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テスト期間に見た映画

テスト期間は、だいたいNetflixやHuluなどの動画配信サービスにお金を投じる。映画やドラマを流していると眠くなりにくく、時間を忘れられる気がする。今回はHuluに課金した。ドラマもたくさん見たけれど、映画もいくつか見た。今回のテスト期間で見た映画はこんなかんじ。


・ヘアスプレー

なぜかHuluのオススメ欄に出てきたので見た。まだ差別の色濃く残る1960年代のアメリカで、元気はつらつ、肥満気味の女の子がテレビスターを目指す話。主人公のパワフルさによって、歌番組から人種差別が撤廃され、家にこもりがちだった両親は外の世界で鮮やかな色の服を着るようになる。こんなに「悪意」の薄い映画は久々に見た。悪役といえるライバル母娘の原動力は「自分が一番目立ちたい」ということだけ。綺麗事じゃん、と思うけれど、これぐらいさっぱりしているものが疲れた人間にはちょうどいい。子供にも見せたい映画。子供いないけど。


・グレムリン

フワフワでかわいい未知の生物とのハートウォーミングな作品かと思ったら結構エグい化け物と戦うスリリングな作品だった。作品のストーリー自体はシンプルだからBGMには向いてるかもしれないけど、緑の体液を流しながら死んでいくモンスターの断末魔をBGMにするのはさすがにどうなんだろう。ギズモ......。


・帰ってきたヒトラー

元々劇場公開されていたころに気になってはいたのだけど、見に行く機会がなく、やっと見ることができた。アドルフ・ヒトラーが現代にタイムスリップし、自分自身のものまねタレントとして現代ドイツで人気を得ていく話。「なにかを批判する映画や舞台を作るときは、批判の対象を忠実に描いて、なにを批判したいかを明確に示すことが多い」という話は授業で聞いたことがあって、「これ授業で聞いたやつだ....!」とちょっと嬉しくなった。ヒトラーを批判すると同時に、現代ドイツでふくらむ移民差別の問題にも警鐘を鳴らす意図を感じる。コミカルなシーンがほとんどだけど、たまにハッとさせられるシーンが挟まる。BGMとして流すにはちょっと、不向きかもしれない。


・ローマの休日

昔、祖父母の家のテレビ台にはオードリー・ヘップバーンの古いポストカードが飾られていて、祖母のお気に入りなのだと聞かされていた。なるほど確かにこれは憧れる。若い頃の祖母のことをなんとなく想像しながら観た。終わり方がアッサリしていて好き。カラーで観たかったなあ。


・ダーク・シャドウ

名前からするとホラーっぽいけど、実際はコメディ度合いが高め。出てくる女性陣が軒並みつよい。ジョニーデップとティムバートンの作品だから、宮野真守さんが吹替かなと勝手に思っていたら、平田広明さんだった。ヘレナ・ボナム=カーターのくたびれた感じの演技が好き。


・華麗なるギャッツビー

華々しいアメリカ社交界を描くラブコメ映画かと勝手に思ってたら昼ドラだった。ギャッツビーがひたすら報われない。でも一番災難なのは巻き込まれ体質の主人公な気がする。まあ、彼にとってはそう悪い経験ばかりじゃなかったのかもしれない。作中の衣装やセットが美しい。


・お前はまだグンマを知らない

「ニーチェ先生」や「帝一の國」とは全く違う間宮祥太郎。群馬disの作品に見せかけて、茨城と栃木も積極的に巻き込んでいく。北関東の扱いがなかなかひどい。翔んで埼玉とはまた異なる地域愛作品。


・劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル

仮面ライダーオーズは見たことなかったけど、松平健を目当てに見た。松平健が強い。これを見たせいで仮面ライダーオーズを全話見てしまった。


ちなみにテストの結果は散々でした。


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