【シティリーグ 神奈川(11月3日) 準優勝】コータスVデッキ

こんにちは&こんばんは。「がらくた」(@junk_pokemon)と申します。

2020年11月3日(火)、【CARDBOX】青馬堂書店 矢向店様にて行われたシティリーグ シーズン1において、コータスVのデッキで準優勝することができたため、記念も兼ねて記事を書いてみました。
はっきり言って需要があるかと問われれば「興味本位」という方が多いでしょうし、初めての記事掲載で価値のある文章を書ける自信もなく、また、環境と呼ばれるような使用者が多いデッキ以外を握る人が増えると楽しいなという希望、そして、気楽に書きたいという責任逃れから全文無料です。安心してご覧ください。

以下、かなり雑&乱文、そして長いですが、オタク特有の早口だと思ってください。
また、当日のマッチアップについてはおおまかな流れしか記憶していないため粗いです。
為にならない情報満載でお送りします。無料だから許してね!

自己紹介

9歳の娘とポケカを楽しんでいるアラフォーです。長時間の対戦は腰が痛いです。
普段は横浜市内のゼロワン綱島様にてジムバトルに参加しています。
ポケカ歴は旧裏面の初代~ロケット団くらいまででしたが、昨年、ゲームの「ポケットモンスター ソード・シールド」を予約した際にヨド〇シカメラにてくじを引けるイベントがあり、そこで娘が2等の「ブラッキー&ダークライGX」のスターターセットを当ててしまったことがきっかけです。
ちなみにくじは2回引いたのですが1等も当たりまして、ポケモンシャツの引換券をいただいたので娘の同伴で大型大会参加時は正装として着用しています。
そんなわけで昨年7月の「リミックスバウト」の時期からポケモンカード始めました。箱買いは「ドリームリーグ」からですが。
いわゆる環境デッキは握らず、倒すべき敵として構築を考えては実験して楽しむタイプです。
好きなトレーナーはブルー、好きなポケモンは多すぎて選べませんがフシギダネやラッタ、マグカルゴ、ゲンガーなんかが特に好きです。
…どうでもいいですね。

デッキ選択理由と環境について

デッキを選択するにあたり、シティリーグという特性上、最大1敗しかできない大会であり、大多数の方が安定感、再現性を優先されると考えました。
その中で環境のど真ん中にいる「ザシアンV」に対しては最低限有利であることを必須条件としました。
また、マッチングする可能性が高そうなデッキとして「ムゲンダイナVMAX」「セキタンザンVMAX」と考えました。

逆にメタが一周していると考えられる「ひのためサーカス」の「ズガドーン」は減っている、もしくはズガドーン以外のポケモンも採用したFTB(ファイアツールボックス)としての採用が主軸とみて、カプ・レヒレのような特化した対策は入れないようにしました。
「マッドパーティ」は使用者が少ないと考え、デッキ選択の際には考えないようにしていました。
加えて、当初は「マルヤクデVMAX」についても有効な手段(下記「採用理由」の項参照)を入れようとしていましたが、数を減らしていると感じたため外しました。それ以外には「ミュウツー&ミュウGX」、「ピカチュウ&ゼクロムGX」などのデッキに当たる可能性は考えていました。

上記を踏まえデッキを考えたわけですが、「上から殴るデッキ」という選択肢はミラーくらいしかないと感じたので不採用となりました。逆に「非V、GXデッキ」の選択肢も考えましたが、メインとして考えた3デッキ全てに優位が取れるアイデアが思い浮かばず、
特に「アルセウス&ディアルガ&パルキアGX」とのマッチングは数戦あると考えていましたので厳しいので選択肢から外しました。

さてどうするか。
ポケモンカードにおいて負ける条件はいくつかありますが、主としてサイドを6枚とられることです。
「倒されなければ負けない」 → 「攻撃されなきゃ倒されない」 → 「エネルギーが付かないと攻撃できない」。
ということでエネルギーを破壊することを軸に考えてみることにしました。単純ですね。

特に「アルセウス&ディアルガ&パルキアGX」は「オルタージェネシス」を宣言するためにターンを使うため、エネルギーを剥がすことでテンポロスが狙える。
また、「ムゲンダイナVMAX」については「無人発電所」採用型が増えたことで「マニューラGX」の採用が減り、手貼りでのエネルギー供給が主となることで動きを止めることができる。
「セキタンザンVMAX」については「ストーン闘エネルギー」に頼る構築が多いことからもトラッシュさせれば拾う手段がないことなどが考えられました。

エネルギーを破壊するポケモンは何種類かいますが、今回、コータスVを採用した理由は大きく以下の6点です。
①たねポケモン
 → たねポケモンを主軸にすることでデッキ内のポケモンの枚数が減る=枠が空くため、トレーナーズの枚数が増えることが大きいです。特にエネ破壊デッキはクラッシュハンマーなど採用もあるため、枠を開けたかったです。
②トラッシュさせるエネルギー2個
 → 手貼りに頼るデッキであれば立て直しができないパワーを持っています。注意しなければならないのでは「2枚」ではなく「2個」です。
③「溶接工」と「ボルケニオン」の存在
 → 後攻をとることができればボルケニオンから3エネ供給が可能。それができなくても溶接工から動くことが可能。VMAX環境、また、オルタージェネシス環境によって、先行をとるデッキが増えたことも追い風でした。
④「ヒート炎エネルギー」と「タフネスマント」(もしくはムキムキパッド)の耐久
 → HPが210と微妙なラインですが、ヒート炎エネルギーとタフネスマントでHP280となり、ブレイブキャリバーを耐えます
⑤対戦相手がコータスVのことを知らない
 → コータスVが出てくることを予想できる人はいるのだろうか。いや、いない。ということで初見殺しの優位性があると考えました。
⑥そもそもコータスが好き
 → 個人的な理由です。目とフォルムと蒸気がたまりません。

画像1

デッキレシピ

レアリティや絵柄が使用したデッキと異なりますが、見やすいようにまとめました。

画像2


基本的には流行しつつある「ブルーの探索型のレシラム&リザードンGX」に近い形ですが、エネ破壊に特化させているイメージです。
ドローソースとなる特性持ちのポケモン(デデンネGXなど)ではなく、「ブルーの探索」を採用した理由としてはコータスVというポケモンは「やりたいことが一貫している」ためです。
プランが多いデッキであれば引いてきたカードから動きを考えることができますが、要求エネが重く、逃げエネも重く、ダメージも決して大きくないコータスVは「相手のエネルギーを破壊する」というプランくらいしか取れないということで、その時の必要札が用意できることに特化した方が強いと考えました。
尚、一時期、ヌメラ採用のドロー型コータスVを使いましたが、対ザシアンVで裏のデデンネGXなどを呼ばれることが多く、立て直せないことが多くありました。
ポケモンに枠を割くことでトレーナーズの枚数が減ってしまうこと、ベンチやスタート時に置物となるポケモンが出てしまうリスクを避けるために「ブルーの探索」型を採用しました。


採用枚数と理由

ポケモン - 8枚
コータスV - 3
主軸です。先にも書きましたが使ってくると思われていないことが最も上振れ要素です。特に流行しつつある「レシラム&リザードンGX」と思っていただくことが多く、エネ破壊しやすいエネ貼りをしていただけることもありました。

レシラム&リザードンGX - 1
コータスVの「エネルギーをトラッシュさせる動き」は強いのですが、最も楽にエネ破壊する手段は「倒すこと」です。Vポケモンたちのお相手をしていただくサブプランとして採用しました。GX枠の有効活用という面もあり、200ダメのダブルブレイズが基本構成です。一応、コータスのスチームクラッシュ+フレアストライクで350、かえんばしら+ダブルブレイズで290をみれます。

尚、ここは大会前々日まで「ルギアGX」にしていました。「マルヤクデVMAX」や「ズガドーン」をエネルギー込みでロストゾーン送りにしてやろう、あわよくば後1でベンチにポケモンがいなければ溶接工から勝てると考えていましたが、相手を止めるデッキの特性上、ターン数が多くなる可能性が高く、サイドをとれないのは時間切れのリスクもあり変更しました。

ボルケニオン - 4
後攻の加速要因ですが、2エネ(ベンチ込みで4エネ必要)で「こうねつばくは」110ダメはザシアンVをワンパンできる火力であり、実際に何度も助けられました。

グッズ - 27枚
クイックボール - 3
3枚です。システムポケモンがいないため、1匹だけベンチに出せれば良いくらいで割り切っていること、また、「ブルーの探索」でサーチできることもあり3枚にしています。4枚でも良いのですが枠の都合でもあります。

ポケモンいれかえ - 3
ポケギア3.0 - 4
いれかえはボルケニオン→後続の動きで必要となりますが、やはり「ブルーの探索」でサーチ可能なため3枚。コータスVは基本、後ろに下がらないので3枚で十分かと考えています。
ポケギアはドローソースがほぼないためサポートを絶対触りたいので4枚採用です。

カスタムキャッチャー - 4
グレートキャッチャー - 1
ベンチのポケモンにエネルギーを貼ったら積極的に使用します。「ブルーの探索」が「ボスの指令」に代わるカードですね。積極的にドローしないデッキのため、手札が枯渇した際にカスタムキャッチャー1枚での使用はよくあります。

あとだしハンマー - 1
クラッシュハンマー - 3
エネポーター - 2
「ブルーの探索」のおかげで後1からの「あとだしハンマー」はテンポを奪える最も強い動きと言っても良いかと思っています。
クラッシュハンマーはベンチポケモンのエネルギーを破壊するためですが、運要素もありサブプランとして割り切り3枚採用にしています。
エネポーターについては全タイプに特殊エネルギーが配られたことからも価値が上がっていると考えています。特にハイド悪、ストーン闘、(あまり見ないですが)コーティング鋼にはめっぽう強いカードですが、ミュウツー&ミュウGXなどのオーロラエネルギー採用にも有効であり、広い範囲を見れます。確定なのも強いです。スピード雷についてはエネ移動だけになってしまいますが、それでもテンポを奪える可能性となりえるカードです。Eレギュで採用されてほしいカードです。

タフネスマント - 2
カウンターゲイン - 1
レシラム&リザードンGXのデッキとは異なり、マントの採用です。マントのおかげでコータスVはタッグチーム並みの耐久となります。しかしながら、サブプランで用意しているレシラム&リザードンGXには効果がない点に注意です。ボルケニオンに貼ることでよくみる150ダメを耐えるのも強い動きだと思っています。
カウンターゲインは最後まで悩んだカードの1枚です。しかしながら、前のボルケニオンが倒されればフレアスターターの3エネだけでスチームクラッシュが使え、後続にエネを貼れることはエネ要求が重いこのデッキには有効と考え採用しました。実際に助けられた場面がありましたので成功したと考えています。

炎の結晶 - 1
1匹目のコータスが倒されるとエネルギーが大量にトラッシュされてしまうケアとしての採用。やはり「ブルーの探索」に頼ることで1枚としましたがコータスVが倒された後、エネルギーが足りない場面が何度かあったので2枚でも良かったかもしれません。

リセットスタンプ - 1
ツールスクラッパー - 1
妨害要素。スタンプは2枚採用したいのですが、枠の都合で1枚としています。
スクラッパーは主に「ザシアンV」の「鋼鉄のフライパン」、(カラマネロなどの)システムポケモンの「風船」破壊用で採用しています。

サポート - 11枚
ブルーの探索 - 4
溶接工 - 4
マリィ - 2
ボスの指令 - 1
「ブルーの探索」と「溶接工」は言わずもがな。後1でどちらかが手札にあることを願ってやみません。
「マリィ」については採用を迷いましたがドローよりも相手の妨害の面から採用としました。基本的にこちらは手札が少ない場面が多いため、相手を妨害しつつ、ついでにドローできるイメージです。
「ボスの指令」についてはカスタムキャッチャー同様、積極的に使用します。「ポケギア3.0」から触れるので1枚ですがほぼ毎試合使ったかと思います。2枚が良かったかもしれません。

スタジアム - 2枚
巨大なカマド - 2
最初期の構築では「混沌のうねり」対策から3枚、その後、エネ破壊との相性が良い「ワンダーラビリンス」を採用していましたが、自分も動けなくなる事態が数試合に1回発生したことから「巨大なカマド」だけ、「混沌のうねり」が減ったと考えて2枚での採用となりました。

エネルギー - 12枚
ヒート炎エネルギー - 3
基本炎エネルギー - 9
使用するエネルギーが多いためあと1枚基本エネルギーを入れたいのですが、枠の関係、また「ブルーの探索」から「巨大なカマド」、ボルケニオンで山札から加速などの動きから9枚で妥協しました。
ヒート炎エネルギーは強いのですが引けないことも多く上振れ要素となっていました。1枚減らして基本エネルギーを増やすべきだったのかは悩ましいところ。それならばエネルギー自体を増やす方が良いと思っています。


各相手との対面性能(プラン)について

いろいろと想定はしていましたが、実際のマッチングは予想外の連続であり、あくまでもプランだと思ってください。

・アルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ザシアンV
 先にも記載しましたがオルタージェネシスを使用するために1ターン使ってくれるため、ボルケニオンでのエネ加速が安定して行えます。
 しかしながらその場合、オルタージェネシスは使用される前提のためアルティメットレイからのザシアンVの加速を防ぐためにエネ破壊で動くことになります。主に①「あとだしハンマー」でのテンポロス、②「アルセウス&ディアルガ&パルキアGX」のエネ破壊で加速遮断、③「ザシアンV」を呼び出して倒すこととなります。
 弱点のおかげで「ボルケニオン」でも「ザシアンV」倒せるためプランは多め。動きを止めてジラーチ含めて2-3-1などでのプランとしていました。いわゆる「事故らなければ」有利対面だと考えています。ただし、メタルソーサー×2+手貼りから逆転されたこともあるため油断は禁物です。
 また、オルタージェネシスよりもアルティメットレイを打たれる方がキツいのは秘密です。

・ルカリオ&メルメタルGX+ザシアンV(ザマゼンタV)
 基本的に弱点をつけるため有利対面だと考えています。ただし、フルメタルウォールを使用されると打点が届かないため押し負ける可能性があります。そのためのレシラム&リザードンGXの採用です。3エネ200ダメで弱点込みで倒していく動きが基本と考えていました。

・ムゲンダイナVMAX
 先にも記載しましたが、無人発電所ブームのおかげでマニューラGXが減ったことが追い風でした。また、後攻をとりやすいため、あとだしハンマーが強く通ります。倒すことよりもエネ枯渇を狙う動きを想定していました。
 「ムゲンダイナVMAX」はエネ枚数が少なめだと考えており、エネ回収手段も採用されていないことが多く、呼び出したり、エネルギーを移動させたりして壊すことでの勝ちを狙いました。実際にジムバトルなどで数回、枯渇させて勝利しています。

・セキタンザンVMAX
 ストーン闘エネルギーを移動、もしくは破壊し続けることで「ふんかだん」しか使えない状況に追い込むことが狙いです。結果としてネギガナイトVも出てこれない状況を作り出すことができます。
 「ふんかだん」は1エネ技+ダメージ量増加のために1エネつけるため計2エネがセキタンザンVMAXについてくれるのでコータスの2枚破壊が最も輝く相手です。ただし、「ふんかだん」追加ダメ込み2発で倒されてしまうため、裏のマグカルゴやヤレユータンを先に倒すプランを考えていました。
 他の環境デッキとは異なりワンパンされないため、相手のシステムポケモンを止めることができれば有利対面ですが、基本的には五分と考えています。
 
・ピカチュウ&ゼクロムGXなど雷バレット系統
 不利対面。厳しい相手だと考えていました。数は減ったものの一定数は使用者がいるため、当たらないことを願うくらい苦手意識があります。
 エネ加速されてしまうとエネ破壊のスピードが追い付かないため、フルドライブさせない動きが最優先です。カプ・コケコ◇とサンダーマウンテンが来たら諦めるくらいの状況になります。
 実はパルスワンVの「そうでん」で後ろにエネルギーをつけられるのも脅威です。早め早めに対処していくことくらいが対策と思っています。

・ミュウツー&ミュウGX系統
 不利~対等対面。対面したくないと思う要素が3点あります。
 ①カラマネロで破壊したエネルギーを有効活用できてしまう、②手札が少ない場面が多いのでナイトウォッチャーで動けなくなる可能性、③手札がほぼトレーナーズなのでポルターガイストのダメージが重い
 後述しますが、結果として予選で負けた試合はこの3点すべてが刺さりました。もう1戦は反省を活かしてカラマネロを狙う動きにしたことで逃げ切れたと思います。
 3エネ起動が多いため加速を止めることができれば有利と言えますが、条件が厳しいため不利~対等と考えていました。近々の環境で使用が増えていたことはわかっていたため、もっと対策を練るべきでした。

・レシラム&リザードンGX
 娘が使用しているためもっとも練習した相手です。後攻が取れればテンポロスからの~と言いたいのですが、溶接工で先2でフレアストライクを使われるとかなり厳しく、また、後攻を取られるとベンチのレシラム&リザードンGXを呼び出せないと圧倒的な不利盤面となります。
 構築が近いこともあり、最も当たりたくない相手だと思っていましたが、まさか決勝の相手とは。なお、娘にも負け越しています。

・マルヤクデVMAX
 先に記載したルギアGXでの大量のエネルギーとともにロスト送りを考えていましたが、使用者が減っていると感じたため対策は切りました。
 一応、後攻が取れれば有利に進む可能性は考えられますし、先行の場合もVMAXになる前に殴ればチャンスはありますがキョダイヒャッカがトラッシュからエネルギーを拾えるため、基本的には厳しい対面だと思っています。

・ひのたまサーカスのズガドーン
 先に記載した通り、対策が一般化してきたことで使用者が減っていると考えていました。
 コータスVの120ダメで倒してしまうため、エネ破壊がうまく機能しないこと、トラッシュからエネ回収手段がそろっていること、サイドレースから不利対面と考えていました。
 但し、いわゆる「事故率」が高いと考えているため、マリィを採用してテンポを遅らせることを対策としています。
 ズガドーンに限らず炎タイプ対面はじゃんけんでの先攻後攻次第だと…。

・マッドパーティ
 こちらもワンパンで倒してしまうことからこちらのエネルギーが重いだけでエネ破壊が機能しない相手だと考えていました。
 数戦の経験ですが実際にこのデッキで勝てたことがないのです。とりあえずヤバチャを優先で倒すことにしようと考えていました。

・タチフサグマ
 たねポケモンのみなのでブロッキングが刺さるデッキですが、コータスVでエネ破壊をすることで続けてブロッキングができなければ相手の打点の低さもあって勝てると考えていました。むしろイベルタルGXなどのサブアタッカーを警戒しようと考えていました。

書いてみると環境の中心デッキに強いことに特化していてそれ以外のデッキには苦戦しそうなことが良くわかりますね…。

当日のマッチングおさらい

冒頭にも書きましたが、ダイジェストです。いや、雑です。ごめんなさい。

①ミュウツー&ミュウGX 後攻 ×
たねポケモンが引けず相手の手札+3枚からスタート。
相手は豊富な手札で回ったことでしっかりとカラマネロを準備され、エネ破壊が通らなかったこと、
ペイルムーンGXでコータスが動けなくなったこと、最後はオーロラエネルギーを付けたミュウツー&ミュウGXのパーフェクションで
ウルトラネクロズマGXのフォトンゲイザーを使われてレシラム&リザードンGXが倒されて負け。

②ネギガナイトV 後攻 ○
ネギガナイトV2枚がサイド落ちとのこと。サイトウから起動されましたが倒されなかったことでエネ破壊で動けなくして勝ち。
おそらくネギガナイトVがもう1枚出てきてたらわからなかったと思います。幸運でした。

③ミュウツー&ミュウGX+マホイップVMAX 後攻 ○
ミュウツー&ミュウGXに貼られたエネをカスタムキャッチャーで呼んで剥がし、さらにカラマネロも呼んで倒せたのが勝因だったと思います。
混沌のうねりで巨大なカマドが出せない中、相手のマリィでエネを引けたのが幸運でした。

④セキタンザンVMAX 後攻 ○
博士の研究などでポケモンいれかえをトラッシュしていたため、セキタンザンVMAXを呼び出してエネルギーを剥がし続け
逃げれない状況を作り出しエネ枯渇させて勝利しました。
ネギガナイトVがサイド落ちだったとのことで、運に助けられました。

⑤ピカチュウ&ゼクロムGXなどの雷デッキ 後攻 ○
後1で溶接工でコータスVに3エネ付けてジラーチを倒し、その後はピカチュウ&ゼクロムGXのエネルギーを剥がし続けました。
クラッシュハンマーが2回表、呼び出したいタイミングでカスタムキャッチャーとポケギアからのボスの指令を引けた幸運です。

初戦が負けたためオポの不安はありましたが予選7位で決勝トーナメント進出しました。

①ズガドーンFTB 後攻 〇
コータスVスタートで溶接工から後1でジラーチを倒す。
レシラム&リザードンGXが出てきたのでこちらもレシラム&リザードンGXをベンチに出してエネを貼り、
「かえんばしら」で攻撃。返しでコータスVは倒されましたがレシラム&リザードンGXに溶接工でエネを貼ってた倒す。
返しでズガドーンにエネは付きましたがレシラム&リザードンGXを倒すにはエネルギーが足りず、
こちらに番が返ってきたのでベンチのデデンネGXを呼びだして倒して勝利。

②タチフサグマ+ヤミラミV 後攻 〇
相手はクロバットVで開始。こちらはボルケニオンでコータスVを育てる。
相手は裏のジグザグマをタチフサグマに進化。コータスVにダメカンが計4個に。
番が返ってきたのでボルケニオンのこうねつばくはでクロバットVに攻撃。
返しでヤミラミVがベンチに現れエネを付けられたので呼び出してコータスVでエネ破壊。
次のターンでもベンチで育ててるマッスグマを呼び出してコータスVで倒す。
返しでイベルタルGXが登場し、デスカウントGXでコータスVが倒される。
但し、この時点で相手のエネルギーがかなり厳しい状況だったため動きが止まり、
レシラム&リザードンGXで耐えながら順番にポケモンを倒していく。
最後はタチフサグマのブロッキングに阻まれたが、ベンチを呼んで倒して勝ち。
ポケモンを倒すことは後回しにし、執拗にエネを貼られたポケモンを呼び出してエネ破壊が出来たことが勝因でした。

③ブルーの探索型レシラム&リザードンGX 先攻 ×
じゃんけんに負けて後攻を取られました。ブルーの探索型の炎ミラーなので厳しい状況と覚悟しました。
コータスVスタートでエネつけるだけで番を返す。
相手はレシラム&リザードンGXスタートでしたがブルーの探索からボルケニオンを準備してフレアスターター。
こちらは溶接工でコータスVにエネを貼って、3枚ドローでようやくベンチにレシラム&リザードンGXを置けました。
ここで前のコータスVにエネつけても返しでやられるため、レシラム&リザードンGXに手貼りして「かえんばしら」。
相手の番でベンチの2匹目のレシラム&リザードンGXが育ち始める。そしてコータスVを取られる。
返しでレシラム&リザードンGXでダブルブレイズGXでレシラム&リザードンGXを倒しましたが、
2匹目のレシラム&リザードンGXに倒されてしまい、コータスVにタフネスマントを付けてバトル場に。
エネが足りず攻撃できない間にツールスクラッパーでタフネスマントを壊されてフレアストライクで倒されて負け。
後攻の加速の速さに対して出遅れたのが敗因ですね。1匹目のコータスにマントがあればまだわからなかったと思います。

余談ですが、決勝時に初手で相手もこちらもポケモンが引けなかったのですが、その際にお相手が「デッキが疲れている」と発言されたのが素敵な表現だと思いました。これから真似しまくります。

結果として2位、準優勝をいただくことができました。

まとめ

改めて内容を見返しても運の勝利と言えるかと思いますので街のゴミ拾いをするなどの徳を積むことが大切だと思います。

少し真面目な話になりますが、デッキを握る際に注意したことととして、
エネ破壊というデッキの特性上、1試合のターン数が多くなりがちであること、また、想定外の動きで相手の思考時間が長くなることを予想していました。シティリーグのルールから時間切れは両者負けでオポにも影響し、相手にも迷惑がかかるためちゃんと時間内に勝敗を付けることを常に意識してプレイすることを心掛けました。早いプレイをするためにこちらの思考時間はできるだけ短くなるように「やりたいこと」、「出来ること」を減らし、
迷わないデッキにしたつもりです。結果として時間切れが起きることもなく良かったなと思いました。

最後に会場となった【CARDBOX】青馬堂書店 矢向店様、スタッフの皆様、
フランクで中立なジャッジのお二人、対戦していただき、勝敗に関わらず気さくに話していただいた皆様、同じ会場で居合わせた皆様、いつも対戦していただいているゼロワン綱島の皆様、ポケモンカードを支えるすべての皆様に感謝をさせていただきます。楽しい時間を頂きありがとうございます。
そして、ほったらかしてシティリーグに参加しても文句の一つも言わない家族にも感謝です。結局当日は焼肉に行けなかったので次の週末に散財してきます。

さて、少し休憩期間として今度からは再び謎のデッキを握る日々になりそうです。まずはBレギュが落ちることを想定して、ビーストリングとネットボールを使い倒すべく、カミツルギデッキを握ろうかと思います。

仮にまた入賞する機会があればお会いしましょう。
あ、Twitterフォローしても謎のデッキを握った戦績くらいしか掲載されませんのであしからず(笑)

がらくた


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