつかは、

心から感じて伝えたい…