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【麻雀】みんなもっとリーチ打ったほうがいい-東南戦

はい、どうも!また麻雀の話です。

土日にも2日連続でセット麻雀行ってきました。
結果は、平均順位2.2くらいで、ほぼほぼ一人勝ちでした!

今回の記事は、リーチについてです。

■リーチという役について

皆さんはリーチという役について、どういう認識でおられるでしょうか。

私は、麻雀において最強の役がリーチだと思っています。

自身がリーチを打った時は「俺が最強だ!!!」と主張している気分ですし、他家(特に親)がリーチを打ってきたときには「ごめんなさいごめんなさい許してください」という気持ちになります。

ダマで上がられるほうが嫌という方もいらっしゃるかと思いますが、
ダマでロンされても、高くて満貫くらいではないでしょうか。
※見え見えの国士無双とか、河がおかしいくらい派手だったら別ですが

私はダマテンに放銃したときは「ふーん、ダマなんだ。もったいな。」
ダマがツモったら「うわー、リーチする勇気なかったんだ!残念!」
などと思ってしまいます。(もちろん状況によりますが)

それくらいリーチは「打てるなら打ったほうがいい」と思っています。

■リーチって強い

リーチはご存じのとおり、1翻役です。

1000点の手が2000点に、
2000点の手が3900点に、
3900点の手が8000点に上がります。
(細かい計算は除く)

ただ、それだけではないですよね?
例えばリーチのみの手を上がったときの期待点数は1300点でしょうか?
いえ、実際は、もっとあります。

①ツモ
リーチが打てるのは面前だけです。
なので、「ツモ」の権利を得ます。
リーチ・ツモで2翻役です。

②一発
リーチした人だけの特権。一発上り。
リーチ・一発・ツモで3翻役です。

③裏ドラ
裏ドラが1枚でも乗れば4翻訳です。

リーチ・一発・ツモ・裏ドラ
で4翻役の満貫以上です。

なので、平和のみで聴牌しても両面待ちなんだから即リーチ!というのが現代麻雀の基本と言われています。

平和・ドラの聴牌のみの手は、リーチ・一発・ツモ・裏1がつけば跳満です。

ダマで2000点(ツモって2700点)がリーチすれば跳満の可能性があります。

平和をリーチしない場合もあるといえばありますが、先制で平和聴牌は基本即リーチです。

■配牌でリーチするか、鳴く手か考える

手配が配られた時点から安く上がるつもりの人はいないと思います。
その時に、どういう役を目指せそうか考えるのも必然です。

「この手は789の三色が目指せそうだな」
「一気通貫が作れそうだ」
「対子が4つもあるから七対子を考えよう」

と、どの手役を作れば高くなるか考えながらどの牌を切ろうか考えていると思います。

その思考の中に

「この手はリーチ打てるな」
「この手は、こうならないとリーチ打てないな」

ということも考えようということです。

その際に
「これはカンチャン、ペンチャンが多すぎるのでリーチしても愚形になるな・・ドラドラあればリーチ打ってもいいけど、リーチのみは打たないな」

と考えれば、手の進め方がだいぶと変わると思うのです。

■リーチのデメリット

リーチのデメリットは
①自身の聴牌をみんなに教えること
②リーチした後、ツモ切りしかできないこと

の2つがあると思います。

実際のところ、①のほうはデメリットではない場合も多いです。

みんなが好き勝手、いらない牌を切れるのは、「まだ誰からもロンって言われないでしょ」と思っているからです。それが、「私もうロンって言えるよ」と宣言されれば、切る牌は制限されてしまいます。

現物や、捨て牌の筋を追いかけて、窮屈に手を進めなければなりません。自身が聴牌していないときに無筋を切りまくるのは、銃口を突き付けられてロシアンルーレットの引き金を引き続ける行為です。

なので、リーチをすればみんなが放銃しないように回っていってくれるため、自身のツモ上りの機会がどんどんと増えるため、親のリーチ宣言に関しては、逆にメリットしかないと言えます。

②のツモ切りしかできないということは手変わりができないということです。
赤5をもって来た時ももちろん入れ替えられませんし、愚形聴牌から両面変化する牌をもってきても形を変えられません。

なので、リーチするときには「この手で赤や両面変化する牌を持ってきても後悔しない」という手を作ってリーチをしたほうが精神衛生上良いということです。

①③の間②待ちの聴牌は手変わりで好形になるのが④引きくらいなので、リーチしてしまっていいと思いますが、

四四、⑤⑤のシャボ待ちの手は、三・五/④・⑥の4枚受け入れで、両面聴牌するのでちょっと待ってみるか・・くらいの感覚です。
(※実際は後者でも即リーチ打つかもですが)


■要するに手役追い過ぎ・シャンテン数守り過ぎ

牌効率は麻雀において超重要ですが、
・ペンチャンカンチャンがすごく残っている手で一向聴キープのWカンチャン待ちは良い手ですか?
・2翻役の三色、一気通貫、チャンタって鳴いたら1翻役だよ

ってことを肝に銘じていきたい。

「うわーペンチャンカンチャン待ちの一向聴だー」というときに、孤立してしまうドラそばの5ソーなどを持ってきたら、私は二向聴戻しのカンチャン払いをしてしまいます。

だって、この手リーチのみになるんだもん。それだとリーチ打たないもん。

という思考です。

■先日、とある女性だけの放送対局を見ていて

「そんなにペンチャン残して一向聴キープするんだー。じゃあリーチのみでも打つんだなー」
 →聴牌!

「お!リーチか!」
 →ダマ

「じゃあ、さっきの両面変化する牌残せよ!」

という場面がめちゃくちゃあったので、

「ダマでツモったらラッキーとか思ってるのか?」(300-500を?)
「親を流そうとしている?」(点数負けてるのに?)
「何回も上がれると思ってる?」(20%前後しか上がれない麻雀で?)

というね。さすがに見てらんないなというレベルでした。

リーチを打つ手順を作っていないし、リーチを打つ気がないのにシャンテン数だけ進めるって、攻撃力&防御力が超弱いんですが・・・。

ペンチャンをダマってて他家からリーチが入って守る牌がない状況に陥り、なんとか放銃する牌を神回避をし続けて「すごい!」

ってなんないから!

そんな手を作るほうが悪です。

■リアル麻雀ではチップがある

オンラインでのゲームではなくリアルに麻雀を打つときには、ご祝儀があります。たいていは一発・赤・裏で決められたご祝儀分のチップを支払われます。
ロンは各1枚ずつですが、ツモれば全員から1枚もらえます。

また、鳴いた場合のチップはない場合が多いです。

ということはリーチすればチップをもらう権利を獲得できつつ、ツモる可能性もどんどん増えます。

やはりリーチは最強です。

■リーチしまくるとダマが刺さる

余談ですが、私はリーチ麻雀です。ドラがあればカンチャンでもだいたい即リーチです。

そんな私が、ダマで跳満聴牌してロン上がりしたら、「え?聴牌してたの!?」となります。
もう手を捨てる時に私の河なんて見ていないのです。
相手の心がへし折れます。

■要するにまず考える役はリーチです

リーチ打てなさそうという時には、
早く流す→役牌か手役
高い手を目指す→手役

と考えたいです。

私は、毎回「あー今日もいっぱいリーチ打ったな」という感想でその日を終えます。

全然リーチ打ててないなという方は、一度リーチについて考えてみてはいかがでしょうか。


※ただし、これはあくまで東南戦での話です。東風戦の場合は事情が変わるのでそちらはまたの機会。

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