生物が視るもの

生物が視るもの – iCardbook|知の旅人に http://society-zero.com/icard/130888

(※URLをクリックすると参考文献や註が読めますよ)

知能には意識的な領域と無意識の領域があります。

たいてい我々が「高い」知能だと思っている推論能力は意識的な領域にあります。

しかし、この世界を解釈しているのは実は無意識の知能なのです。無意識は、環境における身体の状態を常に監視し、そこから得た情報を解釈して意識に渡す役割を果たしています。I)

それが、人間の眼が「見る」ことと、カメラの「視る」の違うところです。カメラはすべての画素の情報を取得しますが、人間の眼は自分の身体や能力に応じて必要な情報が無意識で取捨選択、さらに変換され意識に届くのです。

★この投稿はiCardbook、『<人工知能>と<人工知性>~環境、身体、知能の関係から解き明かすAI」構築の取り組み』を構成している「知識カード」の一枚です。


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