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全然変わんねぇな、人生。

2023年終了。
応援してくれた方、ありがとうございました。

アルバム1枚、シングル1枚、
MV3本、ワンマン2本、ツアー。
インストア4回、野外イベントたくさん!

走り抜き年。

9月のワンマンが終わったあとは大きな動きはせず、イベントに出演したりで終了。配信もせず、SNSも告知用に変え、パーソナルな部分の発信は以前よりも控えることに。本当は好きなことがたくさんある。もしかしたら、この"好き"をずっと言い続けていたら何か仕事が舞い込むかもしれない。誰かが手を差し伸べてくれるかもしれない。そんなものは単なる軽率な行動であることも、前は分からなかった。

ライブ配信をしていた時と比べて、圧倒的に観に来るお客さんが少なくなってしまった。理由はもちろんコロナ禍で外出が億劫になったとか様々あるので、ライブ配信だけが原因ではないと思うけど「来てください、おねがいします!」「あとチケット何枚売れないといけません」と懇願するような配信をしていたおかげで、情で来てくれる人がいた。最初のライブは友人がたくさん駆けつけてくれたけど、それももう無くなった、みたいな感じで。

とある先輩に「こんなに演出やセトリ、アレンジ、告知を頑張って考えているのに、前回より、今回のワンマンのお客さんの変動が変わらない、少なくなったりするのはなんでだと思う?」と訊かれた。

「やっぱり、実際に来てもらわないと良さって分からないんですよね、来てもらうための告知とか、特典とかが、まだまだ足りないからですかね…?」と口ごもった答えにならない答えを伝えると、ハッとする答えが返ってきた。

「それは、前回のライブがよくなかったから」

また次も行きたい!と思えるようなライブを前回しなかったからだよ、と教えてくれた。色んな意見がある中、私としてはこの答えがかなり腑に落ちた。

そうだったかと、悲しくて、辛くなったんじゃなくて、新しいヒントをもらったような気がして、すごく目の前が明るくなった。いつも来てくれているファンの方には絶対に甘えてはいけなくて、最後尾のさらに向こう側、いや、ライブ会場の外側、東京、日本、世界まで見えていないといけない、いやホンマやで!?

もう今更、振り返るのは野暮だと思えてきた。

4月に発売したアルバムを今だに感想でポストしてくださっていたり、新しく「こんなアーティストがいた」と紹介してくれたりが嬉しい。けれど色々考える2023年だったし、辛くてしんどくてまだまだ立ち直れないこともたくさんある。2024年は今年より1mmでも右肩上がりになったらいいな。みなさんはどんな2023年でしたか?悲しさを押し殺さず、悲しい時は泣いて、愚痴を吐いて、たくさん笑ってね。

私は音楽で、ライブで、形ないなにかをプレゼント出来たら嬉しいし「きっかけ」を与えられたらそれが下町ノ夏としての音楽活動の意味なので、来年も色々な人と出逢えたら嬉しいな。

またテレビに出たい(結局欲まみれ)

良いお年を!

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