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日陰になりたい

 一般的に、エッセイというと面白おかしく日常であったことを綴るのが主流なようだけれど、わたしのエッセイのテイストは真逆をいっていると自分なりに思う。
 そこは意識している部分でもあって、ひんやりした日陰のようなテイストが特徴のエッセイを目指している。
 真夏の日差しのようなぎらついて、主張の激しいテイストは、わたしには合わないし、押し付けがましい内容はわたし自身が書いていて苦しい。
 誰かにとって、避暑地になるような作品が書けたなら嬉しい。