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今日は年に一度、海外拠点の技術者が集まる会議についての会議をしました。会議の会議、って意味がわかりませんね😅

この会議、10年くらい前から始まり、毎年やっているのですが、昨年はコロナのために中止、今年はオンラインでの開催となりました。

最初の頃はこじんまりとした会議で、割と中身の濃い議論ができたのですが、回を重ねるたびにどんどん所帯が大きくなっていき、議論や情報交換をする場というよりは報告会の趣が強くなってきています。

少数精鋭で会話するのではなく、あいつの意見も取り入れた方がいい、だったらあそこのグループにも入ってもらおう、という具合に図体が大きくなっていく。確かにいろいろな人の意見が聞けるのはいいのですが、焦点がぼやけてしまって、話す側も誰に向けて話せばいいのかがわからないと言い、聞く側もただ参加するだけになってしまっています。

会を主催する側も毎年ネタに困り、ネタを決めるのに何度も会議を重ねて・・・と何のために会をやっているのかがわからなくなってきています。でも、上層部はこういう会議をありがたく思っているようで、やめさせてくれないんですよね。で、こんなネタも話してみたらどうだと、最近流行りのスマートファクトリーやカーボンニュートラルなんかのネタを見つけてこいという。そしてそれに合うネタがないからどうやってごまかそうかとまた会議を重ねる。

まったく、誰のための会議なんだろうと思ってしまいます。会議って本当にやっかいな物だと思わざるを得ません。

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