長岡のロボットベンチャー経営者の日記 | 2023/12/27 壁打ち

今日はとあるベンチャーキャピタルの方から壁打ちを受けた。
投資うんぬん以前に、今後進んでいく中で何が足りないかを明らかにするためだ。

結論
最近売れた事例を基に、売れるメカニズムを解明しつつ展開の戦略をつくるべきだ
ということがわかった。

最近、とある青森県のアスパラ農家の方に、ロボットを買っていただけることになった。
「畝に入り込めるちょうど良い草刈りロボットを探していてたどり着いた」が理由だった。

この事例の素晴らしいところは、初めて農家に農業目的で買っていただけたことだ。
今までも何台か販売の実績はあるが、いずれも農家以外の企業が農業以外の用途で購入したものだった。(空地の平地草刈り等)

そんな中、まさに目指していた顧客に目指していたものが売れたので革新的だったわけだが、「なぜ売れたのか」がわかっていない。(なんとなくはわかっているものの、きちんとした理論にはなっていないわけだ。)
そして、今後最も興味深いところと言えば、「同様もしくは類似の例に、もっと展開していきたい」ということだ。つまり、販売の戦略となる。
これを立てるうえでも、そもそもどこをどうやって狙うか、つまり「誰に」「どうやって」売るかが重要になってくる。
その根拠になるのが、「今までの購買実績を基に、売れた理由を明らかにすること」なわけだ。

わかってはいたものの、あまりやってはいなかったので、わかっていなかったも同然だ。
間違っていてもいいから、ある程度確からしい仮設を立てることが必要になってくる。
買ってくれた人や、似ているような顧客候補にヒアリングを重ねるしかない。

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