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野生児の育児日記もあっていいんじゃないか

どこかに私の育児記録を残したい。
ブログなども考えてみましたが、どうもアフィリエイトが性に合わない気がしたので、好きに書き殴れるnoteをお借りすることにしました。

息子は5歳、春から年長です。
生まれて5年しか経っていないはずなのにみるみるうちに大人びてきました。まだまだ子供なところはもちろんありますが、日々の成長目覚ましく親としてはありがたい限りです。
毎日外遊びに励み、野山を走り回ったり虫を捕まえたりするのが好きな、どこの田舎にもいる”ぼく夏”キッズ。そんな息子が生まれたときから私たち夫婦の中にある育児の芯は『自主性を育てる』こと。息子がまだ物心つく前からその気持ちは強く、何事も自分で選ばせることを大事にしてきました。手づかみで好きな物を選んで食べさせる、お子様ランチのおもちゃを自分で選ばせる…思えば1歳に満たないときから可能な限り自分で選択することを働きがけてきたように思います。

そんなふうに育ててきた息子が今どうなったか。
…まあなんと”我”の強いこと!
息子の元々の気質もあり、そして私たち夫婦のこのような信念もあり、どちらも重なってかは分かりませんが、何をするにも自分でやらねば気が済まず、親が手出ししようものならすごい剣幕で嫌がられます。ショッピングカートも自分で押さないと怒りますし、言い聞かせようものなら達者な口で反論。ちょっと外出するだけでも一苦労。従順なんて言葉は息子の辞書にはありません。

これは育て方を間違ったかな…。親に従順なおとなしい、我が子と正反対な子を見るたびに羨ましく思ってしまいますが、それでも私たち夫婦の信念は変わっていません。育てる大変さはあるものの、我の強い子はその子なりの良さがあるということも実感としてあるからです。4歳ごろから始めた知育では、手探りですが息子の興味を引き出せているような気がしてとても楽しいです。

ネットで検索をかければ多くの育児日記、知育日記、我が子の受験奮闘記などが出てきますが、その子供さんは女の子の割合が高いように感じます。その中でもまた、「きっとお母さんの言うことをちゃんと聞く賢い子なんだろうなあ…」と分かる子が多いようにも感じます。うちの子のように野生児で、親の手を跳ね除け、癇癪を起すような子の記録は…どういうわけかあまりありません。

女親はどうしても男の子の育児に手を焼きがちとはよく言われますが、分かります。本当に何を考えているか分からないときも多いですし、自分で培ってきた成功体験を子供に与えようにも与えられません。考え方どころか味覚から何から全然違う人種だと実感します。
だからこそ、こんなうちの子の記録でも、今から男の子を育児するお母さんの役に立つのではないか、と考えました。

育児日記は事例レポートだと思っています。
まったく同じ子もまったく同じ親もいないこの分野で、マス視点の育児本は実はあまり役に立ちません。それぞれの親子の生の経験こそ、ニッチな視点で寄り添えるものになるのではないか。そう信じて、気ままに投稿していきたいと思うので気が向いたら覗いてもらえたらうれしいです。

shishiko




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