長岡のロボットベンチャー経営者の日記 | 2024/01/20 最近のモヤモヤ

今朝、シンガポールから帰国した。
日本は結構寒い。
今日は少し雨っぽいようだ。

準備運動

シンガポールから帰ってきて、ビジネスや経営について、モチベーションが少し上がったような感覚がある。
向こうの、ビジネスに積極的な雰囲気に少し影響を受けたのかもしれない。
どうせやるならガンガン進めた方がおもしろい。

本題 最近のモヤモヤ

最近のモヤモヤは、プロダクトの完成(ビジネスモデルの確立という意味でもある)まではまだ遠いということと、会社の余裕資金が少ないこと、そして自分自身のキャリアの問題だ。

プロダクトの完成まではまだ遠い

これは、製品自体の完成度だけでなく、そもそも解決すべき課題の明確化、という意味でもある。
最終的には米作の除草作業ができるロボットをつくりたいのだが、ヒアリングと実験を重ねた結果、実現までにかなり壁が高いことがわかった。
壁を超える途中でたどり着ける課題も多くあるため、その途中にある課題を対象としてロボットのレベルを上げていき、対象領域(例えば平地草刈り、野菜作の草刈り等)を移して到達していく作戦で考えている。

そもそもこのロードマップ自体もまだまだ明確には見えていない。

また、レベルアップしていく途中の段階についても同様に見えない部分が続く。
最近、ネギ農家からお話を聞いたり、実証を進めていたりしている。
ネギの除草についてもロボットや効率化の需要があるのでは、とヒアリングをしている。
が、ネギ作においてはあまり除草(草刈り)の需要が少ないかもしれないとのことだ。
これは、逆に他の作業の方が大変という可能性も示唆している。
今後、除草需要についてさらにヒアリングを重ねつつ、逆に他に大きく手間をとっている作業、すなわちロボット化の需要がある作業は何なのかを明らかにしていく予定だ。

会社の余裕資金が少ない

売上を立てつつ、補助金獲得も探しつつ、外部からの資金調達を探す、ということを並行で進めるしかない。
それまでになるべく出費を抑えつつ資金を獲得し、早くフルタイムエンジニアを雇えるようになりたい。

自分自身のキャリアについて

会社の余裕資金の問題で、現在自分の役員報酬についてはかなり絞っている。
会社のためにも、自分としてもほとんどもらいたくないのが現状だ。
売上がある程度立ったら1人、次のレベルで立ったらまた1人、というように徐々に給与が出せるようになっていくのが当面だろうと思っている。
そんな中、自分自身も収益の柱が無いため、別に得る必要がある。
これに伴い、当面の間、どの程度フルタイムで事業に関わるべきか、ということも考えることが多い。


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