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2011年2月8日の私へ

悪夢

7日は、書いてあるように1:00まで起きてしまっていたの。ただ、ちょうど土日生活がうまくいったことで、自分を大事にできるような動きが高まってくれた。だから、スマホを布団に持ち込まず、柔らかな色のベッドサイドのライトをつけて、読書をしながら眠気を誘った。
意識を失うように眠るでもなく、いつまでも眠れないわけでもなく、30分たたないぐらいで眠りについた。
(割とストレートな表現があるので注意)

寝ている横に、豚汁か何かがあった。多分何か横着していたんだろう、それをなぜか洗い物シンクみたいな深い水の入った桶に入れてしまい、中に浮遊してしまった具を慌てて拾い集めていた。
それをその人に見られて、私は猛烈に恥ずかしさを感じた。
男が私の布団に潜ってきた。それまでなんともなかった相手なのに、急に狂気を感じて、体が動かなくなった。性欲、だけではなく好意も含めた狂気だった。「汚れる。汚れちゃう」そう思って、必死に声を発した。
こういうとき、私は決まって声が出ない。京都に来た翌日、電車で急に抱きつかれたことがあった。そのときは、壊れたみたいに濁点のついた「あ」が連なった。それ以外の音は出なかった。
恋人に捨てられてしまうかもしれない、その思い一心で声を振り絞った。掠れた「たすけて」が出た。
この物語には家族が、正確には父親と妹が出てくるようで、そのときちょうど父親が部屋のドアの前を通った。というか、そこを目掛けて声を発した。
結局誰にも届かなかったその声は、男を逆上させるだけだった。いうことを聞くしかないような恐怖を与える痛みを課される。

そこで目が覚めた。

「なんで、ちゃんとお風呂も入って丁寧に自分を労って、日記も書いて小川洋子の本を読んで眠りを誘ったのに」と泣きそうになった。

なんとか寝かけたら、親と妹に「いつまで寝ているの」と声をかけられる。
うるさいな、悪夢で寝れなかったんだから勘弁してよ。
そう思いながら、2人が部屋から離れていく中まどろんでいった。
離れていくと同時に、お尻の下から手が出てくる。しかも1人分じゃない。正確には、感触だけ、体は硬直して目も開けないまま、4つぐらいの手を感じとった。
「え、夢じゃなかったの?さっき親がいる間に潜んでたの?」そう思いながらパニックになる。


なんとかして逃れたい、気持ち悪い。
そう思ったら現実に戻ってこれた。
もう一回まどろみかけたところで、また親がうっすら出てくる。

あっ続きだ
そう思って、慌てて意識を回復する。

次眠ったらまた続きを見てしまうんじゃないか。そう思うとさすがにまたすぐに寝る姿勢に戻ることはできなかった。とりあえず、仰向けになるとまた手が伸びてくる気がして、横向きになって夢の内容を書き出した。

そういえば、あなたもよく悪夢を見ていたよね。
もともと寝付きがよかったかといえば、夜は夢想するのが趣味みたいなところがあったけど、中学に入ってから、追いかけられたり突き落とされたりするような夢をよく見た。
多分、だいぶマシになってきたよね?
大学生になってから、心理学の授業で夢分析をした。その頃は逆に全く夢を見なかったから、昔の夢を分析したんだけど、完全に、当時の誰も頼る人がいない状況からくる不安定さだったんだろうって、解消されていった時期と照らし合わせても思うよ。

恋愛において不安を駆り立てられるような夢だったこともあって、彼氏に「起きてる…?」とLINEをした。(いつも4:00ぐらいまで起きてるの知ってるけど、あえての表現)でも、そのあと思ったよりも落ち着いたみたいで、30分後に彼氏が心配して電話くれてた(そんな時間まで私が起きているの珍しいから、心配してくれたのかな)のにも気づかずに寝てたよ。

朝は、やっぱり最悪だった。
6:00に起きたはいいけど、時間的にも睡眠不足だし、悪夢のせいで疲れてた。
なんとか8:30に机の前に座ったけど、昨日とは打って変わって集中力がない。眠い。体が重い。
最悪と思いながら、騙し騙し仕事して、終わり。

もともと朝は得意だし高校生までって、何も生活習慣による体調不良って感じたことがなかった。お昼ご飯食べたあと眠いとかはあっても、朝眠くて眠くてしょうがないなんてことないよね?
学校ってものが良いサイクルを作ってくれてたんだと思う。毎日必ず通学で運動するし、その後の部活で完全に目が覚めて良い気分で1日始められたし、ご飯も規則正しい時間に食べるし。
今の私は、生活を整えることに必死だ。

一応18:00が就業時間だけど20:00からMTGがあって、その間「もう無理」と思って中途半端に寝たのと、MTG終わって諸々仕事を片付けていたら時間が遅くなり、結局寝れたの日付変わった頃になっちゃった。

とっても辛い1日でした。

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