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マレーシアに戻ります

こんにちは!この度、私事ではありますが在籍中の大学のあるマレーシアに戻ります。関わってくださった皆さんへのご報告遅くなり申し訳ありません。

振り返りも含めて、私が日本に帰ってきてからの生活をつづりたいと思います。

留学中のコロナ、そして一時帰国

マレーシアでは、ロックダウンが厳しく、日本に帰ることを決断したのは昨年の6月でした。誰にとってもそうですが、自分では想像もできない出来事でした。正直、想像していて留学生活が送れなくなったのは悔しい気持ちでした。

日本に帰国後、オンライン授業を受けながら、以前お世話になっていたホテルでアルバイトをするという生活をしていました。オンライン授業は、どこか味気なくて、家族以外の誰とも会わない日々が続くことは、自分が失われていくようで久々に暗くなってしまいました(ほんの数日だけど)。そんな毎日を過ごす中で、自分自身で何か動けることがあるのではないだろうか?と思うようになりました。

思ったら行動することがもとよりあるため、インターンを探すことにしました。地元のインターン先を探したものの、コロナの影響もあり、希望するところはどこも受け入れていませんでした。さらに、いつ帰れるのかわからない状況なので長期のインターンはあきらめることにしていました。そんな中で、Facebookページを見ていて見つけたのが学び場とびらのインターン募集でした。今読み返すと、誰かもわからない、何をしている場所なのかもわからないところに、いきなり連絡をする自分はどうなっていたんだろうと思うこともあります(笑)。ただ、ここで言えるのは私の感覚に中田さんが書いてくれた文章が刺さって、自分がこれだと思ったことは最高に運がよかったということです。

その後、オンライン上のやり取りをする中で、一度京都に行ってみようかと決意し、その一か月後に移動していました。家族からは、今動くなんて危ないとコロナを理由に止められたけど、自分が動きたいと思ったら誰になんと言われようと動きたくなってしまうんです。(笑)そんなこんなで、京都に到着したのち、オンライン上でやり取りしていた方々も含め、いろんな方に合うことができました。多種多様な生き方に触れることができたことは、私の世界観が広がり、大変ワクワクする時間でした。自分だけでは、絶対に知らなかった人や活動を教えてくれた方々にも感謝しかありません。今まで生活してきて、自分がどれだけ狭い日本を見てきていたのかにも気づくことができました。

こんなにも面白い方々と活動がある京都という土地で生活してみたいと考えるようになりました。きっと自分が興味のあることにさらに気づけるだろうという期待がありました。そんな中、たまたま部屋が空くということで紹介されたのが今住んでいる場所です。さらには、住むんだったら一緒に経営する?と聞いていただいたときに、好奇心で参加させていただきたいです!と返事をさせていただきました。

京都に住みだした1月

1月の緊急事態宣言の中、京都での生活が始まりました。はじめは、ゲストハウスに住みながらお店のことを話あったり、オンライン授業を受けていました。やはり実際に会って話すということに価値を感じるからこそ、京都に来てよかったと思う毎日を過ごしていました。

士心というお店に関わることで会うことになった方々一人一人が魅力的で、話していてワクワクするし、学ばせていただくことがたくさんありました。いきなり来た私に対しても、優しくしてくださり、一人でゲストハウスで過ごしていたのとは違う暖かい時間を感じることができました。

共同経営が始まる

こちらに来てほんの一か月ほどで、経営という言葉の意味や自分が負えないであろう責任に気づき始めて、違う形で関わりたいと考えることがありました。私は、いつ帰るのかわからないし、授業もあるのでどこまで時間を使えるのかわからなくて、申し訳なさとふがいなさでいっぱいになってしまいました。正直、行動してから考える自分のスタイルについて反省をしたこともありました。

そんな時でも、経営メンバーは、離れることになってもやってみたらいいといってくれました。このような機会は、誰にでも来るわけじゃないし、関わることができるなら、少しづつでも何か出来たらいいなという気持ちで続けることを決めました。

何かを決断する時に人に相談することがなかったことから、どこまで人にお願いしたらいいのか、さらには、自分で進められないことの不甲斐なさを感じることは多々ありました。ただ、それよりも多く学びになることや楽しいこともあったと振り返ることができます。さらには、ここで多くの方と会ったことで知れた新しい世界観や多くの時間を共にした人と深く話すことによって生まれる豊かな人間関係を感じることができました。

自分に何ができたのかと問われたら、結果として残せたことは何もないかもしれません。ただ、この数か月の1つ1つの出来事や一人一人の人との出会いが今後の自分の人生の糧になることは確信しています。そして、そのことに向き合えたこと、自分がどうしたいのかを考えられた時間も貴重なものであったと思います。

大学生になり、一人で行動することは多くなったものの、より深い話を人として、自分と向き合えるようになったと思います。今までに出会ってきた人から受けた優しさや思いやりが今の自分を構築しているということを振り返っていて気づきます。京都に来てからも、気にかけてくれたり、話を聞いてくれたり、時間を一緒に過ごしてくれた方々がいたからこそ、一人で飛び込んだ土地でも寂しさを感じることなく過ごすことができています。自然や動物が好きであることに変わりはありませんが、自分にとってやはり重要な存在であるものが人であるということに気づけたのは今後生きていくうえでの幅が広がった気がします。

マレーシアに戻る

この状況下でマレーシアに戻ることを決断しました。残り少ない大学生活の中で、マレーシアにいられる時間はものすごく限られています。一度は大学を辞めて経営メンバーとしてずっとやるべきかと考えたこともありました。その中で、自分の興味や関心はどこにあるのかということを真剣に考える時間がここ数か月ありました。パンデミックによって、世界が閉ざされてしまったようだけど、私はやはりほかの国で起きていることを実際に目で確かめて、自分が何かしたい、守りたいというようなものを自分自身で探したいと考えるようになりました。もちろん旅だけで終わるのではなく、自分自身の小さなエネルギーを使いたいと思うような場所や人、モノに出会ったら、皆さんからいただいた愛をそこに注ぎたいと考えています。

正直今後の自分がどうなっていくのかはわかりません。しかし、少なからず自分がどのようなものに惹かれ、魅力を感じているのかは見えてきた気がします。大学生活の中でさらに学びの機会を創出し、出会った人々に感謝をして向き合っていこうと思います。

あと1か月京都にいて、2週間くらい実家に帰る予定なので、お話可能な方いれば連絡くださればありがたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

皆さん良き一日を( ´∀` )

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