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【スパイクカップneoベスト32】ロストヌメルゴンのすゝめ

皆さん、はじめまして。
しらす(@poke_shirasu)と申します。

7月17日(日)に行われたスパイクカップneoにおいてロストヌメルゴンを使用し、予選7-1・ベスト32という結果を残すことが出来たので、備忘録も兼ねてデッキの解説をしていきたいと思います。


環境予測とデッキ選択の理由

パルキアとアルセウスとギラティナとミュウ!
プラスで少し非ルール!(レジ軍団・かがやくリザードンバレットなど)

というふうにざっくりと考えていました。

そんな環境デッキを見てみると実は青天井のデッキがありません。最大火力が決まっています。

ということは、その最大火力さえ耐えてしまえばいい。
でもそんな280ものダメージを耐えれるポケモンなんて……

原種より好きです

いました。

技を打てば驚愕のダメージ −80。しかもVstarパワーも自身の性能に噛み合っています。

ただ3エネ要求に水と鋼の2色…さすがに厳しいか…

やあ。

ということでヌメルゴンをロストギミックを利用して構築してみようとなりました。

またヌメルゴンが厳しめなハピナスミルタンクやジュラルドンが環境的に減りそうだったこともこのデッキを握る上で追い風だと感じていました。

当日のマッチング

マッチングを振り返ると、概ね環境予測は合っていたのかなとは思います。


デッキリスト

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採用カード解説

<ポケモン:13枚>

・キュワワー  4枚

ロストギミックの根幹。いちばんスタートしたいポケモンなので4枚。
ゲームで使うのは2枚なので3枚目以降はトラッシュやロストに送っちゃってください。

・ヌメルゴンライン   3枚-3枚

スタートして欲しくない+試合で使うのは1枚か2枚なので3-3での採用。
Vstar4枚のリストも見かけますが、初手にかさばっても困るので1枚はハイパーボールとしました。

・ネオラントV       1枚

「はなえらび」や「かくしふだ」でアクロマの実験が引けなかった際の保険。
一応アクアリターンが打てることもお忘れなく。

・かがやくゲッコウガ  1枚

ドローソース兼アタッカー。
月光手裏剣が打ちたかったからヌメルゴンにしたまであります。

・ウッウ  1枚

エネなしで技が打てるサブアタッカー。
後1から殴り始める札としても優秀です。

<グッズ:22枚>

・ボール系統

クイックボール  4枚
ハイパーボール  1枚

キュワワーやゲッコウガ、ヌメルゴンなどたねポケモンで触りたい札が多いためクイックボールは最大数での採用。ヌメルゴンVstarに触れることごできるハイパーボールも1枚採用。

・ミラージュゲート  4枚

ミラージュゲート3枚の構築も見かけますが、ここの枚数は妥協できないものだと考えます。実際にゲームにおいて使いたい枚数は2枚もしくは3枚なのですが、クイボのコストやはなえらびで1枚は使えないことが多いので安心の4枚採用を推奨。
余ったら後述するすごいきずぐすりのコストに使ってください。

・入れ替え系統

回収ネット  4枚
ポケモンいれかえ  3枚
ふうせん  1枚

ロストギミックの根幹とも言えるキュワワーを動かすためにも回収ネットは最大数。
ポケモンいれかえも最大数採用したい気持ちは山々ですが1枚をふうせんに譲りました。

・こだわりベルト  1枚

ビックパラソルに枠を譲る形で1枚としましたが、2枚必要だと思っています。ただ枠がない…

・ビックパラソル  1枚

環境にいそうなギラティナのスターレクイエムやヤミラミのロストマインなどの対策札。
レジアイスのブリザードバインドなども防げる偉い札。
(ギラティナにはロストスイーパー入ってるんで気持ち程度になることも多いのですが…)

・エネルギーリサイクル  1枚

ミラージュゲートを打ちたいのにエネがない…なんてことを防ぐために。
ふつうのつりざおでもいいのでは…?と言われるかもしれませんが絶対に戻したいポケモンがいないことや多くの枚数のエネルギーを山に戻したいことからエネルギーリサイクルの採用となりました。

・すごいきずぐすり  2枚

モイストスター以外での回復手段としての採用。回復手段は多いに越したことはないと思ってます。

<サポート:9枚>

・アクロマの実験  4枚

打たなきゃ始まらないので最大数。

・ボスの指令  2枚

序盤のサポートとしてはアクロマを打ちたい関係上、ボスを打つ機会があまりないため2枚の採用。
終盤にゲームを終わらすために打つことが多いです。

・手札干渉

マリィ  1枚       ツツジ  1枚

マリィに関しては中盤に打てる手札干渉、ツツジに関しては終盤に打てる手札干渉としての採用。
ボスに触らせたくないので、ここの2枚は結構重要な役割を果たしていると思います。

・メリッサ  1枚

ヌメルゴンを使いたくなった理由のカード。
メリッサを使うとヌメルゴンを倒すのに470ダメージが必要になります。
2枚採用のリストも見ますが、序盤に来ても使えなく弱い札のため1枚での採用。
メリッサ使わなくても勝てる試合は多くあります。

<スタジアム:2枚>

・トレーニングコート  2枚

かくしふだのコスト確保、手張りのエネ確保などなど用途多彩なスタジアム。
環境に多いため貼り返せないで場に残り続けてしまうというデメリットも。

<エネルギー:14枚>

・水エネルギー  6枚
   鋼エネルギー  5枚
   キャプチャーエネルギー  3枚

ミラージュゲートを使う関係上、基本エネルギーの枚数は多いに越したことはないと思っています。
月光手裏剣を打つ機会がかなりあるため水エネルギーを多めの採用。
キャプチャーエネルギーは最初は4枚の採用でしたが、基本エネルギーを引きたい時に限ってキャプチャーエネが引っかかることが多かったため、1枚を鋼エネルギーに変更しました。
エネルギーの枚数に関しては個人の好みが出るところだと思うので回しながら調整していってください。


不採用カード

・マナフィ
月光手裏剣で倒されるのがキュワワーしかいなく、月光手裏剣を打たれても被害が少ないことやプレイングでカバーできると感じたため不採用。

・あなぬけのひも
前を殴りたい時が多いため、ひもではなくポケモンいれかえを優先。1枚入れ替えても良いかもしれません。

・モミ
回復にサポ権つかうのはちょっと…ってことで不採用。すごいきずぐすりでほぼ同じ動きができると思ってます。

・ロストスイーパー
特段割りたい道具やスタジアムが見当たらなかったため不採用。

・結晶の洞窟、エイチ湖
トレーニングコートより使い道があるかと言われると疑問しか無かったため不採用。
結晶の洞窟に関しては、試してみる価値はあるかもしれません。

その他、こんなカードどうですか?という質問がありましたらお気軽に聞いてください。


デッキの回し方

状況や対面の相手によってかなりプレイングが変わってくるのでここではざっくりと書かせていただきます。

【序盤】
キュワワーとアクロマの実験を使ってロストを肥やしましょう。
アクロマの実験が手札に来なかった場合はネオラントを積極的に使ってしまって大丈夫です。

クイボやキャプチャーエネではキュワワー>ヌメルゴン>かがやくゲッコウガの順で優先していました。

後1ウッウは狙い得です。

【中盤】
ミラージュゲートからヒスイヌメルゴンを始動させましょう。
相手のデッキによってどこまでダメージが出るのかと考えて後続を準備することが必要になります。

また、非ルール(パルキア対面でのメッソンなど)に対してウッウを投げたくなる気持ちはありますが、ヌメルゴンで殴った方が強い時もあります。(無理やり倒すにはあなぬけボスなど複数のカードが必要になるため。)

ヌメルゴンが倒されそうになったらVstarパワーを切ってしまって大丈夫です。

【終盤】
メリッサ・ボス・ツツジ・アクロマとその場にあったサポートを使って詰めましょう。
最終盤面としてはヌメルゴンVstarのみの盤面が理想です。


最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。


ロストヌメルゴンの魅力が少しでも伝われば幸いです。

まだまだロストヌメルゴンには改良の余地がたくさんあると思っています。ぜひ色々な構築を見せていただきたいです。


ご質問や追記して欲しい内容などごさいましたら遠慮なく私のTwitter(@poke_shirasu)にDMしてください。
できる限り対応させていただきます。

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