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柔術大会ルールまとめ

スポーツ柔術国際連盟(SJJIF)について

  • スポーツ柔術国際連盟(SJJIF)の主な目的は、柔術をオリンピック競技にすることを目指し、世界中の柔術団体を統一し、共通のルールを確立することです。

  • SJJIFは、ルールブックを作成し、指導者、競技者、関係者、観客が柔術の進化と団結を支援するための公平なガイドラインを作成しています。

  • SJJIFは、会員の系統、帯の昇進、コースの参加、対戦歴、ランキングの正確な記録を維持しています。

大会について

  • 大会は、参加者が課題に挑戦し、人格形成や立ち直る力を学ぶための素晴らしい機会です。

  • 全てのSJJIF大会は、SJJIFのソフトウェアを使用し、SJJIFの規定・細則、そしてSJJIFルールブックを遵守しなければなりません。

  • SJJIFは、統一されたイベントを開催するため、統一カレンダーとルールを設定し、公認イベントをカレンダーに掲載しています。

  • SJJIF公認大会は、SJJIFルールブックの17.1項で定められている行動規範に従う必要があります。

大会ルール

試合形式:

  • 全てのSJJIF大会は、シングル・エリミネーション方式のトーナメントブラケットシステムで運営されます。

  • 各大会において、ブラケットは大会開始前に作成され、大会当日に変更されることはありません。

年齢・階級分け:

  • 選手は、年齢、スキルレベルグループまたは帯、階級、性別によって分けられます。

  • 年齢、ランク、体重によるカテゴリー分けは、ルールブックの28.4、29.4、30.4、31.5、34.6、34.7、34.9項に従って行われます。

  • SJJIFルールブックの34.1~34.9項に記載されている階級は、カテゴリーを分割するための指針となります。

試合時間:

  • 試合時間は、年齢、帯、階級によって異なります。

  • 詳細は、ルールブックの33.2項を参照してください。

ポイントシステム:

  • ポイントは、試合中の優位なポジションまたはテクニックに応じて与えられます。

  • アドバンテージポイントは採用されていません。

  • ポイントは、以下の場合に与えられます。

    • テイクダウン:2ポイント

    • スイープ:2ポイント

    • ニーオンベリー:2ポイント

    • パスガード:3ポイント

    • マウント:4ポイント

    • バックマウント:4ポイント

    • バックコントロール:4ポイント

  • ペナルティポイントは、反則行為に対して与えられ、最終的なスコアから減点されます。

  • 3回マイナスポイントを受けると失格となります。

反則行為:

  • 重大な反則を犯した競技者は、レフェリーによって直ちに失格となります。

  • 詳細は、ルールブックの45.1項を参照してください。

  • 反則行為を繰り返すと、ペナルティポイントが与えられます。

  • 3回目のペナルティポイントを受けると失格となります。

場外:

  • 試合中、競技者が場外に出た場合、レフェリーは試合を中断し、競技者を試合場の中央に戻します。

  • 場外に出た際にポイントが発生するポジションであったとしても、試合中断の合図より前に成立していなければポイントは認められません。

サドンデス(オーバータイム):

  • 試合終了時にスコアが同点の場合、サドンデスマッチが行われます。

  • サドンデスでは、制限時間なしで試合を行い、先にポイントを獲得した競技者が勝者となります。

その他:

  • 試合中に負傷した場合、または医師が試合続行不可能と判断した場合は、レフェリーが試合を中断し、状況に応じて勝敗を決定します。

  • 詳細は、ルールブックの47.1項を参照してください。

  • 試合結果に異議がある場合は、所定の手続きに従って抗議することができます。

柔術衣の規定

  • 柔術衣は、SJJIFルールブックの35.1-35.13項に記載されている規定に準拠している必要があります。

  • 規定に違反している場合は、試合への出場が認められない場合があります。

  • 詳細は、ルールブックの35.1-35.13項を参照してください。

帯の規定

  • 帯は、SJJIFルールブックの29条および30条に記載されている規定に準拠している必要があります。

  • 帯のランクは、選手の技術レベルを正確に反映している必要があります。

  • 詳細は、ルールブックの29条および30条を参照してください。

免責事項: ここに記載されている情報は、あくまでSJJIFルールブックを参考にまとめたものです。最新の情報や詳細なルールについては、SJJIFの公式ウェブサイトをご確認ください。