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宮田八郎著「穂高小屋番レスキュー日記」を読んで。

しばらく、山の本から遠ざかっていた。山の本だけでなく、本そのものを読むことから遠ざかっていた。別にあえてそうしていたわけではなく、忙しぶり、本を読むことまで手がまわっていなかった。去年の今ごろも、「今年は本を読むぞ」と思い描きながらぜんぜん読めなかったので、今年はもう思い描くことはやめる。

それでも今年は元旦から読んでた本が読み終わった。宮田八郎さんの「穂高小屋番レスキュー日記」。山好き、特に穂高が好きな人は興味深く読めると思う。こんなにも穂高を愛していた人がいたなんて、そして同時に、「人の死」についてもどこか腑に落ちることが書かれている本だった。著者の宮田八郎さんももうこの世にはいない。

【おわり】

サポート金額に関わらず、いただいたサポート1件につき1冊、子どもに本を買ってあげたいと思います。