2020/1/28 FC東京vsセレス・ネグロス 観戦記

このブログにおける初のマトモな記事です。

去る1月28日(火)東京スタジアムにて、ACLプレーオフ FC東京vsセレス・ネグロス(フィリピン)が行われました。私ししとう、大学の用事を終えてどうにか10分遅れで到着し無事に観戦しましたので、そのレポでも書き連ねていこうかなーと思います。

試合情報

対戦相手はセレス・ネグロス(フィリピン)。といってもロクに相手チームの事は知らず、Wikipediaを調べたのも対戦前日という...。

選手名簿を一通り見ていても、まあ観戦歴1年のニワカが知っているチーム名は見当たらず...日本人選手が2名在籍していることを前情報としてインプットし、当日を迎えました。

さて、待ちに待った試合当日。

寒い。寒すぎる。しかも雨って。

週末に体を壊し、病み上がりの状態でゴール裏行くのもどうかと思いますが、「これ絶対悪化するんじゃね?」って感じの気候でした。

スタメン

東京のスタメンで注目は何といっても新加入外国人。中盤~前線の層を厚くするアダイウトン&レアンドロのブラジル人コンビ、滑り込みで獲得したレバノン代表ジョアン・オマリ。更には明治大から特別指定選手を経て入団した安部が先発デビューを果たしました。ベンチには中村紺野の大卒ルーキーも名を連ねました。

一方のセレス・ネグロス。小田原と峯岸の紹介では大きな拍手が起こっていたらしいです。この辺はフィリピンリーグガチ勢の方に選手紹介をしてもらいたいと思います。

前半

19:00キックオフ。ピッチコンディションは「最悪そのもの」でした。なにあれ。田んぼじゃん。

ボール蹴っても全く進まないんだが?

というドリブルとグラウンダーパスが全く通用しない中で前半5分ごろに決定機があったらしいですが、生憎そのころ私は友人の車に乗せてもらって東八道路を走っておりました。

やっと私が到着したのが19:10ごろ。18:30に終わらせるつったのに延長した大学はクソ。

前半は東が枠内にシュートを放つもGKミュラーのファインセーブ、コーナーから上げるも届かず、FKもカットされる...など両軍共に決定機をモノにできず。東京はグラウンダーを用いることなく、クリアの積み重ねで前へと詰め寄る攻撃を見せていました。

一方のセレス・ネグロス、背番号77のFWロベール・ロペス・メンディが厄介すぎる。フィジカルでDFラインを攻略しチャンスを演出する、どこぞのマテ茶飲んで釣りしてる人に求めていたようなことをやっていました。まああっちの人も出来てたけど。

後半

サイドが入れ替わり、東京はゴール裏に向けて攻め込むサイドに。

後半開始直後、アダイウトンがゴール前に持ち込むとわちゃわちゃし始めます。転がったボールに対応したのは室屋。右足で強烈なシュートを描くと、ミュラーの手を弾いてネットに吸い込まれ、東京が先制に成功。

ということで、今シーズンのFC東京公式試合初ゴールは室屋成でした。倍率むっちゃ高そう。

その後もチャンスを作りはしましたが、転がらないピッチでミュラーの好判断が続きなかなか得点に結びつかず。セレス・ネグロスは全体的に守備が堅く、劣悪なコンディションにも順応する姿勢が見られました。

さて、終盤15分くらいから混沌が起こり始めておりました。安部はスパイクが合わなかったのか壊れたのか「右足だけ履き替え」ていたり、そっちに気を取られていたら...

原がレッドカード出されてました。

後々映像を見返すと、高いボールで競り合いになった際に小田原の顔面(左目上)に肘が入ってしまったようで、一発レッドの退場処分に。小田原はしばらく起き上がれず、担架に乗せられピッチ外まで運ばれて治療を受け、数分後に復帰していきました。ファイティング・スピリット。

そんな中で89分、FC東京得意のロングカウンターが決まると、アダイウトンが田んぼの中をブルドーザーのように疾走。相手DFが止まるボールの処理に戸惑う中を突進、GKが飛び出しているのを見るや長いループシュートを叩き込みました。

アダイウトンにとっては東京移籍後初得点、そしてチームのACL本戦進出を決定づける貴重な2点目。試合途中ながら即席チャントが作られるほどの活躍を我々東京ファンに見せつけてくれました。

その後は守備の東京。中村帆高がトップチームデビューを果たし、矢島がちょっとだけ出場してたり、そんなことしてたら試合終了。

終了後・総評

この勝利でFC東京はACL本戦進出決定、2016年以来のACL出場となりました。

まあ試合展開に関しては、あんまりにもコンディションが悪すぎたので参考程度にしかならないんじゃないかと思います。あれほど芝が濡れた試合は少なくとも昨年のリーグ戦では見覚えありませんし、況して1月の極寒の中で試合することもまず無いでしょう。天皇杯決勝だって昼間だし。

ただ、選手は皆ベストなパフォーマンスを見せて、FC東京サッカー ver.2020の幕開けに相応しい活躍をしてくれました。守備は連携も良く堅さを発揮し、中盤はボールを戻さず前に進めていく攻撃的な姿勢を見せ、前線はゴール前での勝負に持ち込んだ。

リーグ戦開幕まで一ヵ月を切った中で、更に完成度を上げていけば昨年届かなかった「皿」に触ることも夢ではないな、と感じさせる1試合でした。

個人的マン・オブ・ザ・マッチ

安部柊斗、小田原貴

安部柊斗...これがトップチームでの初スタメンながら、左サイドハーフとしてフル出場。小柄ではあるが推進力の高さを見せ、幾度となくチャンスを演出した。実際のところ、彼含めた大卒トリオの活躍度合いが順位に絡む可能性はかなり高いと踏んでいるので、「俺の活躍の場所は西が丘じゃねえ」とアピールして飛田給にいる時間を増やしてほしい。

小田原貴...異国の地で夢を追い、ついに東京に帰ってきたウォリアー。チャンスに絡むこともあり、負傷でピッチ外に出ることもあり...という波乱の凱旋だったとは思うが、闘志と野心は東京スタジアムに押し寄せた6000人のファンに伝わった。試合後のシャーはメチャクチャ(語彙力の消失)感動したので、いつか東京の選手としてシャーをやってほしい

さいごに

次のホームゲームは2/18、パース・グローリー戦である。こちらも知っている選手はいませんでした。これから勉強します。

それにしても、この手の試合だとスポンサー名が排除されるのはわかっていたんですが、まさかトイレの便器上に貼ってある「味の素スタジアム」のプレートの「味の素」に一枚一枚手作業でビニールテープ貼ってあるとは思わんかったよ。言ってくれたらやったのに。

なんかクソ長いグダグダな投稿になりました。ごめんね。
次はもっと要約して投稿します。

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