『マンスフィールド・パーク』 1

古書西荻モンガ堂さん(https://mobile.twitter.com/monga_book)で見つけた『ナボコフの文学講義』がとても面白い本でした。


モンガ堂さんにはお店の中央に貸し棚があります。
その中でもM&M書店さんの貸し棚を最近はよく買わせてもらっており、今回の一冊もその一つです。

上下巻、実は流し読みしかしていません。それは、ナボコフが紹介している小説がどれも面白そうで、読んでから再読したいと思ったからです。

どれから読もうかと思いましたが、冒頭で紹介されているジェイン・オースティンの『マンスフィールド・パーク』が、最近岩波文庫で新訳が出ていたことを知り、読み始めました。
最近見ていないので比喩として適切かはわかりませんが、第○部第○章と区切られて展開していく様は、面白い朝ドラを毎日欠かさず見ているような感覚です。
目立たないことで心理描写が異様に目立つ主人公ファニー、こんなイラッとする人いるよね感を集めたようなノリス夫人…人間が面白いです。

まだ第一部(全体の4分の1ほど)を読み終わったところですが、楽しみです。