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桃が満開。春の訪れと娘たちの成長。


春物のコートを着て出勤。

ふと見ると、桃が満開のご近所のお家。

この時期に見るために、この花はあるんだなと思う見事な枝ぶり。

まだ少し肌寒いが、セーターの分厚さがスプリングコートの中でちょっと気になる。


私事で恐縮ですが、娘が今日、初潮を迎えた。

会社の帰り道、いち早く知った母、おばあちゃんからの短いメッセージ。


「はじまったみたいよ。」


おお、ついに。

娘は背が高く、体も大きい。

背丈はまだ私より10センチは低いのに、体重はほぼ同じ。

海外で生まれたことも関係あるのか、

中学生と間違われる小学生だ。

もうそろそろだろうね、と話してはいたものの、

飼っているワンちゃん(盲導犬候補生の預かり犬)が先に先週、初潮を迎えた。

同じ月に迎えるというのもなんとも偶然と思えないような感覚だった。

いつも家でじゃれあっているから、共鳴したのだろうか。

(犬にも生理があるのは知っていたが、

1年に2度しかない、しかも整理期間が1か月と訊いて驚いた。)


女の子のママとなって早12年目。

子どもを育てることで私は経験値が増えて、母親となっていく。

大きくなったな。

すくすく育つというのは、彼女にピッタリの言葉だ。


寝るのも食べるのも大好き。

好き嫌いゼロの子供で、食べることが大好きなのは、完全に夫に似ている。


その夫は、ニュースを知らせると、ショックを受けた。

ずっと子供でいてほしかったらしい。

まるで嫁にでも行ったかのような、寂しさだと。


日々、成長している娘たちと比べて、私は何を成長しているだろう。


盲導犬のパピーウォーカーとしてボランティアを始めたのが去年の6月。

人間との生活をすべて体験させ、一緒に暮らしているが、

彼女は子犬から、立派な25キロの体重まで成長。

ラブラドールと、ゴールデンのミックスで、間違いなく大型犬。

水を飲むのも豪快だ。

立派な盲導犬になるために、生まれてきたのだから、

私情を挟まず、里親としての務めを果たさなきゃ。

どうしても家族になってしまって、今からロスを心配している。

でも。

訓練所に帰るのはコロナの影響で2カ月遅れ。

なんでも自分の思い通りいくとは限らないね。(笑)


せめて・・・。

6月までに私が出来ること、精いっぱいやってみよう。

新しい自分になるために、始めた目標をもう一度見直そう。

まだ大丈夫。焦る必要はない。


どんなに週末寒くとも、暦の上では春。

もう3月はすぐそこまで来ている。






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