【#122】モヤモヤ爆発part3
士心の運営を初めてもうすぐ一年が経つ。
最初の3ヶ月は環境が変わりそれについていくのに必死だった。今まで高校生という所属があったのになくなって、自分をどう表現すればいいのか分からなくなった。
今までテストで点数をとって、なにかと導いてくれる先生がいて、決まった行事やスケジュールがあってという生活がなくなり、すべて自分で選ぶように。すこし世界が変われば、自分のコントロールがきかなくなっていく。もがく日々だった。
今は少しずつ自分で生み出したものが増えてきて、運営者としての自信がついてきた。時折なんとも言えない不安が襲ってきて、まだまだだなぁ~と感じている。いつかは分からないことに対しても、どんと構えることができる人になりたい。でも人間、目標やビジョン、計画がある程度ないとつぶれそうになるので、そこらへんはバランスだな。
今日はまた新たなモヤモヤが爆発して、とあるかたと2時間に及ぶマシンガントークをした。だいぶ溜まっていたみたいだ(笑)
気づきは「自分が満たされないと相手を攻撃したりしてしまう」ということ。
たとえどんなことをされても「許す」ことができれば戦争はなくなるし、平和になるのではと。
「許す」ことはなかなかできない。それがすべてモヤモヤにつながる。
私の場合、お金を払わずに帰る人にモヤル。
士心ではギフト食券というだれかから送られた食券でご飯がたべれる。いわゆるタダでたべれる。
ギフトの循環とか、ギフトできる人がふえたら社会がよくなるとか分かる。頭では分かっている。
ただ実際やってみるとモヤモヤのオンパレード。
頑張ってつくったスイーツを大量にたべて、払う必要があると分かっているはずなのに、帰っていく人をみると心が折れそうになる。
それをとある方にいうと、
「同じようなことがあるけど、自分はその人がなぜその行動をするのかその奥に秘めるものが気になる。だからあえてそのままにすると」
なるほどなと。もしかしたら何か事情があるかもしれない。見えないところで、誰かのために何かしているのかもしれない。わかる!けど、私はその領域には到達できない。頭ではわかる。でも実際そんな簡単に実行できひんわ!と思った。
士心の家賃代も賄えず、人件費もないので、自分は生活ができない。その状況のまま、ギフト食券をつかうとしんどくなる。
すこしでも経済回したいのに、ギフト食券とか使ったら意味分かんなくなる。
でも、ギフト食券で起こることは面白いこともたくさんある。
でもね、モヤモヤが勝つんですよ。
それって、自分が満たされていないから。
ずっと悔しいのが、士心の活動でお金を稼げないこと。
いろんなことを生み出しているのになんで。なんでこんなにお金という面で乏しいのかと。
一年間悩み続けた。だからこそ、簡単にお金が生まれないことを身に染みて感じている。
働いて当たり前のようにお金がでることに、めちゃくちゃありがたいと感じる。だからこそ、お金が出るのであればより一層自分ができる全てをささげ取り組んでいる。
いつかは自分が生み出したもので生活できるようになりたい。
一度おからスイーツをつくったとき、直接お金を渡してくれた人がいた。初めて士心の利益に回すのでなく、自分に回った瞬間だった。
そのとき、嬉しすぎて泣いてしまった。
そのお金で、次の食材を買ったのだが、どれだけ吟味したことか。
そして、自分の生み出したものが利益となって自分に帰ってくることの嬉しさとやりがいを学んだ。
少しずつだけど考え、行動が変化し続けている気がする。
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