【シティリーグ神奈川(12月26日)ベスト8】コータスVデッキ【2シーズン連続入賞】

こんにちは&こんばんは。初めての方ははじめまして。二度目の方はまたお会いしましたね。アラフォーで腰痛持ちのポケカプレイヤーの「がらくた」(@junk_pokemon)と申します。

2020年12月26日(土)、【CARDBOX】青馬堂書店 矢向店様にて行われたシティリーグ シーズン2において、前回のシティリーグ シーズン1(2020年11月3日(火)【CARDBOX】青馬堂書店 矢向店様:準優勝)に続き、再びコータスVのデッキでベスト8となりました。

前回のブルーの探索型ではなく、今回は特性型のコータスVデッキを使用したため、構築理由や思考の整理、記録のために記事を書くことにしました。

前回の記事↑、3000人以上にお読みいただき、100を超える「スキ」、ありがとうございました。
これくらい「好き」と言われる人生を歩みたかったですね。
さて、今回も駄文乱文盛り沢山の全文無料ですのでジムバトルに向かう電車内ででも読んでください。歩きスマホはダメだよ!


自己紹介と独り言

ポケカ歴は1年ちょい、横浜市内のゼロワン綱島様にてジムバトルに親子で参加しています。そんなアラフォーおじさんの自己紹介が気になる方は前回の記事↑をお読みください。何の得にもなりません。

さて、前回の記事について、いくつかご質問を頂いたので独り言です。

環境と言われるデッキを握らない理由は練度です。
いろいろありまして週に1、2回程度しか対人戦をできない環境の中、
多くの方が握っているデッキは練習量が足りず、最善策を突き詰められないと考えているからです。(きっとミラーになったらデッキの理解度から負けると考えていました)
対して、SNSなどで優勝デッキなどの情報を得ることで環境はある程度理解できることからメタをとる構築を考え、練度が低いことを補うようにしています。
そもそもポケカの楽しみ方としてデッキを考えるということに重きを置いているということでもあります。

無料公開については、あまり使われることのないデッキであること、また、公開することでこのデッキに対してメタ構築を考えていただければ、さらにそのメタを考え、思考を深めることができると考えており、やはりデッキ構築が好きな自分にとってはメリットがあると考えているからです。
基本的に考え続けることが好きなんです。ま、デッキタイプ的にわざわざメタを取る人がいるのかは不明ですがね…。
また、自分の記事にお金を払うくらいならばポケモンカードに投資してください。そしたらいっしょに対戦しましょう。それが公式にも貢献できますし、最も嬉しいですね。変なデッキばかりですが。
尚、多くの人が握るデッキやシティリーグ直前など、各自の事情、考え方はあると思いますので、これはあくまでも自分の中だけでの話ですので、他の方のお考えは尊重しています(自分も購入してますし)。ご了承ください。


デッキ選択理由と環境について

今回もエネルギー破壊を主とするコータスVを使用することにしました。
しかしながら、前回のブルーの探索型ではなく、ドローを主とした特性型の構築を選択しました。

その理由ですが、まず、シティリーグでは決勝トーナメントに残るためには1敗までしかできない大会であり、安定感、再現性が優先されます。
デッキ分布としては「アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV」、「ザシアンV」、「ムゲンダイナVMAX」には必ず当たると考えました。したがって、この3デッキに有利であれば3勝は出来ると考えるくらいには多いとみていました。

また、対戦する可能性があるデッキとしては「セキタンザンVMAX」、「ひのためサーカスズガドーンを主としたFTB(ファイアツールボックス)」、Bレギュレーション最後の大会であることから「ピカチュウ&ゼクロムGXなどの雷デッキ」「カラマネロ採用のミュウツー&ミュウGXデッキ」は一定数いるとみていました。
加えて、使用者が増えているデッキとしては「モクロー&アローラナッシーGX」を主軸とした「ゴリランダー」「ダダリンVMAX」のデッキ、
成績を残している「マッドパーティ」などです。

コータスVの炎デッキにおいて、これらのデッキは弱点が取れる鋼、草についてはそもそも有利対面、ムゲンダイナVMAXにはエネ剥がしが有効であること、弱点の水デッキはBレギュ環境ではまだ出てこないと考えていました。

話は変わりますが、前回から新たに追加されたカードとして「シャイニースターV」のカードがあります。個人的には特筆すべきは「ドガース」「くちたけん」くらいだと考えていました。

【ドガース】
ムゲンダイナVMAXデッキへの採用が考えられますが、先行有利のデッキが多い中、対戦相手のデッキがわからない中でわざわざ後攻を選ぶこともないだろうと考えており、また、相手がこちらのボルケニオンなどのポケモンを見た場合、ブルーの探索型の「レシラム&リザードンGX」と思ってくれればエネを貼ってまで進化しないでしょうし、逆に進化してくれればエネを貼る1ターンを稼げたと思い、むしろ有利になるとまで考えていました。

【くちたけん】
ザシアンV専用ですが、こちらを採用した場合、「鋼鉄のフライパン」の採用枚数が減ることで有利になると考えていました。
但し、「ガラルニャイキング」込みで「レシラム&リザードンGX」を倒されてしまう可能性は認識しておく必要があります。
メタルソーサーからの起動に注意が必要です。

以上を踏まえ、特性型にした理由として、コータスVのテキストが一般化してきたことがあります。炎軸のデッキに挿している人もおり、知名度が上がってきたことで動きが読まれやすくなりました。
したがって、最速でこちらのやりたいことを押し付ける重要性が以前よりも上がってきたよう感じました。
前回の大会時、ブルーの探索型で手札枯渇により止まることがあったため、ピンポイントで動くよりも早くかつ柔軟に動くことを優先したいと考えました。これは自分のコータスVや炎デッキに対しての理解、練度が上がったということも影響していると思います。
特性によるドローにより、毎ターン、サポートを使用できることで炎デッキの強み、また、エネ破壊の強みをより活かすことを目指しました。

正直なところ、初手の7枚+トップ1枚の手札が良ければブルーの探索型のほうが強いですが、それ以外の場合は特性型のほうが安定して動くことが可能だと思います。
ブルーの探索型は初手の状況でかなり勝敗に影響するじゃじゃ馬です。「じゃじゃ馬ブルー」とか最高ですね。


デッキレシピ

画像1

「ブルーの探索型」と比較して、ブルーの探索とカスタムキャッチャーが抜けたところに特性持ちのポケモンや「ボスの指令」が入った構築です。
メリットのは上記の通り、安定感があることです。
ボルケニオンの枚数を減らしましたが、無理やりドローで連れてくる、もしくは後1でコータスV+溶接工につながれば動けると考えています。
デメリットはやはり置物があること。ベンチを呼ばれてしまうとリスクになることです。


採用枚数と理由

ポケモン - 10枚
コータスV - 3
基本的に主軸です。開始時に出ていると炎バレットかと思ってくれる程度にはマイナーです。但し、2エネ破壊ということは周知されていますので、以前よりもそれぞれの場のエネ管理が重要となりました。

レシラム&リザードンGX - 1
打点役かつGX枠です。コータスVのかえんばしら+ダブルブレイズの290ダメで様々なポケモンを倒した立役者です。
6エネのダブルブレイズGXはそもそも使用するつもりはないため、3エネ200、4エネ230、返しで逆鱗というイメージです。270という耐久はVMAX以外には(基本的に)ワンパンされない壁であり、高打点のプレッシャーを与えるベンチウォーマーとしても活躍します。

ボルケニオン - 3
後攻の加速要因でありながらザシアンVを倒すポケモンとして大活躍します。MVP候補その1。
「みつりんめいさいジュナイパー」は弱点でワンパン、チルタリスは110でワンパンと何でもできます。クイックボールを4枚採用にしたこと、特性で無理やり連れてこれる可能性があることから4枚から3枚にしました。

デデンネGX - 1
特性によるドローソース①。
溶接工、ボスの指令は4枚採用であり、ワタシラガVも採用しているため躊躇なくトラッシュできます。ワタシラガVとの相性が良く、当日も助けられました。HP160という特性チームでは最も不安ではありますが、最悪、クロバットV→デデンネGXなど、1ターンで無理やり縦引きすることができると考え、それぞれ1枚で採用しました。後述しますが、そこが敗因となってしまったため、クロバットV2枚採用が良かったかもしれません。
(そもそも無理やり縦引きする状況であればかなり厳しい場面だと思いますのでそこまでケアを考えなくてもという話です)

クロバットV - 1
特性によるドローソース②。
手札をトラッシュするグッズが少なく、また、サポート、炎エネを抱えていることが多いため6枚ドローまではなかなかできませんが、3枚以上ドローできれば溶接工につなげて計6枚など最低限の強みは出せると思っています。
HP180であり、タフネスマントをコータスVと共有できるところが強みです。

ワタシラガV - 1
特性によるサーチ手段。MVP候補その2。
トラッシュしたサポートを再利用できるため、溶接工やボスの指令など、炎デッキとの相性は良いと考えています。ワタシラガVのおかげで相手からのトラッシュ確認依頼が逆にフェイクとなる場面もあるかと思っています。
上記の通り、デデンネGXとの相性が良く、トラッシュがデメリットになりにくいことはありがたい。また、溶接工から起動が可能であり、場合によっては相手のたねポケモンを倒して山札に戻ることも可能です。


グッズ - 24枚
クイックボール - 4
特性を使用するためのサーチ手段にもなるため4枚採用。

ポケモンいれかえ - 4
ボルケニオンから後続につなげる場面、状態異常で下げたい場面、逃げエネが重いポケモンが呼ばれて下げたい場面、後続のレシラム&リザードンGXで相手をワンパンしたいときなど、思いの外、使いたい場面が多いので安定させるために4枚採用。
ブルーの探索型とは異なり、サーチできない影響が枚数に反映されています。

ポケギア3.0 - 3
特性でドローできるものの、サポートは必ず1ターンに1枚使用したいため、安定感優先で採用しています。どの場面でも溶接工、またはボスの指令に触れられるというのはこのデッキにおいて最重要ポイントなので。
但し、デッキの枚数の都合、特性に頼ることで3枚に妥協しています。クロバットV使用のために「対象無し」で消費できるという点でも優秀なカードです。

グレートキャッチャー - 1
グッズ版「ボスの指令」です。主にエネを貼った「アルセウス&ディアルガ&パルキアGX」や「モクロー&アローラナッシーGX」などのために採用していますが、「ムゲンダイナVMAX」デッキの「イベルタルGX」をレシラム&リザードンGXで倒す場面での使用も想定しています。

クラッシュハンマー - 3
エネポーター - 2
妨害枠です。クラッシュハンマーはコインのため、1回表が出ればという期待値で考えています。そのため予備1枚の3枚での採用。
エネポーターは特殊エネルギー環境であることからタイミングが合えば強い動きが可能なカードです。但し、使いたいタイミングで引けるかが微妙なため、ブルーの探索型より重要度は低めです。

タフネスマント - 2
カウンターゲイン - 1
コータスVの耐久を上げることでスチームクラッシュの試行回数を増やすことが最も強い動きです。レシラム&リザードンGXやデデンネGXには適用されませんが、コータスVのHPが260になる強みを優先しています。ボルケニオンにつけても強いです。
カウンターゲインはボルケニオンやコータスVが取られた後、エネ要求が重いこのデッキの後続が動きやすくなる場面は有効と考え採用しています。
主にレシラム&リザードンGX用ですが、コータスVにも使います。

炎の結晶 - 2
デデンネGX採用でトラッシュされることがあるため2枚採用。2枚採用により前半、手札のエネが足りない場面でも活躍してくれます。
(なによりも対エネ破壊デッキにメタれます…)

リセットスタンプ - 1
ツールスクラッパー - 1
妨害要素。リセットスタンプは2枚採用したいのですが、枠の都合で1枚としました。
サイドプランとして2-3-〇になる場面があるため、重要なカードであり、2枚採用が良いかもしれません。
ツールスクラッパーは主に「ザシアンV」の「鋼鉄のフライパン」用ですが、システムポケモンなどの「ふうせん」を壊すことが多かったです。

サポート - 11枚
溶接工 - 4
マリィ - 3
ボスの指令 - 4
「溶接工」は言わずもがなですが、「ボスの指令」についてはエネ破壊をするために呼び出し続けることが理想なため4枚採用です。
また、4枚採用だと思われていないことも多く、ワタシラガVの仮想5枚目を含めて相手の思考の超えることができる強みです。
「マリィ」は保険かつ妨害要素ですが、特性によるドローで山札を圧縮できるため、ブルーの探索型よりドローの強みを活かせていると感じ3枚です。
但し、ポケギア3.0や特性ポケモンの採用によりマリィ以外のサポートを引きやすく、また、優先的に使用するため、1枚減らしても何とかなりそうです。

スタジアム - 2枚
巨大なカマド - 2
「混沌のうねり」を貼られることが多く、対策からもう1枚、もしくは無人発電所などの採用は検討してよいかもしれません。

エネルギー - 13枚
ヒート炎エネルギー - 3
基本炎エネルギー - 10
溶接工を使用するために基本エネを多めにしています。(ブルーの探索型での反省から1枚増やしました)
ヒート炎エネルギーは特性型により触れる可能性が高まり、より強さを発揮してくれるようになったと感じています。


各デッキとの対面性能(プラン)について

いろいろと想定はしていましたが、実際のマッチングは予想外の連続であり、あくまでもプランだと思ってください。
基本的には前回の記事と同じですが、一部更新しています。

【アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV】
オルタージェネシスを使用するために1ターン使うことから、後1ボルケニオン→後2コータスVでアルティメットレイは防げます。
もしくは後2でザシアンVを呼んで倒すことでプランを崩すことが可能です。

【ザシアンV】
速攻で仕掛けてくるタイプですが、ボルケニオンで戦うことでサイドレースが優位に動きます。
常に「こうねつばくは」で110ダメージが出るようにエネルギーをベンチに分散させておくことが重要です。
コーティング鋼エネが厄介であり、エネポーターのタイミングが重要です。

【ルカリオ&メルメタルGX+ザシアンV(ザマゼンタV)】
基本的に弱点をつけるため有利対面だと考えています。
「フルメタルウォール」よりもコーティング鋼エネや「鋼鉄のフライパン」が重いです。ボルケニオンとレシラム&リザードンGXでの立ち回りが基本と考えていました。

鋼系統の場合、メタルソーサーによる急な起動が一番のリスクです。
そのためエネ破壊よりもボルケニオンをメインとして弱点で攻めたほうが強いこともあるので盤面との相談です。

【ムゲンダイナVMAX】
エネ手貼りのタイプであれば出遅れない限りは有利対面ですが、毎ターン、ベンチを呼び出す動きが必要です。
また、先にも書きましたがガラルマタドガスについては手札が厳しくない限りは逆に時間をくれる相手と言えます。
マニューラGX型への回答が明確ではありませんが、相手は進化デッキなので先手を打って破壊開始を目指すことになります。理想はクラッシュハンマーでワンテンポ遅らせることですかね。
ついでにレアケースですが「アブソル」のシャドーシーカーでコータスVは180ダメージです。

【セキタンザンVMAX】
セキタンザンVMAXをいかに止めるかが重要です。そのためにはヤレユータン、マグカルゴを先に落としたいと考えます。
可能であればエネポーターでセキタンザンのストーン闘エネを上記の2匹に移動させて倒すことができると強いです。
エネを壊すことで「ネギガナイトV」の出番を奪うことができるため、「ふんかだん」でエネを引かせない動きができれば封じれます。
ボルケニオン+タフネスマントorヒート炎で「ふんかだん」を耐えられる可能性があることも覚えておきます。

【ピカチュウ&ゼクロムGXなど雷バレット系統】
出遅れると不利対面です。エネ加速されてしまうとエネ破壊のスピードが追い付かないため、フルドライブさせない動きが最優先です。
しかしながら、カプ・コケコ◇ですらコータスV、ボルケニオンではワンパンできず、サンダーマウンテンが来たら諦めるくらいの状況になります。
「レシラム&リザードンGX」がメインとなりますが、ある程度割り切って戦うしかないと考えていました。

以下のデッキもですがBレギュ落ちにより増えるのか減るのかの判断が難しかったです。

【ミュウツー&ミュウGX系統】
エネ破壊したことが逆にカラマネロにとって優位になることが厳しい対面です。したがって、カラマネロを倒していく動きとなります。
ボルケニオンで戦えることが理想ですが、ミュウツー&ミュウGXにワンパンされるのでつらいところです。
この場面ではクラッシュハンマーなどの妨害次第と考えています。
ただし、特性によるドローで盤面が揃えばレシラム&リザードンGXの活躍で対等に戦える相手です。

【レシラム&リザードンGX】
不利対面です。炎デッキは溶接工、炎の結晶があるため、2エネ破壊が有効打にならない場面もあり、厳しい相手です。また、こちらの中打点から相手の「げきりん」が致命傷になることから当たらないことを願うばかりです。

【マルヤクデVMAX】
やはり不利対面です。キョダイヒャッカでトラッシュを活かせることも猶更。打点が上がる前に動ければチャンスがあるか?というくらいです。

【ひのたまサーカスズガドーン】
使用者が減っていると考えていましたが、そうでもなかったかと思います。
ズガドーン自体はコータスVの120ダメで倒せますが、トラッシュからエネ回収が容易であることや他のプランを通されると厳しいと考えていました。
というかレシラム&リザードンGXが重いです。
リセットスタンプによる事故を誘発することが最善の対策として考えていました。
最近はウッウV2枚採用もあるため、ベンチの管理は注意しようと考えていましたが…(後述)。

【マッドパーティ】
こちらのエネの重さに対してエネ1枚起動のため厳しい対面です。
もっとも強いのがポットデスのため、ボルケニオン主体でヤバチャを倒すことを狙い続けるしかないかと思います。

【モクロー&アローラナッシーGX採用の草デッキ】
弱点で優位ですが最優先はモクロー&アローラナッシーです。但し、2ターン目以降は加速役のゴリランダーです。
GX技でエネルギーを飛ばされると急に不利盤面になるため、サイドプランよりは動きを止めることを優先します。
ジュナイパー型はボルケニオンで封じます。


冒頭で記載した通り、優位な相手との対戦が3戦はあると思っていたので、
そこを落とさず、あとはマッチング次第と割り切っていました。勝ち抜くための戦略ですね。

当日のマッチングおさらい

ダイジェストとしてお楽しみください。

①アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV 後攻 ○
ボルケニオン開始、ベンチにコータスVとレシラム&リザードンGXの布陣。
相手はアルセウス&ディアルガ&パルキアGXが出てこれず、エネのついたガラルニャイキングを倒し、ボスの指令でエネのついたザシアンV、アルセウス&ディアルガ&パルキアGXを呼び出し続け、レシラム&リザードンGXでアルセウス&ディアルガ&パルキアGX、クロバットV取って勝ち。
こちらが最速で準備ができたこと、相手が出遅れたことと弱点で優位に動けました。

②アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV 後攻 ○
コータスV開始もクイックボールとクロバットVでボルケニオンのフレアスターター。その後もクラッシュハンマーが2表、ボスの指令で呼び出してエネ破壊など順調に噛み合って勝ち。クロバットVとワタシラガVの特性が輝きました。

③ムゲンダイナVMAX 後攻 ○
ボルケニオンからレシラム&リザードンGXに繋げたこと、また、クラッシュハンマー表で1ターン猶予ができたこと、クロバットVからボスの指令を引けてイベルタルGXをレシラム&リザードンGXで落とせたという幸運続きで勝ち。

④アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV 後攻 ×
ボルケニオン開始もベンチにポケモンが出せず厳しい状況から開始。
エネ加速が一手遅れたもののなんとかボスの指令で呼んでザシアンV×2体を倒したものの、ザシアンVにげんきのはちまきを付けられ、レシラム&リザードンGXがワンパンされて負け。
げんきのハチマキ入りが想定外でした。次のターンでボスの指令で勝てたので惜しかったです。

ちなみに最終2位の方でしたので自分は実質3位ということですね!

⑤クワガノンV+イオルブVMAX 後攻 ○
クワガノンのグッズロックを警戒してコータスVとレシラム&リザードンGX両方にエネ加速をしておき、レシラム&リザードンGXでクワガノンVは倒したもののデデンネGXとライチュウ&アローラライチュウGXの確定マヒからポケモンいれかえが引けず、レシラム&リザードンGXが倒され時間切れ。しかしながらこちらが後攻であり、倒せれば勝ちの場面だったため、両負けを避けるために相手がワンパンで倒されるライチュウ&アローラライチュウGXを前に出してくれ、コータスVで倒せて勝ち。
時間切れ両負けを避けるために差し出してくれたことに感謝です。(結果、お相手にもポイントが入って良かったです)

予選4位で決勝トーナメント進出となりました。

画像4

余談ですが、この時点で腰が痛く、加えて前日のクリスマスのチキン、ケーキのせいか腹痛にも襲われるという前後からの攻撃に耐えることとなり、なかなかハードな状況でした(笑)

○ひのたまサーカスズガドーンFTB 先攻 ×
ヨネダタクヤさんが公開されたデッキを使用とのこと。
先攻でコータスV開始。相手はワタシラガV。
先1でベンチにポケモンが出せず、先2で溶接工でコータス加速したものの後続が繋がらず。
相手のレシラム&リザードンGXのエネを剥がしたが、逆鱗で150ダメージ。
ウッウV警戒から出したくなかったが手札が厳しいためデデンネGXでドローし、ようやく展開できる盤面に。
ボスの指令でズガドーンを呼んで倒すもののレシラム&リザードンGXにコータスVがやられる。
その後はレシラム&リザードンGXで相手のレシラム&リザードンGXを倒すなど盛り返したものの、ウッウV+溶接工でデデンネGXを取られて負け。返しでボスの指令で後ろを呼んで勝てたためワンテンポ遅れた結果。

デデンネGXではなく、クロバットVだけの構築ならワンチャンあったかもしれませんね。
また、ズガドーンを警戒しすぎてリセットスタンプを早く使ってしまったことや最終ターンでポケギア3.0から山札に3枚あったマリィに触れられなかったことなど反省は多い内容となりました。
あとレシラム&リザードンGX、強すギルガルドです。強すギギギアルです。

そんなわけで最終ベスト8となりました。予選で4位だったので悔しい結果です。今回の25ポイントと前回の75ポイントでシティ優勝と同じ100ポイントとなりました。今回、ここをなんとか越えたくてベスト4を狙っていたのですごく悔しいですね。

画像3

↑翌日の段階だとこんな感じです。


(おまけ)レギュレーション変更について

ご存じの通り、次回のパック販売開始からレギュレーションの変更があります。「B」のカードが使えなくなり、「C」「D」「E」のカードプールとなります。

さて、コータスVデッキの今後ですが、実は今回の特性型にした理由の中にBレギュのカードを減らすということがありました。
ブルーの探索型の場合、「カスタムキャッチャー」というキーカードが使用できなくなるという影響は大きく、構築自体の変更を余儀なくされる状況です(「あとだしハンマー」はまぁ…なんとかなりそう)。

今回の特性型の場合、Bレギュのカードの採用は「カウンターゲイン」「エネポーター」です。
カウンターゲインについてはこちらのテンポロスの可能性がありますが、ピンポイントでの活躍だったため、無いなら無いで割り切れる範疇です。この枠はポケモンのどうぐなら「おおきなおまもり」などの採用、もしくはテンポロスを押し付けるという意味で相手への妨害手段を増やすことなどを考えています。
「エネポーター」については「うねりの扇」という後継グッズが出ます。こちらへの差し替えですね。
但し、「ベンチの特殊エネを前に移動して破壊」というような動きができなくなること、また、特殊エネはトラッシュから回収手段がほぼないという環境だったので「エネポーター」の方がデッキには合っていたかと思います。

※修正)この項で「グレートキャッチャー」について記載していましたが、グレートキャッチャーは「C」でしたので削除しました。

画像2


さて、レギュ変更後のおおまかなタイプの環境については予測の範疇になってしまいますが…
・草はレギュ落ちの影響(◇やネットボール)があるが無くても現状維持で戦えそう。炎減るなら期待大
・炎はグッズのレギュ落ちでズガドーンは減るものの他のデッキは依然使えそう。水は増えないで欲しい
・水は雷が減るといよいよ時代が来る可能性。アルセウス&ディアルガ&パルキアGXとタイプが合うのも強い
・雷の主要トレーナーズがレギュ落ちにより厳しいもののVポケモンのスペックは高いので加速の課題次第でまだ戦える
・超は加速手段が無くなるが悪が減れば活躍できそうな逸材が多い
・闘は次回の強化で地面準拠と格闘準拠の弱点分岐もあり増えてくるか
・鋼はレギュ落ちの影響が少なそうなので現状維持
・悪は闘強化で厳しくなる可能性。アブソルのレギュ落ちの影響もあり

基本的には「これはダメだ」と断定せずに活躍できる方法を考えるスタンスなのでふわっとしてます(笑)

ムゲンダイナVMAXについては専用構築になることから弱点をどう巻き返すか、また、カウンターゲインのレギュ落ちの影響をどう対処するかといったところでしょうか。

ウーラオス系統も専用構築になる前提だと思いますので、パターンを読まれてしまうことが気になるところ。
相手をするならパターンに乗せないための動きが必要かと考えています。

環境がガラッと変わりそうなところと変わらずとも強いところとそれぞれあり楽しみですね。


まとめ

2シーズン連続でのトーナメント進出という出来すぎた結果となり自分でも驚いていますが、環境読みと構築での優位がうまくいった結果だと思っています。当日はカードの引き、マッチングという最大の運要素があるため、その準備段階が大切です。
なので、日々、席を譲るなど、感謝される人間になれるように精進します。

最後に…会場となった【CARDBOX】青馬堂書店 矢向店様、スタッフの皆様、ジャッジのお二人、対戦相手の皆様、同じ会場で居合わせた皆様、いつも対戦していただいているゼロワン綱島の皆様、ポケモンカードを支えるすべての皆様に感謝させていただきます。夢中になれるって良いですね。
家族はポケカに関してはいまや自慢のパパになりつつあるのでなんとか維持できるように頑張りたいですね。

さて、お読みいただいた皆様が年末年始、さらにその先、穏やかに健康に過ごせることを祈りまとめとさせていただきます。
年始以降はまた謎デッキで遊び、知識を蓄積することといたします。まずは「くなんのたたり」。

仮にまた入賞する機会があればお会いしましょう。
こうなったらさらに上を目指したいですしね!

がらくた

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