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今日は製造業、特に製造現場における学歴について書いてみたいと思います。今日もまた、かなり主観の入った記事になると思いますがご了承ください😅

私の会社では、生産技術、製造技術と呼ばれる人は大学卒、大学院卒の人が配属されます。ですが、工場の現場で働いているかたの大部分は高卒であるため、学歴というものを意識させられることがちょくちょくあります。

一番イヤなのが、大学卒業してるんだからお前等なんでもできるんだろ?という、普通に考えたらそうじゃないことくらいわかるやろ?的な見方をしてくる人です。時には敵対視と言ってもいいくらいの圧でそういうことを言ってくる人がいます。

以前、この英単語の意味教えて、と聞かれたことがありましたが、見たことがない単語だったので、素直に「わかりません」と答えたところ、「何のために大学卒業してん」、と言われたことがあります。カチンときた私は「少なくともあなたに英単語を教えるためでないことだけは確かです」と答えて、シーーーーンという空気になったことがあります🤣

私は学歴というのは、サッカーでいうところのリフティングと同じだと思っています。リフティングがうまいからと言ってサッカーがうまいわけではない。だけど、サッカーがうまい人の多くはリフティングがうまい、という理屈です。そして、リフティングはすぐにうまくなれるわけではなく、長い時間をかけて習得しないといけません。よって、その人の根気強さ、物事に取り組む姿勢もわかるわけです。

会社の採用では1人1人に時間をかけて審査ができるわけではありません。もし短時間でその人を判断しないといけないとするならばリフティングが上手い人、つまり学歴が高い人を採用したくなるのは当たり前の話だと思っています。一方で、リフティングがうまい人がサッカーがうまいわけではない、という理屈さえ理解していれば、学歴が高い人ほど仕事ができるという無意味な思い込みはなくせると思っています。

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