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【人生でハマったアルバムを次々と語る】(その5)「HARMONY」EPO

1985年3月21日発売。

EPOといえば「DOWN TOWN」もしくは「う、ふ、ふ、ふ、」が代表曲かな。とにかくPOP!POP!常に弾んでる!ってなイメージがあった。

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この人が書いた曲は「EPOって感じだなぁ…」とすぐにわかる。高見知佳に書いた「くちびるヌード」とか、島田奈美に書いた「内気なキューピッド」とか(島田奈美のはEPOご本人が「私書いてましたっけ?」と書いたことをすっかり忘れてましたがw)。




「う、ふ、ふ、ふ、」が流行ったあたりにアルバムを聴いたら、やっぱり明るくてカラフルな音作りだなぁ、と。清水信之のアレンジも軽快で洗練されてておしゃれだったから、気に入ってしょっちゅう聴いてた。
一番好きな曲は「うわさになりたい」なんだけど


アルバムで、となると一番聴いたのは1985年リリースの「HARMONY」。

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この頃の音楽はどれもデジタル化されてて、今聴くと古くさく感じるものもあったりするけど、このアルバムからそれは感じない。清水信之のアレンジ力のおかげかな、と思う。実際このアルバムには相当な労力をかけたし、会心の出来だったとご本人が語っていたのをどこかで見た記憶がある。


曲だけでなく歌詞も冴えてる。3曲目「ヴィクテム」なんてよく聴いたら情事のあとの情景だろうし(^-^;)うまい表現するなぁ~と思った18歳の春(笑)。


そういえば一時期、ヒットを飛ばしていた頃のことをご本人自ら否定するような発言をされていたことがあって、自分がすごく好きだった作品を汚されたようで、ちょっとイヤな気分になったことがある。

実は昨日ビルボードライブにEPOのライブを見に行った。

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アコースティックな編成でのライブだったけど、「DOWN TOWN」もしくは「う、ふ、ふ、ふ、」「土曜の夜はパラダイス」あたりの曲も歌ってくれた。ご本人がとても楽しそうなのが印象的だった。きっと長年活動しているうちに、過去の曲もすべてご自身の糧になっていると思われたのだろうと思う。

でもできればアコースティックではなく、あの音をまた再現してほしいなぁ、と思う。歌声はあの頃のままで全く衰えていなかったので。

【アルバムのベストチューン】
夕闇のストラット
(イントロから震えるほどカッコよくて好き)



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