明日の配信のために今夜現場にてリハがある。さて何の演目をやろうと考えているわけだけれど
どうにも思うことがある。
配信
そのことへの抵抗はかなりなくなった。でももともとわたしの芝居って
その現場に誰がいるのか、どこでそれをやっているのかという
現場主義である。
別府でやるなら別府でしかできないこと
北海道なら北海でしか
ひとの家でやるなら
そのひとんちの物を小道具にするし、大声出せないところならそれを内容に入れ込む。相手が誰が見ているかが重要になるが、それが「わからない」なら、わからないなりのものとなる。その点において不正解だったことがない、それがわたしの強みだ。
失敗するときは、その現場にあわせて失敗しているのだ。どうしてもそこにあらがえない。体と心が現場に正直であり、限りなく純水なので成功出来ない場所で無理にがんばってもどうやっても失敗してしまう。
つまり成功しているのだ。
どんな場所でも変わらない芸術を提供するひとをわたしは嫌悪している。
吐き気がする。ま、それはそれで、そういうひとなんですよね。バカだと思うが、それはお互い様なのでわたしもこういうバカなのでそれぞれガンバロウね!
他人の芸術はどうでもよろしい。
わたしのことだ。
で、
配信でやるなら、いい加減なれてきたのだから、慣れなくてもだけど、冒険したいし冒険しなきゃやる意味なんてねえんだよ。ほんと。
なので配信でしかできない何かを取り得れることを今回の根底のテーマとしている。
なんとなく、うっすらその方向で何ができるのか、それはまだ見ていない映画テネットとも関係している。わたしは影響をウケまくるひとで、オリジナルとかどうでもいいって思う人間であるので、テネットに影響された何かをつくる。ことにしているし、なっている。まだ見てなくても、もう決まっている。そういう映画だから。
映画を見終わったわたしからさかのぼってこの記事を書いているし、すでに配信の内容は決まっており、もう
書き終えた。
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