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予定は未定の沖ナハナハ

沖縄に向かう飛行機の中にいる。
成田から那覇行きの片道チケットは昨日とった。

2013年に無一文の旅で沖縄を訪れて以来、いまが2022年だから約10年ぶりだ。あの時も、今もそうだけど僕の旅は無計画におっぱじまる。とりあえず行きたいから行く。行ってからなにをするかは運と出逢いにお任せする。旅のスタイルも自分も変わってない。
無計画、無責任、無目標、無国籍、無専門に、常識を無視して生きている。普通とか、常識に自分を当てこめようとすると自分が死ぬから、もう諦めた。

大学を卒業してから新卒でサラリーマンになるも、すぐにレールを外れてアウトローにヒッピーのように暮らしてきた。かといって、どのジャンルにもピタリと当てはまることができず、気づくとまた流浪の旅にでてしまう。職歴は皆無だが、浮浪歴は立派に溜まっている。定まった職業や住所をもたず、あっちこっちへフラッと飛んでいき、運任せで行き当たりばっちり生きてこれてしまった。人様に自慢できるような生き様ではないし、自由奔放すぎる自分をなんとか矯正しようと試みたが直らなかった。人様から認められて立派な大人になる自分を夢みたが、夢を見て目が覚めたとき大人になりきれない自分に打ちのめされて絶望した。

ぼくはずっとクズな自分を受け入れられずに、なんとかして臭い自分をかき消そうと、普通に、立派に生きれることを装って、ついつい自分をなりすまして猫かぶってしまう癖が抜けない。臭い自分に蓋をして、見えないようにしても、臭い自分は消えない。むしろ熟成されて醸しだすクズの異臭漂う自分を吊し上げた。人から承認されることで、自分は自分らしくクズしててもいいんだと承認欲の奴隷くんになっていた。だから、期待されると期待に応えようとするけど、途中からボロがでて期待を裏切るようなことを幾度も体験した。自分にも、他人にも期待すると、期待外れ現象が起きた。もう自分らしくしか生きれない癖に、ありのままの自分を拒絶されるのが何よりも怖かった。

もう、自分と戦わない。

"これでいいのだ"とすべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れる。

好きな自分、嫌いな自分もまるッと受け入れて自分という乗り物を愛していきたい。

沖縄での予定は全く未定だ。とりあえず、おきなわの海と空と短パンで戯れよう。

沖縄で会える方いたら、ぜひご連絡ください。


全身全霊で贈り人します‼︎