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LAMY 2000 FP


LAMY 2000とは

LAMY 2000は、1966年に独逸のLAMY社と、当時LAMY社の主力製品のデザインを手掛けていたゲルト=アルフレッド=ミュラー氏により制作され、ヘアライン仕上げがされた黒い樹脂とステンレスの削り出しクリップというモノトーンの姿で店頭に陳列されました。


微細なヘアライン仕上げの軸


この軸はLAMY独自の強化材料「マクロロン」が原料で、冷たい黒の樹脂軸には表面にわずかな傷をつけテクスチャを変えるヘアライン仕上げがされており、一見すると材質が木材であると勘違いするような出来栄えとなっています。

世界初のバネ式クリップ

このペンは世界で初めてバネ式のクリップが搭載され、スムースにポケットに挿すことができます。また、それまでの金属の柔軟性によるクリップと比べポケット生地への負荷が軽減しています。

LAMY 2000の持ち心地

軸は終始絶妙なカーブを描き見た目を流麗にするだけでなく、まるで手をかたどって設計されたかのようなフィット感があります。
これにより長時間書いていて疲れないだけでなく、さらにさらに書き進めていくことができます。

LAMY 2000の筆記感

なめらかです。豊かなインクフローが書き始めから句点まで続き、その書き味はまるでオットセイが磨き上げられた氷上を高速で滑っているかのようです。

LAMY 2000への思い入れ

私が五年ほど前に文房具にハマった時、LAMY 2000と言えばシャーペンや4色ボールペンを買うべきだと思っていました。それ以外のLAMY 2000には全く興味がわかなかった。youtuberのろぺるんもコクヨ ウィズプラスの外ポケットにシャーペンと4色ボールペンをペアに挟んで使っていたし、当時熱中してみていたTOKOMAも4色ボールペンと黒スクリブルのボールペンを挟んで使っていました。
しかし、TOKOMAの動画で言及されたojo jooの筆箱紹介を見て初めて万年筆を見てその考えは破壊されました。なんだ万年筆もかっこいいじゃないかと思い、それから自分の中の隅にLAMY 2000が存在し続けました。
月日は流れ、高校一年生の時にモンブラン146が欲しくなり、中古で探していた際に胴価格で吸入式であるLAMY 2000を思い出し、日を経るたびに存在感が増していきました。そしてついに清水の舞台から飛び降り注文しました。

LAMY 2000 ギャラリー


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