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可愛いくて強そうな、お気に入りの靴

こんばんは。しそゆかりです。

お気に入りの靴が定まったので、記念撮影してみた。定点観測とも言う。

尖ったメリージェーンと渋赤のスポックシューズ

以前は何にでも合わせやすい、プレーンなパンプスばかり持っていた。装飾の無い、黒かベージュ。靴が主張しない方が何にでも合わせやすいから。
どうせ履きつぶすんだから、ウン万円もするものなんて買えなかった。買わなかった、が意味合いとして正しくはあるけれども、やっぱりその時のわたしには良い靴は”買えなかった”。

改めて記念撮影した自分の靴を眺めていると、こんな尖ってたっけ?と思う。店舗で見た時も、実際履いている時も、心の中では可愛い!可愛い!可愛い!があふれている。
しかし画像になって一歩下がって見てみると、なんだか、いやとても、靴自体が強そうだ。足のサイズが大きいからそう見えているふしもあるけれども、仮にサイズが23cmだったとしても印象に変わりは無さそうだ。

可愛いものを愛したいし、強いわたしでありたい。ふつうは嫌だし、無難も嫌だ。そんなわたしが無難な靴を選んでいたんだから、見た目と中身のちぐはぐさに悩まされてきて当然だったのかもしれない。

あきやあさみさんの「靴は自己評価」という言葉に出会って、(本当にそうかなぁ・・)と思いながら靴選びをしてきて、今、靴を選んで「確かに靴は自己評価かもしれない」と思っている。確かに、と言った割に”かも”をつけているあたり薄情者だ。この言葉を咀嚼するにはもうちょっとかかりそうだし、今のところはまだ”かも”で。

お気に入りの靴が行きたい場所に連れて行ってくれる、というおとぎ話を信じてしまいそうなくらいには、この靴が気に入っている。

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