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KIRINJIを語る 2023/04/02~03の日記

新生活忙しっ!そんでかなり疲れる。なんじゃこりゃ。最近ようやくスプラ3買ったけど全然できないよ~~~!

本も映画も観れないとなると、日々のちょっとした息抜きは音楽を聴くことでするしかないので、音楽についてお喋りするやつ、やるぞ。

いつからKIRINJIを聴くようになったかはわかんないけど、聴き始めてから生活の中で聴く音楽でKIRINJIがどんどん増えて行っています。

最初に聴いたのは「エイリアンズ」だったと思います。

詞がとにかく知的でかっこいい。
「僕の短所をジョークにしても眉をひそめないで」
なんて歌詞にすべてが詰まってる。否定語を出すことによって「僕の短所をジョークにして」眉をひそめるくらい愛してくれてる相手がいることを表していますよね。
カラオケで上手になりたいと練習してみても意外と難しい。十八番にしたい。
「エイリアンズ」は自分にとって数あるKIRINJIの曲の中でも特別な曲なので、普段適当に流してるプレイリストにはあえて入れてなかったりします。何回も聞いてると「薄く」なってしまう気がするから………。


マシュマロありがとー!KIRINJIでよく聴くのは「3」と「crepuscular」なので、おススメしてくれたアルバムはアルバムで聞いたことないかも。サブスクで聴く人間なのであんまりアルバム聴きしないからこうやってアルバムで聴くのもいいね。

 「愛のCoda」の詞がすごくオシャレでかっこいい。ポジティブなイメージが強い春に「今はただ春をやり過ごすだけ」という詞をつけるのが凄い。この詞によって一気に世界観に引き込まれる。
それとメロディーもちょうど気持ちい風くらいの速度で聴いてて癒される。

「奴のシャツ」も詞が独特。出てくる人間の続柄が結構前の洋画すぎる。姪の歯医者はあんま叔父-姪の関係で行くとこでもないだろ。
あと、「シャツのボタンを掛け違う」は絶対他の意味があるんだろうなと思います。でもまだよくわかんない……。もっと聴いて嚙み砕いていきます。

至高。ダウナーな感じがたまらん。曲もジャズっぽいのもかっこいい。
「ハピネス」といえば嵐ので育ってきたけどこっちのもかなりいいな。アルバムジャケットに引っ張られてかもしれないけど、脳内MVはカラーよりもモノクロのほうが似合うかもな。「ピンクのシャンパン(白黒)」。
もっと早くこの曲を知りたかったまである。

「悪玉」もそうだけど、KIRINJIは「悪い人」をこんなにもさわやかに描いているのがずるい。ダークならダークヒーローっぽくなるのがよくあるものだと思うんだけど、ダークがダークのまま、誰にでも平等に吹く風のようにさわやかだ。というのも、みんな誰しも悪い部分があって、それは否定されるべきものじゃなくて、そこも自分だと。だからそういう「悪い」面もきれいに描いてるのかな、と思いました。


「Drifter」も「エイリアンズ」に続いて詞が強すぎる曲。最高。国語の教科書に使われる日もそう遠くない。

「お金がすべてだぜ」と言い切れたならきっと迷いも失せる
みんな愛の歌に背つかれて与えるより多く奪ってしまうんだ
乾いた風が吹き荒れて田園の風景を砂漠にしたなら
照りつける空の下あなたはこの僕の傍にいるだろうか?

KIRINJI「Drifter」

ココやばすぎ!「本質」の「暴力性」は普通ロックとかヒップホップに乗せられるんだろうけど、KIRINJIだとこうなる。刺さる!!!
人類が始まったときから空に住んで人々を見守る神をやってなければ出ない詞。


これも詞が大勝利してる。

歌いませり 祈りませり 主は来ませり、なクリスマス

逆にクリスマスソングに宗教的な要素を入れるという発想。「愛するあなたに…。」みたいなでもなく、宗教っぽい感じで重みを含ませてより「愛」が人類共通の(クリスマスを祝うのはキリスト教徒だけだけど)普遍的なものになって、クリスマスの特別感が演出されてて好き。


KIRINJIは風邪になるだけで曲が作れる。これもダウナーな感じがたまらん。
「別にただの風邪だったんだけど、何をするには怠くて手持ちぶさたになってるときに考えたこと」って感じ。具体からどんどん抽象になっていくのもまだ完治してない感じがする。この他人の日記を読んでるみたいな生暖かい感じが好き。



KIRINJIをとにかく語りました。現実だと知ってる人が誰もいなくて悲しい。ネットだとたまにいるくらいです。
他のアーティストでもやるかもしれないです。


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