IT エンジニアの未来 〜一流のエンジニアと、AI のお手伝いとの二極化〜

先週の金曜と土曜、心に残ったことがありました。

金曜は、強い同僚とのペアプロです。
ローカル環境にてサービス間の連携が上手く行かず途方に暮れ、その方に相談したところ、見事に、しかも迅速に解決してくださいました。
どうやって提示してくださった解決策に至ったのかをお尋ねしたところ、今の自分ではいくら足掻いても辿り着けないような過程の調査を、あっという間にこなされていたことが分かりました。
あまりの見事さと力量差に、胃が痛くなり、嬉しく、気が引き締まりました。
自分なんかとペアで作業して頂くのは勿体ないと心底思います。

土曜は、珍しく、同じプログラミングスクールの出身の友人達と会いました。
そのうちのお一人が、「これからは、エンジニアは、一流の人達と、AI のお手伝いみたいな人達とに二極化していくんじゃないですかね」という予測を聞かせてくれました。
内容としてはネットでも見たことがあるようなものでしたが、上手くまとめられていて心に響きました。
特に「AI のお手伝い」というのは、なかなか惨めな響きであるように感じ、なおかつ、自分のここしばらくの姿を的確に表しているように思い、自分はこのままで良いのかと自問自答しました。

正直、自分がその二極化のうちの「一流の人達」側になっていく可能性はほとんどないように思います。
一流の人達と比べると、歴がまるで違います。
また、学習意欲についても、自分は趣味として楽しいほどではないので、差は開くばかりです。

このように考え始めてみると、そもそも、Udemy 講師になるという直近の目標ですら、見通しが甘いかもしれないと思い始めました。
自分が提供しようと思っていた講座は AWS の資格取得用のものですが、そもそも、AWS 技術への需要が今後も高止まりし続けるかは怪しいです。

まあ、「エンジニアをやめられるほどの資金を得て社会貢献のためにキャリアチェンジ」という夢物語が潰えるとしても、自分は何か強みを作らないと生き残りが厳しいのは明白ですし、今は AWS の学習が楽しいので、今しばらく学習に専念しようと思います。

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