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展示「詩人・斎藤彰吾と小原麗子の活動―北上から世界へ、昨日から明日へ」を開催します。
以下の展示を開催します:
『新編北上市史 資料編 現代』編さんに呼応して
詩人・斎藤彰吾と小原麗子の活動
―北上から世界へ、昨日から明日へ
主催者による展示情報(twitter)
https://twitter.com/shiikabun/status/1677247348991463425
会期 2023年7月8日(土)~30日(日)
主催・場所 日本現代詩歌文学館(岩手県北上市本石町2-5-60) https://www.shiikabun.jp/
後援 北上市
協力 大門正克(早稲田大学特任教授、新編北上市史編さん近現代部会員 現代班)、山本唯人(法政大学大原社会問題研究所特任准教授、新編北上市史編さん近現代部会員 現代班)
高校時代に少年詩人として登場し、以降数多くの詩誌の発刊に携わりながら、岩手県と北上地方の詩をリードし続けてきた斎藤彰吾(1932-)。
農協に勤めながら生活記録運動や読書会を主宰、農村における女性差別の歴史と現状の究明、そして改善に関する運動に取り組んできた小原麗子(1935-)。
戦後という時代の中で、その流れに沿いつつも、決して飲み込まれることなく活動を継続し、全国的に見ても類い稀な達成を実現してきた二人の詩人の足取りを辿ることで、日本現代詩歌文学館を生んだ、この地域の豊かな文化的土壌の一端を明らかにしたい。
パンフレット(会場で無料配布):
『『新編北上市史 資料編 現代』編さんに呼応して 詩人・斎藤彰吾と小原麗子の活動―北上から世界へ、昨日から明日へ』
[目次]
・大門正克「小原麗子と斎藤彰吾―「おなご」と「エミシ」/いくつもの夜の扉をあけてきた」
・斎藤彰吾 詩(埋没/報告/抜け道近道を映画見に/火の丸木舟/昭和十八年八月某日)*抜粋・解説 豊泉豪
・小原麗子 詩(選挙告示第一号/サワ・一人の女に/家/二階棲み/火焔の娘 氷柱の娘)*抜粋・解説 濱田日向子
・山本唯人「主語を逆転させて、語りなおす―斎藤彰吾の詩と詩誌『化外』の方法」
座談会記録(会場で無料配布):
『『新編北上市史 資料編 現代』編さんに呼応して 詩人・斎藤彰吾と小原麗子の活動―北上から世界へ、昨日から明日へ 記念座談会』
[語り手]
斎藤彰吾(詩人、北上市本通り在住)
小原麗子(詩人、北上市和賀町長沼在住)
[聞き手]
大門正克、山本唯人
[目次]
はじめに
1 『微塵』
『首輪』『北壁』から『微塵』へ
二人の詩人の出会い
農村文化と農村詩人
”自分”と”地域”に戻る
文化運動の拠点、そして1964年の意味
農村の変容と『微塵』の終焉
詩の二つの方向性、斎藤彰吾の場合
2 『くらし』
聞き書き
「おなご」の重み
石川純子の登場
女性問題の先駆者として
3 『化外』
エゾ・エミシの発見
開発と都市化。それぞれの”化外”意識
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